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戯言

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日々のこと、思い付いたことを書いてます。 責任のないことばかり書くので戯言です。
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#生活

友達がいる、というだけで最近は本当に嬉しく思える

友達がいる、というだけで最近は本当に嬉しく思える

ここ最近、友達についてよく考える。

もっと友達が欲しいな。と強く思うし、反面、大人になって友達を増やすことがとても難しいことだとも思う。
そもそも大人というものは、例え友達が新しく出来たとしても、どちらかの環境が変わってしまえば会う機会が減ったり、物理的に会えなくなってしまったりする。
生まれた時からずーっと聴き続けている「と・も・だ・ち」という響きが、こんなに難しく悩む必要性のあるものだとは随

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今日で閉店するパンケーキ屋さんに入った話

今日で閉店するパンケーキ屋さんに入った話

「おひとりさま」という言葉があるけれど、私は1人で外食があまり得意な方では無い。
1人が恥ずかしいというのは少し違って、どちらかというと「1人で食べているのを知り合いに見られたら恥ずかしい」の方が近いと思う。
だから、遠出をしたときは普段入れなそうな雰囲気のお店でも入れたりする。

「おひとりさま」にはもう1つ疑問があって、1人で食べている時にどこを見れば良いのか分からない。
特にファミレスのよう

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オススメどころの騒ぎじゃない

オススメどころの騒ぎじゃない

みなさん、Toon Blastというスマホゲームはご存知だろうか。
私のスマホの中で今も尚眠っているゲームである。

眠っている、というと飽きたのだろうとか、面白くなかったのだろうと連想するかもしれない。
そうではなく、このゲームを始めると時間が秒で溶けてしまい、恐ろしすぎて触るのをやめたのだ。
封印された、に近いだろう。
これはある種、怖い話だ。今も目を覚ます時を静かに待っているようである。

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私というカンパニー

私というカンパニー

危機管理能力が乏しいので、あらゆる場所で痛い思いをする。
怪我という意味で痛かったり、
出来事として痛い目をみたり、である。
もしも頭の中で会社のようにいろいろな部門が存在するとして、危機管理部門があれば万年人員募集といったところだ。募集ポスターも長年貼りすぎて風化していることだろう。

例えば後者でいうと、会社の中で超大切なデータを池に落としたことがある。
もう一度言うが、会社の中の出来事である

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「納豆」

「納豆」

最近、納豆が身体に良いという文言をSNSでよく見かける。
この定説はテレビや雑誌をはじめ昔から定期的に謳われていたと思う。
今日は納豆の話である。

どうやら納豆はシンプルに食すのみならず、何かを組み合わせると掛け算の法則で肌やら内臓やらが健康になるという。
元は豆を腐らせて作っているものがそこまで化けるのだから、たぬきもびっくり!てな具合だ。
活き活きとした刺身や生物より健康的なのだ。皮肉なもの

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線は続くよどこまでも

線は続くよどこまでも

ずっと楽しみにしていたCreepy Nutsのライブを見に行った。
Creepy Nutsとはヒップホップアーティストで、
最近はテレビやドラマ、映画にも出ている人気者二人組である。

なかなか足を運べていない私にとっては年に一度の恒例イベントになってしまっているが、
去年の今頃私は丁度転職前の狭間で、元彼の浮気も発覚前の
「どん底をまだ見ぬ」能天気な時分だった。
人生の修羅場を潜り抜けて何事も無

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これが住みたいということか

これが住みたいということか

家について、最近よく考えている。
昔はダンゼン一戸建てに住むのが夢だったが、
今の私は賃貸で満足している。
近所付き合いが上手くいかなかった時のリスクとか、
ローンのこととか、挙げればつまらない現実的な問題である。

私の人生に糸づく家は、どれも贅沢とは言えないちっぽけな家だ。
実家は何度か話したように、四人家族なのに定員が三人の計算式が合わない小さな団地で、防音なんて無縁だった。
部屋数も少ない

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帰る場所がある

帰る場所がある

名古屋に来て5年になった。
実のところ、私は今名古屋に住んでいることが人生の設計図において、てんで予想外な出来事である。

名古屋は父の出身地で、幼少期から時々墓参りに訪れていたので縁もゆかりも無いという訳ではなかった。
しかしその頃私の頭にはマイナスイメージばかり焼き付いていて、それもそのはず当時の記憶が消極的な思い出ばかりなのである。

親があんかけスパゲッティを嫌いだと言ったこと。
雨で東山

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どうやら、大人になるのが早すぎた

最近、常に一緒に居る女友達が2人いる。

大人になって親友なんて出来ると思っていなかったので、
新天地で仲良くしてくれる人がいることは恵まれている以外なんでもない。
3人で作ったグループLINEはおはようから始まり、仕事が終われば自然と報告し合う。
恋人にすら、そんなマメには報告しない。

2人は元々同じ会社だった人で、NちゃんとFちゃん。今はバラバラな生活をしていて、活動時間だって全く違う。

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相場が分からない

相場が分からない

生きていると時々、『相場』という単語にぶち当たる機会がある。

「人間の大人の歯って、全部で何本あるでしょ〜うか!?」

これもなんとなくの数を当てなければいけない、立派な相場。
中学時代家庭科の授業で当てられた時、私は「18本」という壊滅的な数字を出した。
この、クラスメイトに笑われた記憶が『相場』に苦戦した最初の記憶だ。
因みに答えは32本。ほぼ2分の1である。

大学三回生の時。
インターン

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天秤が偏りすぎている

天秤が偏りすぎている

常に明るくポジティブに、嫌なことも読みやすくネタにするnote。
普段私が心掛けているスタイルだ。
しかしもう、今日ばかりはドロドロに参ってしまったのでnoteで消化させて欲しい。

そんな記事読みたくないと思うので、
どうか読んでくださる方は私を慰める為に百円払うくらいのボランティア精神で進めてください…。

ざっくり広いテーマでいうと、家族の話。

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揺らぎない

揺らぎない

最近のマイブームを聞かれるとすれば、ハライチの岩井さんと答える。
はっきり言って彼は今の私にとって心の拠り所だ。

ハライチではなく岩井さん、と言ってしまうと「片ファンかよ、!」と四方八方ヤジが飛んできそうではあるが、(私も昔ヘビーなお笑いファンをしていたのでその辺りは容易に想像がつくのである)
今回に限ってはお笑い云々ではなく、人間性や考えが拠り所という話だ。

元来私はオードリーの若林さんも大

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泣きっ面に蜂蜜

頭が痛い。
たったそれだけの理由で、まるで走馬灯のように昔の記憶が駆け巡った。
なんとなく引っかかっている過去って、
ふとしたきっかけで蘇ってくるものである。

突然だが、前の彼氏と別れたきっかけはインフルエンザだ。

当時の彼の話、普段は殆どしないけれど、
今回の頭痛の話をするにあたって触れざるを得ないので語るとする。

彼と別れたのは、付き合って4年目の時であった。
最後の1年間といえば連絡も

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『普通』を着脱したい

『普通』を着脱したい

幼少期、私は大変に尖っていた。
特に小学生の頃なんて、人生で最大に尖っていたと思う。

人と違うことをするのが大好きで、
家庭科で作るナップサックのデザインをクラスで誰も選ばないペンギン柄を選んだりした。
その頃の女子はお揃いに魅力を感じる筈のお年頃で、
唯一無二を好む者など他に1人もいなかった。

小学4年生の時だったろうか。
クラスで音楽会をやる時、男子はカエルの王子様役、女子はお姫様役と分か

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