食べ物執着エッセイ

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ヒイヒイ爺さんが食べた大統領の晩餐

1860年、遣米使節団の一員としてアメリカに渡った我が家のヒイヒイ爺さん。最近まで鎖国してたのに、いきなり行って大変だった海外!現代の日本人もついやってしまう、荷物に米や醤油を詰め込んでの渡米となりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

えーここでもう一度言います、咸臨丸は「護衛船」としてサンフランシスコに行っただけ!ワシントンDCまで行った正使団が、別にいたんです!

いわば、咸臨丸は『仮免

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日本初海外出張団!お醤油が恋しいお侍さん達

幕臣だった私のヒーヒー爺さんにあたる人は、時は幕末万延元年(1860年)、遣米使節団の一員として軍艦ポーハタン号に乗り、アメリカにやってきたお侍さんの一人である。

海を渡ったサムライといえば咸臨丸、と思われがち。実際そうなのですが、実は咸臨丸が到達したのはサンフランシスコまで。これとは別に、ワシントンDCまで行った正式な使節団がいたのでした。

この使節団がワシントンに上陸した記念碑の除幕式があ

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大統領の食卓

食は人をあらわすといいますが、去年選挙中にこんなnoteを書きました。

そして今年、トランプのおっさんが新たに大統領に就任してしまいました。今回は食べ物以外の話はぐぐぐぐっと我慢して・・

超潔癖、野菜嫌い、っつーか食べ物にあまり興味なし。こんなおっさんが居座るホワイトハウスでの食事は、どんな感じになっていくのでしょう。

ケーキぱくっちゃいました

と思っていたら、就任式では、オバマの就任式の

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MariCafe新規開店

なんだか普段食べ物のことばかり考えているし、ここでもそんなことばかり書いたりもしていますが、お料理についてちゃんとしたブログを作ってみようと思いたって作ってみました。

ちゃんとロゴも作ってみたり、ドメインも買ってみたりしたぞ!

書いているのが私なので、決してキラキラお料理ブログにはなりそうにもありませんが「実は大して料理が上手なわけではないのに、何かあるとついカッとなって色んなものを作ってしま

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食中毒シリーズその2:ファラオの呪い

私がnoteに書いている文章の中で最も読まれている記事歴代2位にまで上り詰めてしまった食中毒シリーズ。今回は(症状が)軽めのやつです。

🚽

ぼちぼち色々な国を旅する機会があったけど、その中で一番食べ物がイケてなかった国はどこかと聞かれたら、迷わず「エジプト」と答えるでしょう。

イスラエルで開かれた友人の結婚式に出席したついでに寄ることにしたエジプト。

イスラエルではビーチで飲み騒ぎ、アジ

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食中毒シリーズその1:病院は4度聞く

序章はこちら

友人達と連れ立って、ワイン好きが主催するワインテースティングの会に参加した。毎回テーマがあり、それに合わせて皆でワインを持ち寄るのだが、その日のテーマは「10ドル以下で買えるワイン」。

安く買える美味しいワインを皆で探そう・・という趣旨だったが、主催者の小さなワンベッドルームのアパートには50人ほどが押しかけて、中庭で騎馬戦を始めるもの、家の中にあったヌンチャクを振り回すものも現

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食中毒シリーズ序章〜嬉しくない大当たり

朝、仕事に行く前に旦那が「今日のコーヒーの淹れ方失敗した、味が全然違う。エスプレッソは難しいな」と言いながら出ていった。

起きてきた子供に朝食を食べさせ牛乳をコップに注いだ。コップに注がれた牛乳を子供は「ごくっ、ごく」と音をたてて2回ほど飲んだ後で

「・・ママ、この牛乳バナナの味がする」

鼻を近づけるともう紛れもなく牛乳は・・・腐っていた。これをバナナと表現する子供の味覚面白いな…っていうか

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ビッグナイト・幻のティンパーノ

旦那の実家は家族経営の小さなレストランをやっていた。そのせいか(いや絶対そのせいなのだけれど)、どうも中華料理屋やインド料理屋など、いかにも移民による家族経営零細企業のレストランを見ると、ちゃんと客が入っているか気になってしまう。

特に西海岸と比べてアジア人がマイノリティであるワシントンDCに住んでいた頃は、美味しいのにお客があまりいない、という移民系のレストランに時々遭遇することがあった。

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Happy Holidays、お祝いそれぞれ

「最近のアメリカでは、キリスト教徒ではない人にも気を使い、メリークリスマスではなくHappy Holidaysと言います気をつけましょう」というツイートを目にしました。

そういえば我が家に来たカードもメリークリスマスって書いてあったの3割ぐらいだったなぁ。自分もアメリカで社会人をやって少なくても10年ぐらい、Happy Holidaysは使ってるなぁ。

でも実際体感として、ポリティカル・コレク

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人生で最高の食事、弱った編

子供が生まれるちょっと前、冬休みに日本に里帰りしたついでに、夫と初めてベトナムを訪れた。

カリフォルニアの天候に慣れきった体は案の定、暖房の行き届かない真冬の日本の家で風邪をひき、出発前に発熱。ギリギリまで寝込んでしまった。

見知らぬ環境、見知らぬ土地で病気が悪化したらどうしよう、とパニックになったが、有難いことに、弱った体に1月でも暖かいベトナムの空気は優しかった。あれだけの量のオートバイが

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