#読書感想文
うたかたの日々(日々の泡)
「泡沫」。
「うたかた」と読む。
水面に浮かぶ泡。
儚く消えやすいもののたとえ。
ボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」。
肺の中に睡蓮が生長してしまう奇病にかかったクロエと、恋人のお話。
毎年、冬に風邪をひいて咳が胸のあたりから出ると、
「肺に睡蓮の蕾がね・・・。」
曇った空の色に、モネの「睡蓮」の薄紫色が思い浮かんで、
そんな風に冗談を言っていた。
しかし、今年はそんな冗談は言えない。
コ
Think clearly
どうしたら、シンプルに考えられて、簡潔に説明できて、進む一歩が軽くなるだろうか?と考えていた。
そこを考えてしまう時点で、すでに自分の頭がシンプルでなかったということになるのだが、考え方の癖のようなものを、誰しもが持っているように思う。
私にとっての普通は、他の人にとっての普通ではないし、普通だと感じることを比べること自体に意味はない。
話が通じるか、通じないか、というのは、そもそも避けようがな