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【一緒に勉強】文章力を高めよう!

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テーマを決めて、読書した内容をまとめながら学習していきます。 一緒に学習して、成長していきましょう!
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【おわりに】文章力を高めよう【振り返りnote】

【おわりに】文章力を高めよう【振り返りnote】

【振り返りを始める前に】これまで「文章力講座」の受講、お疲れ様でした。
4ヶ月に渡り学んできた「文章の書き方」、いかがだったでしょうか?

少しでも勉強になったのあれば、幸いです。
それでは、学んでみての変化を一緒に振り返っていきましょう。

【振り返り】第一講:リズム

なぜ思ったように文章が書けないか、から始まり、リズムの話で終わりました。そもそも文章を書く前の「基本」のお話ですね。

ここで

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講④

【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講④

文章力講座自体は今回で終わりです。
5月から4ヶ月、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

次回、最後のまとめと振り返りを行います。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

*参考文献はこちら

【論理と細部のチェック】【論理チェック】

さて、思い返して欲しいのだが、ここまで読者に読んでもらうための文章を書くために、必要なことをいくつか挙げてきた。

読者の皆様は思い出せるだろう

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講③

【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講③

推敲の話は今回で終わり!
長かった文章力の勉強会も、最終盤まできてしまいました。

順調にいけば、後2,3回で終了を迎えると思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

*参考文献はこちら

【もったいない、がもったいない】ここからは文章を書き終えてからの編集作業、推敲について見ていこう。
推敲とは何か。

著者はこう述べている。

推敲は「過去の自分との対話」である。

書き上げた後すぐ、

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講②

【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講②

原稿にはさみをいれる*参考文献はこちら

【見えないものを見ようとして】

何かを書いた経験がある人には、書きたいことはあるが、何を書いていいかわからなくなった経験が、あるのではないだろうか。

この状態は前回述べたように「ネタがない」わけではなく、「何を書けばいいか見えていない」から起こるのである。

つまりその時、するべきことは「ネタを探す」ではなく「何を書くべきか」見つける作業となる。

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講①

【一緒に勉強】文章力を高めよう・最終講①

原稿にはさみをいれる

*参考文献載せ忘れてました。申し訳ありません。

最終講の本題は「推敲」についてである。

この推敲という言葉、学生時代の読書感想文を書くときに、聞いたことがあるくらいで、久しぶりに耳にした方も多いのでは?

文章においてのこの作業は「映画の編集」によく似ている。

推敲とは「切る、貼る、足す」作業であり、書きあがった文章を少しだけいじってみたり、削ってみたりといった小手先

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第3講⑦

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第3講⑦

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。

第三講は今回でおしまい。
もう一息です、最後まで頑張りましょう!

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【読者を裏切らないために】【やってはいけない】

文章を書く上で、絶対に犯してはいけないミスをご存じだろうか?
それは「細部」の誤情報である。

フィクションの世界では「大きな嘘は許されるが、小さな嘘は許されない」との言葉があるそうだ。この一文はまさにその

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講⑥

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講⑥

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。

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【読者はどんな姿勢で読んでいるか③】【前置き】

ここまで「書き手が読者の椅子に座るためには」について見てきたが、そこで外せない考え方がある。

「すべての読者は“素人”である」ということである。

これは文章を書く人は必ず知っておくべきルールである。
もちろん、これだけ言われて「はあ、そうですか」と納得できる人は少ないだ

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講⑤

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講⑤

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。

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【読者はどんな姿勢で読んでいるか②】【前回の振り返り】

前回、読者に文章を集中して読んでもらうためには、「他人事」を「自分事」に変換するためのなんらかの仕掛けが必要、という話をさせてもらった。

今回は「なんらかの仕掛け」について詳しく見ていこう。

まず、一つ例を見て頂きたい。

携帯メールも使わないような、おじいさん

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講④

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講④

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。

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【読者はどんな姿勢で読んでいるか①】【読者は意外と読んでいない】

今この文章を読んでいるあなたは、どんな読み方をしているだろうか?

熱心にパソコンやスマホの画面に噛り付いて読んでくれているだろうか、それともコーヒーを片手に?
スキをつけるためにながら読みしているかもしれないし、なんならこの文章まで到達する前にプラウザバ

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講③

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講③

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。

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【文章の上達法→手当たり次第に本を読め?】【あなたは好きですか?】

文章の上達法として、昔から言われる言葉があるそうだ。
「手当たり次第に本を読め!」である。

ここでの手当たり次第というのは、単に読書量を増やすということではなく、あらゆるジャンルの本を読めということだが、これは本当にそうなのだろうか?

答えは「イエス

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講②

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講②

こんばんは、如月伊澄です。
第3講の続きになります。
前回がかなり長かったので、今回は短めです。

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【本当に”文章力がある”ということ】【逃げるな卑怯者】

誰かに届く文章を書くために、前回は「多数派に向けて書かない」「特定の誰かを想定して書く」という話をしてきたが、実はそれだけでは足りない。

少数派に向けて書く、ということは専門的な内容に近づくということになるが、そこで内輪

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講①

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第三講①

こんばんは、如月伊澄です。
お待たせしました、第3講になります。

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5月の半ばくらいから始まった「文章力」の勉強。
皆さんはいかがですか?多少は役に立っていますか?

そろそろ復習の機会が欲しいところですよね。
そっちも何か考えたいなと思ってはいます。

それでは、今回もスタートしていきましょう。
7月初旬くらいまでには、第3講も終わりにしたいな。

【誰に向けて書いているのか

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第二講⑤

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第二講⑤

こんばんは、如月伊澄です。
梅雨時は、なかなか文章を書く手も動きませんね。頭も回らないし。
1週間ぶりになりますが、続きをみていきましょう。

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【論理展開について②】【主張だけでは意味がない】

さて、ここまで「主張」の大切さについて論じてきたが、主張だけがどんなに立派でも、意味がないということもまた事実である。

主張を「理にかなったもの」にするためには「理由」が必要となり、

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【一緒に勉強】文章力を高めよう・第二講④

【一緒に勉強】文章力を高めよう・第二講④

こんばんは、如月伊澄です。

論理展開のお話。長いので二回に分けますね。

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【論理展開について】リズムよく読みやすい文章とは「論理展開が一貫している文章」であると、第一講では論じてきたが、ここからは文意に沿った論理展開のあり方を見ていくこととなる。

【論理展開の作り方】

さて、まず「論理」とはどんなものだろうか?

論は主張、理は理由と考えた時、論理的とはすなわち「自分の主

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