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忙しいと本が読めなくなる。
その通りだなと思った。
そして忙しいと詩も書けなくなる。
これはわたしにとって危機。
年の瀬――寒さと寂しさ
10代の頃は年末年始が怖かった。
普段行っている場所が全部閉まってしまう。
学校も、部活も、ファーストフード店も、図書館も、わたしの行っていた場所はどこもやっていない。
たかだか数日ぐらい、何とかなるでしょ。
それがなんとかならないんだ。
凍える寒さの中、家を出て、どこに行けばいいのか、街を彷徨う。
正月に流れる琴の音楽は、わたしにとっては不安と寂しさの音楽だった。
夜9時まで開いて
時代を生きる不甲斐ない自分
もうずっと何も出来ない。
毎日のニュースや世間の反応に気持ちが追いつかない。
食事をするのも起き上がるのもおっくうで、毎日何をしているのか覚えていない。
自分に直接関係のないことでなぜそこまで落ち込むのか。周りによくそう言われたけど、わたしはこういう人間なんだ。
大学院に行って勉強をして、研究者になるつもりだった。
実際入ってみるとそこは、とても特殊な世界で、力があるだけで職に就けるわけ
言葉について考える(13)戦禍と言葉
世の中は変わった。
noteを始めたころ、自分が書くものには政治的主義主張を含めるのはやめようと思っていた。そのようなことを発信するのは別の場所でいいからだ。自分の詩や言葉について書いていける場所でいいと思っていた。
しかし、世の中は大きく変わった。政治的発言を含まない方が難くなった。
「何も言わなくていい」という時代は、平和だったのかもしれない。
noteに書いてきたことで一つ自