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#マーケティング

SDLがいつの間にか当たり前の世界になっているよ、さて、どうしよう!?  の回

SDLがいつの間にか当たり前の世界になっているよ、さて、どうしよう!?  の回

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「サービス・ドミナント・ロジック」。サービスが主体のロジック...何の?どうやらビジネス全ての。SDL・・・初めて聞くけれど、学んでみたら身近というか、我々の超ど真ん中の話。

GDLとSDLの整理Service Dominant Logic(SDL)に対し、これ以前のフェーズ(というより世

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相手とどう関係すればモノを買ってもらえるか? に思いを馳せるマーケティングの回。

相手とどう関係すればモノを買ってもらえるか? に思いを馳せるマーケティングの回。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「リレーションシップ・マーケティング」と「サービス・マーケティング」。

「リレーションシップ・マーケティング」とは顧客との良好な関係(リレーション)づくりによって商品・サービスの満足度を上げ、長期的な利益を獲得するための手法のこと。
「サービス・マーケティング」はなかでもサービス価値に焦点

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無限広告時代にどう情報を届ければいいのか

無限広告時代にどう情報を届ければいいのか

こんにちは、トライバルメディアハウスのちろうです。

このnoteは、トライバルメディアハウスの代表である池田から同僚と一緒にマーケティングや経営や財務会計などについて学習するプログラムである、通称「池塾」の事前課題です。

今回も課題図書の内容から得られた重要な気づきをまとめていきます。

今回のテーマは「PR」です。

今回の課題図書どの本も違った角度からPRを捉えており(『影響力の武器』は人

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業界の片隅で、これからの広告のあるべき姿を考える。

業界の片隅で、これからの広告のあるべき姿を考える。

こんにちは、トライバルメディアハウスのちろうです。

このnoteは、トライバルメディアハウスの代表である池田から同僚と一緒にマーケティングや経営や財務会計などについて学習するプログラムである、通称「池塾」の事前課題です。

今回も課題図書の内容から得られた重要な気づきをまとめていきます。

今回の課題図書はこちら

マーケティングのすべての施策の目的は「意識の変化」か「行動の変化」のどちらかしか

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コミュニケーションの歴史

今回の課題図書はこちらの3冊です。
その中から「情報大爆発」について書きたいと思います。

2007年に発行された本だけど、書かれていることが、今現実に起こっていることが多く本当に10年以上前にかかれた本?…と想いながら読みました。

色々な具体例をもとに過去についての語りから、未来を予測するような
内容が続いており面白く読むことができました。

インターネットのルーツからインフルエンサーの存在ま

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コミュニケーションも組織も、情報ネットワークの構造と歴史を知ると理解が進みます

コミュニケーションも組織も、情報ネットワークの構造と歴史を知ると理解が進みます

台風19号により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます…

13回目にあいなります「Tribal Professional Academy(TPA)」。
今回のお題は「コミュニケーション戦略」です。

現代広告論以外は2007年に発行された著書ですが、古さを感じさせない内容です。

今回読んで「面白い!!」って思ったのが「情報大爆発」。

上半分がビジュアルで、下半分に解説、各ページは非常に

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強い事業の一員になるための“ふるまい”

強い事業の一員になるための“ふるまい”

2008年出版のこちらの本を久々に手に取ったんですが、一番刺さったのは「チーム作り」の話でした。

(中古なら1円で買えるというのに、金言だらけでおすすめです)

部分最適じゃアカンこの本は、終始してこれからの時代のマーケティング・コミュニケーションは「消費者本位」であることの重要性を説いています。消費者は情報を取捨選択するし、簡単には喜ばないし、めちゃくちゃ評価するし、という状態。そんな今だから

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価格と価値と審美眼と

価格と価値と審美眼と

こんにちは。トライバルメディアハウスでマーケティング担当をしている亀井(@kame1da1k1)です。

今日は価格の話を書きたいと思います。
「周りがこの値段だから、うちもこれで!」で価格を決めるのはもう止めようという話です。

どんなにいい商品やサービスであっても、最後に購入の壁となって立ちはだかるのは、いつも価格。増税悲しい。

しかし、人によって「高い」か「安い」と感じるか、今の時代かなり

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マーケティングは、誰かの願いを叶えるもの

マーケティングは、誰かの願いを叶えるもの

マーケティングというのはつくづくややこしい……

と、マーケティングの基礎をあらためて学ぶにあたり、以下3冊を読んで思ってしまった。

なぜ、マーケティングはややこしいのか?マーケティングの4P(Product,Place,Price,Promotion)を順々に紐解いていけば、極めて「経営」に近しい範囲をカバーしていることがわかる。

それはマーケティングが「買ってもらえる仕組み」をつくる活動で

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マーケティングについて範囲広すぎて書くことまとまりきらなかった回。

今回はマーケティング全般。範囲広いです。
課題図書はこちらです。

マーケティングの定義を今回の課題図書のグロービスから引用すると下記です。

マーケティングとは、顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動のことを指します。

『売れる仕組み』をつくるためには、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」といった経営資源をどのように活用していくかを常に考え続ける活動であり、完成されたものではなく現在進行形で変

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マーケティングの全体像を勉強したら、旧い知識の大切さも身に沁みるよ、という話。

マーケティングの全体像を勉強したら、旧い知識の大切さも身に沁みるよ、という話。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「マーケティング」です。詳しく言えば「マーケティング理論の変遷」と「マーケティング理論の全体像」。 

課題図書は3冊。

「わかる、わかるぞぉぉー!」 既視感にびっくりする。アラフォーにして経営どころかマーケティングの知識ゼロなのにマーケティングの会社に(うっかり)入れてもらい、やっと学び

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マーケターとして知っておきたい財務諸表の基本

マーケターとして知っておきたい財務諸表の基本

実は昔、会計士志望でした。
(体調ぶっ壊して挫折したのも、もう10年前の話)

今、私がチューターをしている社内研修プログラムの課題図書がこちらなのですが、理解を深めるために「会計のそもそも論」をまとめておきたいなぁと思い筆をとった次第です。

なんで財務諸表が必要なの?株式会社の持ち主とは?それは株主です。
では株主は、なぜ会社に自身の資金を投じるのでしょうか?
それは、投資した会社が成長すれば

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グロービスMBA経営戦略とLizzo

基本は音楽を中心としたカルチャーに書いているnoteですが、諸事情により定期的にマーケティングに関する書籍を読んだアウトプットとしても活用していきます。(ただ、カルチャーをコンセプトとしたnoteなので最後にきっちり何か紹介しておきます)

読んだ本「グロービスMBA経営戦略」ざっくりとした内容と感想先人たちが生み出してきた経営戦略の概念や理論、フレームワークについて、一通り網羅されていて、事例を

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成長企業の法則とくるり

今回読んだ本は「成長企業の法則」。とても分厚い本で、中をぱらぱらとめくるとまさかの二段構成になっており、読み応えがある本でした。

読んだ本「成長企業の法則」ざっくりとした内容と感想グローバルで成長し続けている企業をG企業(グローバル・グロース・ジャイアンツ企業)のトップ100社のランキングと成長している要因を読み解き、事例を交えながら紹介している本です。1冊で結構な企業の事例が紹介されており勉強

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