見出し画像

中国生活で感じたこと#13(美容院、肩こり事情、新型コロナの治療費)

今日は日常生活に関わる少し雑多な内容になります。

1.美容室、床屋

今日は美容室に行ってきました。日本でも美容院、床屋は自粛対象とのことですが、こちらはそもそも外出制限されていたこともあり、しばらく営業できなかったようです。

上海では家の外に出るときには基本的にマスクが必須なんですが、美容室も例外ではなく、カット中も、シャンプー中もマスクをつけっぱなしです(ヒモが濡れるのが気持ち悪いのですが)。ただ、いまだに「顔そり」などは許可されていないとのことでした(顔そりがあるのは日系床屋のごく一部だと思います)。

ちなみに中国の美容室は、日系と中国系と大きく値段が違います。日系美容室、床屋で日本人スタイリストの場合、カット、シャンプーで4,000円~6,000円くらいのところが多いように思います。中国人スタイリストの場合、3,000円~4,000円くらいのイメージです。一方、中国系の美容院の場合、もちろんピンキリですが500円くらいからあります。

日系は小金を持っている&中国語が苦手な日本人駐在員および駐在員妻向けの価格設定なんでしょうね。もちろん、この世界において日本、韓国はレベルが高いとされていますし、技術レベルも高いのだとは思います。私は上手く注文できず、サイドが刈上げられた、よく見る中国人の若者ヘアになって以来、日系に通っています(この時は、イメージ写真を持って行ったのですが…)。

ちなみアメリカ時代に良く通っていたアジア系アメリカ人がやっている美容室は6,000円くらいでした。マンハッタンは、日系、米系関わらず高いですし、むしろ米系の方が高い気がします。韓国人の美容師に、日本人と韓国人の髪質は、白人とも違うし、中国人とも違うから、日系か韓国系のところが良いと言われたので、そこに通っていましたね。

一度「モノは試しに!」と思い、ニュージャージー側にある、20ドルと書かれた看板の出ているスパニッシュ系(つまりメキシコ系)のお店に入ってみたのですが、サイドが刈上げられた、よく見るメキシカンの若者ヘアにされたのも今となっては良い思い出です。

ただ海外では一部日系のお店をのぞくと、まずマッサージ(肩もみ)はありませんね。私は中国、アメリカしか知りませんが、他の国にはあるのでしょうか?

2.外国人は肩が凝らないのか?

海外の美容室、理容室、肩もみがない理由として、そもそも「外国人は肩が凝らない」という仮説を立てて考えてみましょう。

アメリカ時代、同僚に「肩こりって英語でなんていうの?」と聞いたら、その同僚は「肩が痛くなるのは日本人だけだ」と返してきました。他の同僚に聞いても、そもそも「肩こりというコンセプトがない」と言われました。

私は信じられず、仮に日本人が考える「肩こり」と同じ表現はないものの、同じようにデスクワークをしていれば、首回りの筋肉、僧帽筋に負担がかかり、筋肉が固まることは絶対にあるはずで非常に不思議だったので調べてみると一応”stiff neck”なる表現もあるようで、彼らも肩が凝ることがあるのだと、妙に安心したのを覚えています。

一方、中国はどうでしょうか。中国人はしっかりと肩が凝りますし、ちゃんと肩こりに相当する言葉もあります(ちょっと嬉しい)。仕事中に、首を押すやつでグイグイやっている同僚もいます。
日本人は猫背、巻き肩の人が多いと言われていますが、アジア人と白人の骨格の違いもあるかも知れません。だからこそ、アジア圏ではこれだけマッサージ産業が広まっているのかも知れませんね。

というわけで日本人以外は肩が凝らないという仮説はあっさり外れました。少なくともアメリカ、中国はあくまでも、美容、理容サービスを提供する場所、なんでしょうね。

3.新型コロナに感染した場合の治療費

ふと「いま自分が感染したらどうなるのだろうか?」と思い、ほうぼうに聞いてみました。折角なので書いておきます。

以前は、特定の病院に「発熱外来」というものが設けられており、発熱者はまずそこで検査を受け、陽性の場合、強制入院というフローでした(一般病院、クリニックは全て閉鎖とされていました)。

現在発熱外来はないのですが、病院に入る時に検温を受け、熱がある場合、検査を受けることになるようです。陽性の場合、指定の隔離病院に入院となるようです(検温は、マンションの敷地、スーパー、職場に入る時にも行われており、熱があると入ることができません)。

気になったのは費用です。中国で社会保険を収めていない人の場合、治療費は全額自己負担となるようです。(中国の健康保険制度に加入していないから当たり前といえば当たり前なきもしますが、日本では指定感染症に定められたため、患者の国籍を問わず日本政府負担のはずです)

隔離病院の治療費は公開されていないため、正確ではない可能性がありますが、軽症:~150万円、人口呼吸器を使う場合:500万円~、人工肺を使う場合:~1500万円という話があるようです。日本でも、健康保険の適用なしで同じ治療を受けた場合、同じくらいするようですが、恐ろしい金額です。

完全に移住している人は現地の社会保険制度の対象になりますし。企業派遣の駐在員の場合も、会社がほとんど負担してくれると思いますし、個人としてはあまり心配しなくても良いと思います。ただ、海外に従業員を派遣するリスク及びコストの大きさを感じた企業も多いと思いますし、海外駐在員を減らす企業も増えるのではないでしょうか。私もそろそろ身の振り方を考えた方が良いかも知れませんね笑

いつもながらまとまりのない展開になってしまいました。今日はローストビーフに挑戦中です。美味しかったらレシピを書きます!(イマイチだったら何も書きませんので察してください)

ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?