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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2018年6月の記事一覧

寝ることは至福である

寝ることは至福である

 今朝起きた時に、「しまったー」と思った。

 昨夜やることを全てすっ飛ばして寝てしまった。
 風呂も歯磨きも洗い物もnote書くのも、らくだメソッドをやるのも全部投げ出して、布団に横になっていた。

 あーあ。
 という目覚めだったのが、いやいやそんな目覚め方はおかしい。

 朝の目覚めはもっと前向きでありたい。
 なにかないものかと探してみたら、すごく目覚めがいいことに気づいた。

 そう、全

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僕は間違っているかもしれない

僕は間違っているかもしれない

 口先で「自分が悪い」と言う人はいるけれど、そう言う人達は案外心の底では認めていないのでしょう。だって、自分が悪いと言いながらもその行動を修正していないのですから。

 けれど、自分の非を認めることは結構しんどいことです。
 それは頑張って築き上げてきた積み木を、自ら崩すようなものですから。
 なんでやらなければいけないのか? という気持ちが湧き上がってきても仕方ありません。

 けれど、土台の脆

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周りにはどんな人がいる?

周りにはどんな人がいる?

 今日は幼馴染の結婚パーティーでした。式自体は事前に済ませていて、カジュアルに祝うための会です。色んなことはあれど、幸せを願う気持ちは胸一杯にあります。

 そのパーティーの中で出席者の年代や職種がかなり幅広かったことが印象に残っています。関わる人は本人以上にその人柄を如実に表します。
 顔が広く、年齢も分け隔てなく関わるからこそ、そんな面子になったのだと思います。

 ふと自分の周りにはどんな人

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特別じゃない自分だからできること

特別じゃない自分だからできること

 すごく良い、斬新だと感じることを発見する。
 思いついたその瞬間は興奮しているのだけど、案外それは真新しいことではない。

 本を読んだり、noteをやったりしていると、本当に痛感する。同じようなことを書いている人はたくさんいるのだ。自分の記事にスキしてくれる人は特に似たようなことを感じているからこそ、気に入って読んでくれているはずだ。

 ああ、僕は本当に凡庸な人間なんだ、とその度に確認する。

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どうやって振り返っている?

どうやって振り返っている?

 最近なんだか張りのない生活になっているなと感じていたら、そういえば振り返りをきちんとしていなと気づきました。

 毎日の出来事や感じたことは書いています。けれども、少し大味になっていました。個人的に、振り返りにおいて大事なのは事実関係の洗い出しとそこから立ち上がってくる見えていなかったものの発見だと思っています。

 だから、書いておしまいじゃなくて、そのもう一歩先に踏み込む必要があります。ただ

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肩書のない「わたし」はなにを考えているか

肩書のない「わたし」はなにを考えているか

 あなたはどんな肩書きを持っているでしょうか?
 学生、社会人、親、子どもetc...。名刺の記載するような役職から性別まで大なり小なり肩書を持っているでしょう。よく使うものから、普段意識しないものまで様々です。

 そうした肩書の総体として、1人の人間がいると僕は思います。けれど、そうした肩書に埋もれてしまってまっさらな「わたし」は自分自身でもわからなくなってしまっているような気がします。

 

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塩梅を見極める。

塩梅を見極める。

 お仕事とかは関係のない数人で始めたプロジェクトがありまして、まだ動き出したばかりなのですが、決めることがたくさんあります。

 今日も会議を行っていたのですが、なにせ話し合いというのは、放っておけばどんどん脇道へと外れていきます。したがって、ファシリテーターと呼ばれる人達が必要とされます。

 ファシリテーターとは直訳すると「促進する人」となるわけですが、この場合でいえば話し合いがより活性化して

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言葉が通じる虚しさ

言葉が通じる虚しさ

 幼稚園児と接する機会があると全然言葉が通じなくて、最初絶望的な気持ちになる。けれども、通じないことさえ受け入れてしまえば、少しでもこの子がなにを思っているかを感じ取ろうという気になる。

 そうして、ふと一見脈絡のない言動の中につながりを見出すことができる。すると、動物のように見えた子どもからもきちんと反応が返ってくる。心が通じ合ったような気がして、笑顔を交わす。

 そうした非言語的なコミュニ

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いま、どこに立っている?

いま、どこに立っている?

 日頃生活していると、いつも良い状態であるとは限らなくて、波があって落ちる方向へと思考が向いてしまう時があります。幸いなことに、近年ではだいぶ自分でも流れを断ち切ることができるようになりました。
 自分の癖を見極めた上で、その方向性を少し修正することができるようになったからです。

 僕の場合、鬱屈してくると敵を探し始めます。自分の苦手な人や考えの違う人をなにかをされたわけでもないのに、敵だと見な

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どれだけ真似をしたかが深さを決める

どれだけ真似をしたかが深さを決める

 今日はインタビューゲームのファシリテーターをやらせていただく機会がありました。どれくらいの人数が来るかもわからず、また時間的にも環境的にも流動的でした。
 どのようにやろうかと頭を悩ませていたのですが、結果的にその場に合わせた対応ができたと思います。

 おそらく僕が数回しかインタビューゲームをやったことのない人間だったら、咄嗟に最善手を打つことができなかったでしょう。50人以上の経験があるから

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自分に正直になる日(雨)

自分に正直になる日(雨)

 最近土日も出かけていることが多く、家にいる時間が短い。引きこもり体質なのに引きこもることができずに、鬱屈した日々を送る謎の状態に陥っていた。
 明らかにダラダラ成分が不足していて、そろそろ枯渇状態になってしまいそうなので、家にこもることにした。

 散歩に行った後は、寝転がって本を読む。畳が雨の湿気を吸って草っぽい匂いを発している。だんだん部屋の汚さが気になってきて、結局掃除機をかけた。

 こ

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幻想をときほぐす

幻想をときほぐす

 能力の高い人はなんでもできるのだと思っていた。仕事もバリバリできて、学業も優秀、家庭も円満、顔も広い。そんな幻想を懐いていたけれど、意外とそうでもないんだと、最近になってようやく実感を伴ってわかってきた。

 だいたいの場合能力の偏りがあって、一方で人も羨むような名声を手に入れていても、他方で家族の問題を抱えていることも珍しくない。
 もちろん少数ながら万能型の人もいて、なんでも卒なくこなして全

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省かれる手続き、分断される理解

省かれる手続き、分断される理解

 子ども達と接していると思わず声を上げてしまうような、とんでも感覚に出会うことがあります。

 50cm以上の距離を5cmと言ってみたり、100円とか10円がどれくらいの価値があるのかがわからなかったり。

 それをいくら言葉で説明してもわからないんですよ。正確には言葉の意味は通じているみたいなのですが、そこに実感が伴っていないので、現実との溝が一向に埋まらないのです。
 なんでこんなに伝わらない

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やるための口実を作る

やるための口実を作る

 口実と聞いて、思い浮かぶイメージはなんでしょう?
 卑怯とか言い逃れとか、そんな印象が出てくるでしょうか。

 けれども、自らを促すような口実ってもっとたくさん作っておけばいいと思うんですよね。

 昨年の春に作った味噌が余っているので、4月頃からその味噌と物々交換する取り組みをしています。最初のうちは欲しい人に差し上げていたのですが、なんだかそれだと面白くない。感謝されておしまいです。
 それ

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