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写真・短編小説・詩

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2022年7月の記事一覧

大事なこと

大事なこと

やめればいいよ
そんなこと

そんなこと
やめればいい

私が私でいることが
あなたがあなたでいることが
何より大事なことだから

たぶん

たぶん

愛情込めたおにぎりは
たぶん人を幸せにする

愛情込めた人生は
たぶん私を幸せにする

愛情込めればたぶん
誰かを幸せにする

愛情込めて

その方が
たぶん素敵だ

誰がそれに気付くでしょう

誰がそれに気付くでしょう

誰がそれに気付くでしょう
お花が風で散ったこと

誰がそれに気付くでしょう
お花が野道で枯れたこと

ひとつひとつのさよならを
誰がそれに気付くでしょう

せめて誰かに気付かれて
そしてさよならしてほしい

諦め

諦め

手が届かないのなら
諦めればいい
どんなに手を伸ばしても
届かないものなんて一杯ある
あの雲もあの月も
あの星だってそう

手が届かないのなら
心が病むくらいなら
諦めればいい

諦めることは
悪いことじゃない

真剣

真剣

振るう刀が真剣なれば

努めて

間合いを見失わなぬよう

夜明け

夜明け

ゆっくり夜が明けてゆく
あちらこちらの暗闇を
静かにそっと吸いとって

ゆっくり夜が明けてゆく
私の心の暗闇を
静かにそっと消し去って

ゆっくり夜が明けてゆく

ゆっくり夜が明けてゆくよ

さあ 朝だね

色褪せはしない

色褪せはしない

色褪せないあの道は
いつも私を歩かせる

色褪せない思い出は
いつも私に温かい

色褪せはしないよ

あの道も あの思い出も

礎

今の時代の礎は
数多ある想いの塊

拒めなかった想い
無念な想い
叶えられなかった想い
それらの想いは図らずも
礎を強固にした

時代で片付けはしないよ
多くの犠牲があったからこそ
今があることを

そのこと
絶対に忘れはしないよ

消えぬ想い

消えぬ想い

ひとり佇む砂浜で
探すものなど何もない

はかなさ辛さを手にもって
力一杯投げるけど
波間ゆらゆら漂って
浜辺に打ち上げられるだけ

戻って来ぬよう投げるには
どうすればいいのでしょう

体を冷やす潮風よ
心を冷やす潮風よ

教えてほしい

日が暮れる前までに

花嵐

花嵐

麦わら帽子を飛ばされても

追いかけはしないよ

こんな風を待ってたんだ

あの日からずっと

不安

不安

不安はいつまでも消えないよ
だって 考えれば考えるほど
不安なことばかりだから

不安を消そうとしなくていいよ
だって それは無駄なことだから

こんな世の中だよ

不安あればこそ
避けられることがあり
不安あればこそ
大きな間違いを犯さない

不安は私に寄り添う友達
いつも見守ってくれている

運命

運命

私が手にしたこの花が
枯れないことなどないように
あなたが手にしたその花も
枯れないことなどありはしない

そんな私もあなたも同じ
手にしたお花と同じよう
枯れゆく運命は変わらない

雨催い

雨催い

泣くもんか

泣いてたまるか

泣いちゃだめだ

そう思ってた

でもね

空を見上げたらね

ひとりでに涙がこぼれた

だって

雨催いの空だったから