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好きなものたち

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私の心にあるものたちです。
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#スキしてみて

ペンギン・ブックス

ペンギン・ブックス

ペンギン・ブックスは、ロンドンに本拠地を置くイギリスの出版社です。
現在は、アメリカのランダムハウス社と合併により設立された、ペンギン・ランダムハウス出版社の出版物として、世界に知られています。

この本の装丁が、とても好きです。

この出版社から、
「ペンギン・ブックスが選んだ日本の明短篇29」
という本が出ています。

これが、世界で読まれるニッポンの小説!
ニッポンを知り、小説を知る。世界が

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鳥獣戯画キャラのみなさん

鳥獣戯画キャラのみなさん

温かいお茶が恋しいような、涼しい風を感じる季節になった。

柳桜園茶舗のかりがねほうじ茶「香悦」が好きだ。
味ももちろん、香りがとても良い。
そして、缶に鳥獣戯画がついている。

見つけた時に買うか、通販で買うかしていたが、何と近所のスーパーに置くようになっていて驚いた。
普通のスーパーで香悦が購入できる喜びで、機嫌が良い。

鳥獣戯画は、元気のない時に見ると、ふっと笑いが出る。

大人気もなくこ

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母のレシピ帳

母のレシピ帳

その昔、母が若い時代には、花嫁修行というものがあったらしい。
お裁縫、茶道、華道、マナー・・・など。

他界してしまってから、母の引き出しを片付けていると、一冊のノートが出てきた。
料理教室のレシピを書き留めたり、昭和感満載の藁半紙にガリ版刷りのプリントがたくさん貼られている。
何も語らずに逝ったけれど、このノートが私の味覚を育ててくれたのかと思った。

ストロベリーのババロア、エッグクロケットに

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ぐるぐるのバターナイフ

ぐるぐるのバターナイフ

多分、古いものなのではないか?と思うのだが、いただいたバターナイフのデザインが、ぐるぐるしていて面白い。
シルバーでできている。
詳しくはないのだが、このメーカーのもので、この模様をみたのは初めてだった。
そして、小さい。
10センチに満たない。

このぐるぐるが気になる。
何のモチーフなのかな。
それに、4本入りというのも、単位として不思議な感じだ。

でも、何だか楽しくなる。

勝手な妄想を始

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舞踏会の手帖

舞踏会の手帖

日常に起こったことから、ふと思い出すものがある。
今日は、何をみて思い出したのかしら。

『舞踏会の手帖』は、銀座の映画館で一人で鑑賞した。
大学は午後からでよくて、アルバイトもない平日だったように思う。

『舞踏会の手帖』と『巴里祭』は同じ時期にみた気がする。
古い白黒映画だから、映画館はがらがらだった。
思い出したのは、『舞踏会の手帖』の方だ。

若くして未亡人になったクリスチーネが、孤独や空

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Valerie Casado

Valerie Casado

フランス女性陶芸作家 Valerie Casado(ヴァレリー・カサド)の陶器を知ったのは、今から6年前くらいだろうか。
土の上にアンティークのレースがかかっているような美しい器に惹かれた。

南フランスのアトリエで、一切機械を使わずに手作業で作られているそうだ。
実際、作家自身が蚤の市などで見つけたアンティークレースやボタンなどの模様を、型押ししているのだそうだ。
お皿の縁は、花びらのように薄い

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白檀の扇子

白檀の扇子

扇子を持ち歩く季節がきた。

白檀の扇子は、広げても畳んでも美しい。
美しい白い指に支えられた白檀の扇子・・・。
汕頭のハンカチーフ。
そして、日傘。

少し古めかしいくらいの、夏のスタイルが好きだ。

白檀が薫ると、爽やかさで涼しくなるような気がする。
気忙しい毎日の中で、
暫しの時間だけ、扇子を広げて優雅な気分になる。
そうして気持ちをシャンとさせると、背筋も伸びる。

水出し緑茶の中の氷が溶

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猫の舌

猫の舌

我が家の猫マロは、舌を出しっぱなしにしていることがある。
デメルのチョコレート『猫の舌』みたいだなあ・・・と思う。
「ソリッドチョコ 猫ラベル」のパッケージがとても好きだ。
ミルク、スィート、ヘール、の他に、冬季限定でキャラメルも出ていたようだ。
それぞれのフレーバーで箱の地色が違う。
もれなく猫が、金色の舌をベーっ!と出している。

確かに、猫の舌の形のソリッドチョコレートだけれど、
このチョコ

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