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カレーにえのき茸(ご飯の代わりに) 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 私の大好きな組み合わせです。

 庶民的な手軽さで入手可能な食材を丁寧に扱えば多數のバリエーションで変化を楽しめます。

 カレーにえのき茸をご飯の代わりに使います。

 コツは石づきの直上の柔らかいけれど一本一本がバラバラになっていない部位を敢えて少し残すこと。数本〜を一束にする感じでバラして電子レンジで温めます。こうすることで、数本のバルク(塊)感が有る食感が楽しめます。同時にスプーンでも簡単に掬(すく)えます。長すぎると感じるなら遠慮なく半分のサイズに変更して下さいね。敢えて食べにくくして違和感を楽しんでるだけなので。そうしないと食べ過ぎちゃう程カレー好きなのです(笑)。その辺のバリエーションは後程。食べ始めると適当な確率で数本〜の束がバラけていき2〜3本、最後には1本に。その都度の食感の変化を楽しめます。
 因みに以下全てに共通しますが加熱で出た水分はなるべく捨てて雑味を抑えるのも大切です。

 手抜きアレンジとしては電子レンジで一株丸ごと加熱調理し、石づき直上の柔らかい部位で切り落として石づきを処理します。あとはスプーンで適当に崩しながらえのき茸の切り崩し方を調節してえのき茸の食感を変化させて食べるという感じです。

 以下様々なバリエーションの紹介です。

【食感】
 えのき茸の形、長さの違いによる食感の変化を楽しむ

 石づきの異物だけを取り除いた後に全体をみじん切りにします。ごはん粒程度の大きさに調整するとまるでカレーライスとなり食感の違和感が減ります。
 違和感有ると思います。これもあくまで私流なので素直に石づきは捨てちゃうのが普通ですからお好みに合わせてみて下さい。

 石づきを取った後に先端の傘部位、棒状の柄の部位、石づき直上の柄がくっついてる部位とえのき茸の部位毎に器を分けて加熱調理すると各々の部位の異なる食感を楽しめます。

 初めに一部のみみじん切りにして取り分けて置くともう1つバリエーションが楽しめます。

 また応用動作として軽く炒めると食感が引き締まります。電子レンジの天ぷらモードでも良いかと。

【温度】
 電子レンジで一旦加熱するところまでは共通です。
そこからザックリ2択。

 1つはそのまま温かく頂くのが違和感無い食べ方です。しかし、余熱を取って敢えて冷蔵庫で冷し、冷たくしたえのき茸に温かいカレーと合わせるのも美味です。

 盛り付けの器は種類毎にこまめに分けるると良いです。カレー自体の温度や濃度が変わってしまうのを回避することが目的です。理想的な姿はカレーの食器、えのき茸のバリエーション毎の食器と分けてしまうという感じです。カレーの温度は高めにし、熱容量の大きな器で出すと温度差を良く楽しめますよ。

【味】
 素材の味を活かしたプレーンな味を基本にして、えのき茸なので

·ガーリックで味付
·バターで味付
 (おつまみとしてのえのきバターの仕上げ)
·つゆの素で出汁醤油の味

など、お好みで味付けしてみるのもアリです。
余り濃く味付けないのがコツかなぁ。私の場合は香りを楽しめる限界まで薄くしカレーとの競合を避けてます。

 その上でえのき茸を都度カレーをつけ汁のようにして頂く感じです。スプーンで冷たいえのき茸を掬(すく)って温かいカレーを絡めて頂きます。えのき茸の上品な味わい、舌触りと冷たさ、対するカレーの暖かさとコクを口の中でカオス状態にして楽しみます。

 手頃な食材を丁寧に扱って色々バリエーションを楽しんでみて下さい。(笑)

蛇足
 かなりの変化球ですが、【味】のバリエーションとしての敢えてなめ茸でえのき茸を軽く味付けするのが好きです。


なめ茸で軽くえのき茸を味付け



 

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