マガジンのカバー画像

海外生活、雑感

47
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

中国生活で感じたこと#16(日本のコンテンツ、スポーツジム)

中国生活で感じたこと#16(日本のコンテンツ、スポーツジム)

今回は日常生活にまつわるものについて。私の会社は日系企業ということもあり、そもそも日本のドラマ、アニメに関心がある中国人が多いのですが、先日社外の人と話しているときにも、日本のドラマの話が出ました。

1.やはりアニメはすごい。日本の国民的アニメ、例えばドラえもん、ちびまる子ちゃん、ドラゴンボールなどの認知度は非常に高いのは言うまでもありません。私のまわりに中学生、高校生くらいがいないから詳しくは

もっとみる
海外に住んでいて感じたこと#3(四季は日本にしかない?)

海外に住んでいて感じたこと#3(四季は日本にしかない?)

最近ではむしろネタにする人も出てきましたが、日本のアピールポイントとして「四季がある」ことをあげる人がいます。私自身、アメリカで生活するまでは「四季は日本の誇りだ!」くらいに思っていました。

しかしある時、アメリカ人の同僚から日本の良いところを聞かれ、“four seasons!”と答えようとしたときに「あれ?そもそも英語にも季節を示す4つの単語があるよな。」となり、はじめて、四季があること自体

もっとみる
中国生活で感じたこと#14(アリババ、9・9・6という働き方、英語力)

中国生活で感じたこと#14(アリババ、9・9・6という働き方、英語力)

昨年使っていた手帳を見返していたら、ちょうど一年前に、アリババのジャックマーが、アリババ社内のイベントで、「9・9・6という働きかたが出来るということは幸福なことだ」という発言、炎上したというニュースについてメモしていた。そこで今回は「9・6・6」という働き方について書いてみたい。

1.9・9・6という働き方そもそも「9・6・6」という言葉を聞いたことがある人も多いと思うので簡単に説明したい。こ

もっとみる
中国生活で感じたこと#13(美容院、肩こり事情、新型コロナの治療費)

中国生活で感じたこと#13(美容院、肩こり事情、新型コロナの治療費)

今日は日常生活に関わる少し雑多な内容になります。

1.美容室、床屋今日は美容室に行ってきました。日本でも美容院、床屋は自粛対象とのことですが、こちらはそもそも外出制限されていたこともあり、しばらく営業できなかったようです。

上海では家の外に出るときには基本的にマスクが必須なんですが、美容室も例外ではなく、カット中も、シャンプー中もマスクをつけっぱなしです(ヒモが濡れるのが気持ち悪いのですが)。

もっとみる
中国生活で感じたこと#11(何が売れた?メガネ?)

中国生活で感じたこと#11(何が売れた?メガネ?)

私の住む中国・上海では、都市封鎖、移動制限、外出規制を超え、だいぶ落ち着いてきました。マンションやオフィスビル、スーパーに入る際に検温と健康アプリの提示を求められたり、居住者以外の敷地内立入が禁止されていたり、職場でも検温しなくてはならなかったり、さまざまな制約はありますが、日常生活が戻ってきつつあります。マスコミ報道を見るかぎり、最近は、中国に帰国した留学生に一定数の感染事例が確認される程度です

もっとみる

文章力をあげよう#2(説得力のある文章~10つのポイント)

前回「わかりやすい文章」について書きました。今回は「説得力のある文章」について書いてみたいと思います。説得力というのは、読み手と書き手の関係性や、読み手の前提知識に左右される部分も大きいですが、これらを考慮せずに、基本的なルール、コツを紹介したいと思います。

1.結論を先に至るところで言われていることですので、知っている方も多いと思いますが、案外実践されていないものです。「初頭効果」という「最初

もっとみる
海外に住んでいて感じたこと#2(日本食について)

海外に住んでいて感じたこと#2(日本食について)

1. 日本のご飯は美味しい、が個人的に日本の外食産業、コンビニは最強だと思っている。コンビニご飯のコストパフォーマンスは最強だと思う。セブンイレブン等の日本のコンビニは、上海にも、アメリカにもあるし、直近行ったシドニーにもあったのだが、特におにぎり、お弁当など、お惣菜、スイーツのコスパ、クオリティは、日本は圧倒的である(実は中国のコンビニもおにぎりは結構クオリティが高い)。ガストや松屋、サイゼなん

もっとみる
中国生活で感じたこと#10(学校再開、シェアサイクルなど)

中国生活で感じたこと#10(学校再開、シェアサイクルなど)

このシリーズも気づけば10記事目です。思い浮かんだことから書いていたら、テーマがバラバラになってしまいました…笑。

1. 上海の学校の再開日時が決定上海では4月27日より学校が再開されることが決まりました。なお、4月27日から再開されるのは中学3年、高校3年のみで、その他の学年は5月6日からとなります。この2学年の再開が早いのは、中考(高校入試)6月27~29日、高考(大学入試)7月7~9日も考

もっとみる
目立たないけど、評価したいもの

目立たないけど、評価したいもの

かつて「人は見た目が9割」という新書がベストセラーになりました。誰しもが内心ではわかっていつつも、大きな声では言わなかったことを言いきったこの本の功績は大きいと思います。人の見た目の話ではありませんが、直近そんなことを思うことも多く、そんな話を書いていきます。

リスクマネジメントとは、リスクコントロールと呼ばれる、①想定されるリスクの回避(リスクを伴う行動自体をやめる等)、②回避・低減(事故、災

もっとみる
中国生活で感じたこと#9(他人を頼りにしない?休校中のテレビ授業について)

中国生活で感じたこと#9(他人を頼りにしない?休校中のテレビ授業について)

1.自己責任という考え方が浸透している?今回の新型コロナ騒動で、各国の政府は企業向けに様々な支援策を打ち出しています。それは中国も同じで、中小企業の家賃の減免(条件付き)、光熱費の減免、社会保険料の減額など様々な手を打っています。

ただ、これは私が声を拾いきれていないだけかも知れませんが、日本ほど、「政府が補償してくれない」、「自粛と政府の補償はセットだ」という声が聞かれない気がします。これだけ

もっとみる
中国生活で感じたこと#8(3密とか)

中国生活で感じたこと#8(3密とか)

誰がいいはじめたのかわかりませんが、私のまわりに「3密」を「集・近・閉」(しゅう・きん・へい)と言っている人がいました。「誰がうまいことを言えと~」という話ですが、「3密」よりわかりやすいですよね。

昨日は清明節という日本でいうお盆のような休日でした。この清明節に合わせて、新型コロナで亡くなった方への追悼の意を込めて午前10時より3分間の黙とうが行われ、警報、クラクションが鳴らされました。

もっとみる

リモートワークのデメリット、難しい点

先日リモートワークについて、特にメリットを中心にまとめました。今回はデメリット、難しさについて書いていきたいと思います。通常のFace to Faceのスタイルに戻って改めて感じたこともありました。

1.成果主義になりやすいが、成果も出にくい。そしてプロセス評価が難しい。リモートワーク中も進捗管理、定期的なフォローアップは行うものの、実際に仕事をしている姿は見えません。そうすると、通常以上に成果

もっとみる
アメリカに住んでいて感じたこと#2(陪審員制度)

アメリカに住んでいて感じたこと#2(陪審員制度)

今日はすこしマニアックな内容になります。アメリカの法廷ドラマを見るときに背景知識として知っていると、もっと面白く見れるかも?という内容です(”suit”をはじめ、ほとんどのドラマは、裁判そのものではなく、人間関係がテーマになっていますが!)。

先日、アメリカに関する何らかの資料を読んでいるときに「ソーシャルインフレーション(Social Inflation)」という言葉が目に留まりました。ソーシ

もっとみる