100万冊の本を読む

100万冊の本を読むことを目標にnoteの投稿を始めます!本の感想やおすすめ度など色々…

100万冊の本を読む

100万冊の本を読むことを目標にnoteの投稿を始めます!本の感想やおすすめ度など色々書いていきたいです。

記事一覧

120冊目:量子モナド理論は完全調和への道

保江邦夫とはせくらみゆきの共著。 素領域とは 保江邦夫が空間を石鹸に例えるなら、白い石鹸液の部分は完全調和。空気が入っている泡の部分は空虚。真空であり、何もない…

119冊目:明治日本散策

本書は鎖国を終えた明治時代に東京を訪れたフランス人実業家「エミール・ギメ」と画家のレガメとの日本旅行の記録の一部になる。 当時の日本人の様子や街並みを文章や挿絵…

115-118冊目:最近の読書

115冊目:皿の中に、イタリア 内田洋子さんのイタリアでの生活を食の視点から描かれたエッセイ。 普通の観光客が思い描くようなイタリアとは全く違う泥臭い、誰も知らない…

114冊目:人生は20代で決まる

この本は今年読んで良かった本ランキング1位かもしれない。内容的にはよくあるアメリカの本のスタイルで、カウンセラーのメグ・ジェイさんが、さまざまな課題をもつ20代の…

113冊目:マッキンゼーで学んだ「段取り」の技法

大尊敬する会社の上司が元マッキンゼーなので、どれだけすごい会社なのか興味が湧いて読んだ。 そしたら、この本にもその上司が言っていたことと同じことが書いてあった。…

112冊目:樹木の教科書

木が好きだから、木のことを知りたくなった。 樹木には日本だけでも数千種類あるから全てを知ることは難しい。だから、この本は常緑高木・落葉高木・中低木とつるの3種類…

111冊目:Think Civility

「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略。 この本を読んで、「礼儀正しさ」を学んで社会人として働きたいと思います。 礼節とは近年、礼節は悪化し続けている。理由としては、…

109-110冊目:最近の本

コンビニ人間 話題になっていたから気になって読んでみたら予想以上に衝撃的な話だった。 コンビニ人間は何かの比喩かと思っていたけど、コンビニで働くことが生きがいの…

108冊目:わるい食べもの

ピンクと"けものちゃん"のイラストの表紙。この表紙、本を読めば読むほど可愛く愛着が湧いてくる。この本は作家「千早茜さん」の初エッセイ。そんな著者、千早茜さんは小学…

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107冊目:ファシリテーション・ノウハウ

会社でもらった本、何気なく読んでたけど社会で生きていく上で大事なことが凝縮されていた。 そもそもファシリテーションとは、「チーム活動を促進する、引き出してまとめ…

106冊目:美味礼讃

今まで読んだ物語の中で1番読み応えがあった。この物語の主人公はあべの辻調理師専門学校の校長「辻静雄」で、彼は日本に本格的なフランス料理を移入した最初の人だった。…

105冊目:選択の科学

選択という日常的な行為を科学的に研究した内容がこの本には書かれている。 集団主義と個人主義の社会 本書の序盤に社会的価値観とパフォーマンスの実験の話がある。アン…

104冊目:一切なりゆき

樹木希林さんの名言が詰まった一冊。 ずっと読みたかった本。映画を見て、演技が凄くて、偉人のような遠い存在だと思っていた人だったけど、この本を通して樹木希林さんの…

103冊目:裸でも生きる

マザーハウスの代表兼チーフデザイナーである山口絵里子さんの半生が赤裸々に語られているビジネス戦記。壮絶な人生、めっちゃ面白かった。この本を読み終わった今、仕事で…

102冊目:本日は、お日柄もよく

今度友人の結婚式でスピーチをすることになった。結婚式の参加も、スピーチも初めて。 そんな時に出会った原田マハさんのこの本は、スピーチライターのお話。結婚式の祝辞…

101冊目:エッセンシャル思考

話題の本を読んでみました。電子書籍で読んだので、引用する際のページ番号が紙の書籍と異なるかもしれない可能性があり、ページ番号は省いております。 エッセンシャル思…

120冊目:量子モナド理論は完全調和への道

120冊目:量子モナド理論は完全調和への道

保江邦夫とはせくらみゆきの共著。

素領域とは

保江邦夫が空間を石鹸に例えるなら、白い石鹸液の部分は完全調和。空気が入っている泡の部分は空虚。真空であり、何もない、完全調和ではない部分という。

この泡がたくさん集まったものが宇宙。普通に私たちがイメージする宇宙は何もない真空だが、実は石鹸の白い成分のような完全調和が張り巡らされていることになる。

イマジナルセルとは

はせくらみゆきさんの著書

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119冊目:明治日本散策

119冊目:明治日本散策

本書は鎖国を終えた明治時代に東京を訪れたフランス人実業家「エミール・ギメ」と画家のレガメとの日本旅行の記録の一部になる。

当時の日本人の様子や街並みを文章や挿絵から感じることができて、また視点が外国人が見た日本なのでユーモラスに描かれている。読んでいると自分もタイムスリップしたような感覚になるし、勉強にもなるのですごく面白い。

江戸から東京へ

江戸が東京に改名された。そのことについてのギメの

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115-118冊目:最近の読書

115-118冊目:最近の読書

115冊目:皿の中に、イタリア

内田洋子さんのイタリアでの生活を食の視点から描かれたエッセイ。

普通の観光客が思い描くようなイタリアとは全く違う泥臭い、誰も知らない場所。カラブリア。その土地について著者が調べていた時に出会った魚屋のカラブリア出身三兄弟。無口な彼らから毎週、魚を買い、自宅で魚パーティーをする。

このエッセイに登場する食事はミラノの郷土料理(米料理やカツレツ)や、焼きたてでない

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114冊目:人生は20代で決まる

114冊目:人生は20代で決まる

この本は今年読んで良かった本ランキング1位かもしれない。内容的にはよくあるアメリカの本のスタイルで、カウンセラーのメグ・ジェイさんが、さまざまな課題をもつ20代の顧客と、彼らがどう、その困難を乗り越えたかのストーリーがカテゴリーごとに描かれている。

序章現在を生きる

時代が進んだからか、技術が進歩したからか、今では、これまでに比べ平均的な結婚や出産年齢が上がっている。20代は30歳からが人生の

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113冊目:マッキンゼーで学んだ「段取り」の技法

113冊目:マッキンゼーで学んだ「段取り」の技法

大尊敬する会社の上司が元マッキンゼーなので、どれだけすごい会社なのか興味が湧いて読んだ。

そしたら、この本にもその上司が言っていたことと同じことが書いてあった。

例えば思考の枠となる、フレームワーク。

「空雨傘」

この「事実→解釈→行動」の3つを徹底することでアウトプットの説得力が高まる。

ただ、こういうのはよくあるテクニックだが、この本質は思考法になる。「顧客の利益を最大化する(バリュ

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112冊目:樹木の教科書

112冊目:樹木の教科書

木が好きだから、木のことを知りたくなった。

樹木には日本だけでも数千種類あるから全てを知ることは難しい。だから、この本は常緑高木・落葉高木・中低木とつるの3種類に大きく分類して、それぞれの特徴を写真付きで解説してくれている。すごくわかりやすい。

樹皮が剥がれる理由

この前山登りをした時、樹皮がベラベラに剥がされていて痛々しかった。動物に食べられたのか、わざとなのか、人間のせいなのか、分からな

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111冊目:Think Civility

111冊目:Think Civility

「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略。
この本を読んで、「礼儀正しさ」を学んで社会人として働きたいと思います。

礼節とは近年、礼節は悪化し続けている。理由としては、グローバリゼーションで、文化によって礼節の基準が違うことなどがある。また、近年はより自己愛が強くなっている傾向があり、誰かに酷い扱いを受けて当然な人はいないと信じている。

ここで確認、「礼節」とは。

礼節ある態度とは…

人に感謝する

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109-110冊目:最近の本

109-110冊目:最近の本

コンビニ人間

話題になっていたから気になって読んでみたら予想以上に衝撃的な話だった。

コンビニ人間は何かの比喩かと思っていたけど、コンビニで働くことが生きがいの主人公のことだった。現実かどうかは別として、そういう人がいるんだろうなと思わせる、凄くリアルな文章だった。

コンビニの音、かすかな人の動きと、一瞬の思考。そこで出会うお客さんや店員、完成されたコンビニという社会。身に覚えのある情景があ

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108冊目:わるい食べもの

108冊目:わるい食べもの

ピンクと"けものちゃん"のイラストの表紙。この表紙、本を読めば読むほど可愛く愛着が湧いてくる。この本は作家「千早茜さん」の初エッセイ。そんな著者、千早茜さんは小学生の大半をアフリカのザンビアで過ごしている。そんな個性的なバックグランドを持つ著者のアフリカで感じた食、日本人のアイデンティティとしての食、超甘党としての食、このエッセイにはいろんな食についての体験談が書かれている。

この本を読んだ後、

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107冊目:ファシリテーション・ノウハウ

107冊目:ファシリテーション・ノウハウ

会社でもらった本、何気なく読んでたけど社会で生きていく上で大事なことが凝縮されていた。

そもそもファシリテーションとは、「チーム活動を促進する、引き出してまとめるコミュニケーションスキル。」
この引き出す方法とまとめ方と、その他様々なスキルを紹介。

スキル1: 引き出す

多様な意見を引き出すには、自由に発言できる雰囲気作りが大切。リアクションやアイコンタクトももちろん大切だけど、私的ポイント

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106冊目:美味礼讃

106冊目:美味礼讃

今まで読んだ物語の中で1番読み応えがあった。この物語の主人公はあべの辻調理師専門学校の校長「辻静雄」で、彼は日本に本格的なフランス料理を移入した最初の人だった。フランスの一流店を食べ歩き、味を覚え、記録し、教える、壮大なストーリーが淡々と進んでいくギャップに自分の感覚もだんだん麻痺していった。

序章

もともと新聞記者だった辻静雄は結婚し、婿養子となった。義父の元で料理学校をすることになったが、

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105冊目:選択の科学

105冊目:選択の科学

選択という日常的な行為を科学的に研究した内容がこの本には書かれている。

集団主義と個人主義の社会

本書の序盤に社会的価値観とパフォーマンスの実験の話がある。アングロ系アメリカ人(個人主義社会)の生徒とアジア系アメリカ人(集団主義社会)の生徒を比較し、自己選択権がある場合と、選択権がない場合でパフォーマンスがどう変わるかを見る。

するとアングロ系の生徒は自己選択が可能な時に最も成績が良く、アジ

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104冊目:一切なりゆき

104冊目:一切なりゆき

樹木希林さんの名言が詰まった一冊。
ずっと読みたかった本。映画を見て、演技が凄くて、偉人のような遠い存在だと思っていた人だったけど、この本を通して樹木希林さんの言葉や考え方に共感し、少し親近感が湧いた。



樹木希林には欲がない。物事に対する執着がない。家族に対しても、自分自身に対してもない。女優という仕事にも執着がなく、辞めろと言われればやめるという。少し人間らしくないかもしれないけど、その

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103冊目:裸でも生きる

103冊目:裸でも生きる

マザーハウスの代表兼チーフデザイナーである山口絵里子さんの半生が赤裸々に語られているビジネス戦記。壮絶な人生、めっちゃ面白かった。この本を読み終わった今、仕事でちょっとバングラデシュに関わることになって、相変わらず本と出会うタイミングが完璧だった。

山口絵里子について

努力の人。学生時代は柔道に励み、男子部員に混じって死ぬほど練習をする。大学では開発学を勉強し、のめり込む。発展途上国の現場を知

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102冊目:本日は、お日柄もよく

102冊目:本日は、お日柄もよく

今度友人の結婚式でスピーチをすることになった。結婚式の参加も、スピーチも初めて。

そんな時に出会った原田マハさんのこの本は、スピーチライターのお話。結婚式の祝辞から選挙演説とスピーチを通して世界が変わっていく様子が描かれていてすごく面白かった。

そしてあわよくば、この本で学んだことを本番のスピーチに活かしたい。

スピーチの極意 十箇条

スピーチの目指すところを明確にする

エピソード、具体

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101冊目:エッセンシャル思考

101冊目:エッセンシャル思考

話題の本を読んでみました。電子書籍で読んだので、引用する際のページ番号が紙の書籍と異なるかもしれない可能性があり、ページ番号は省いております。

エッセンシャル思考とはそもそもタイトルになっているエッセンシャル思考とは何か。それは、短い人生の中の、残されたわずかな時間をどう使うかという問いに対する生き方の選択肢のようなものだと思う。

選ぶことを選ぶ

大人になるということは、つまりできることが増

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