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#生活
これが住みたいということか
家について、最近よく考えている。
昔はダンゼン一戸建てに住むのが夢だったが、
今の私は賃貸で満足している。
近所付き合いが上手くいかなかった時のリスクとか、
ローンのこととか、挙げればつまらない現実的な問題である。
私の人生に糸づく家は、どれも贅沢とは言えないちっぽけな家だ。
実家は何度か話したように、四人家族なのに定員が三人の計算式が合わない小さな団地で、防音なんて無縁だった。
部屋数も少ない
『普通』を着脱したい
幼少期、私は大変に尖っていた。
特に小学生の頃なんて、人生で最大に尖っていたと思う。
人と違うことをするのが大好きで、
家庭科で作るナップサックのデザインをクラスで誰も選ばないペンギン柄を選んだりした。
その頃の女子はお揃いに魅力を感じる筈のお年頃で、
唯一無二を好む者など他に1人もいなかった。
小学4年生の時だったろうか。
クラスで音楽会をやる時、男子はカエルの王子様役、女子はお姫様役と分か