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107冊目:ファシリテーション・ノウハウ

会社でもらった本、何気なく読んでたけど社会で生きていく上で大事なことが凝縮されていた。

そもそもファシリテーションとは、「チーム活動を促進する、引き出してまとめるコミュニケーションスキル。」
この引き出す方法とまとめ方と、その他様々なスキルを紹介。

スキル1: 引き出す

多様な意見を引き出すには、自由に発言できる雰囲気作りが大切。リアクションやアイコンタクトももちろん大切だけど、私的ポイントだと思ったことは「言葉選び

ポジティブな思考を促したいときにはポジティブな言葉で質問する。
例えば、「どうしてうまくいかないの?」を「どうすればうまくいくと思う?」に言い換える。それだけで気持ちが前向きになる。

他には、「フレームワーク」を使って意見を引き出す。

例えば、GROWモデル。
Goal 理想、Reality 現実、Options 解決先、Will 実現可能性 を考えるやり方。

スキル2: まとめる

まとめるには「見える化」する。ホワイトボードとマーカー、紙とペン、付箋などを使う。ノートの取り方までこの本は教えてくれている。

スキル3: 段取り

段取りはいわゆる根回し。最終決定権を持つ人が誰か、その人には事前に話を通しておくことや、会議が沈黙にならないために発言を求める内容を事前に伝えておくなど。

すると各自が必要な情報を会議前にインプットする時間も持てる。

会議前には①タイトル、目的 ②日時 ③会議のゴール ④話し合う議題 の4点をホワイトボードに書き、共有する。

スキル4: 情報収集

情報収集のコツも紹介されている。例えばネットで検索するとき、検索するコツは検索ワードを掛け合わせること。

「調べたいことの内容」× 「条件」

例えば 「職場改善 条件」のように検索する。条件以外にも「ポイント」や「特徴」のような言葉もおすすめ。

その他

時間管理方法やホワイトボードの使い方、人の種類別話し方もあって面白かった。

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