おみゆ🐚

淡路島在住🌊|言葉を通じて温度を帯びた景色をつくる🕊️|広告会社5年半→淡路市地域おこし…

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淡路島在住🌊|言葉を通じて温度を帯びた景色をつくる🕊️|広告会社5年半→淡路市地域おこし協力隊→hug_|宿泊事業yohaku 準備中🌿

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  • みんなにおすそ分けしたい言葉

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記事一覧

フリーランスになりました。

皆さまご無沙汰しております。 タイトルの通り、そのままなのですが、 私フリーランスになりました。オドロキ! 偶然、淡路島に漂流し、 あれよあれよと時は流れ早2年。 …

おみゆ🐚
7か月前
33

なりふり構わず、生きてみる

洗顔フォームのチューブを 歯磨き粉のチューブと間違えて 歯ブラシにつけようとするような 朝を迎えている、さいきんの私です どうもどうも 今日はくどうれいんさんのエッ…

おみゆ🐚
1年前
27

ただ一度のものが、私は好きだ。

淡路島に来て4ヶ月目に突入しようとしています。 昨年10月末に5年半勤めた広告代理店を一旦辞めて、地域おこし協力隊として淡路島へ移住しました。 退職エントリーなんて…

おみゆ🐚
2年前
61

知らない人のお家で、メキシコ人にアイスをご馳走して貰った話。

旅に行くと、だいたい面白い事件が起こるタイプだ。自負している。 起こる事件は多種多様。やっぱり一番お気に入りの話は、シャルウィーダンス?と夢のような誘い文句を受…

おみゆ🐚
2年前
37

窓から見えた手を振る可愛いあの子に、手をふり返したわたしが気恥ずかしくて目を逸らしたりして、そんなときに隠れた太陽に手を振ったあの日を思い出す、柔らかい光が肌に差して、汗ばむ夏

おみゆ🐚
2年前
9

バイキングでデザートは最後に食べたいタイプだった。

「気分で。」と答える人が苦手だった。 先が見えない感じ、決めたがらない優柔不断な感じ、 そういう自分や相手に対して無責任な言葉に聞こえて仕方なかった。 例えばご…

おみゆ🐚
3年前
27

人の幸せを願える人は、きっとその人も気づかず幸せな人。小さなことで嫉妬したり固執したりする、灰色で塗りつぶされた感情。夕涼みの風、スキップする時の鼻歌、金曜日の夜歩くコンビニまでの道。置き忘れた軽やかな歩み。朝が来る、降り注ぐ光に見えた血潮と我が人生。流れる、時間。流れる、愛。

おみゆ🐚
3年前
17

チューハイに残った氷を食べたいと言えた記念日。

「こちらのグラス、お下げしましょうか?」 店員さんがこちらを見て言う。 「あ、いえ、氷食べるので。すみません。」 口を次いで出た言葉に、私は驚いた。 普段なら言わ…

おみゆ🐚
3年前
23

最後に損するタイプと言われたら、喜んだ方がいい。

「お人よしだから、最後に損するタイプだよね」 あるお酒の席で、まだ関わりの浅い先輩に言われた。多分相手は何の気無しに、放った言葉だと思う。 だからこそ余計に、傷…

おみゆ🐚
3年前
60

カフェオレの湖畔に佇んだとき、創造をみた。

とんでもないイリュージョンがはじまった、 この店には魔法使いがいるー 私は東京出張がてら、1日だけ自分の好きな場所をめぐる甘やかしご褒美デーを敢行した。 その中で…

おみゆ🐚
3年前
22

傷つけてくる人との間に、キリトリ線を引く。

私は傷つきやすいタチだ。 昔から人の顔色を伺ってしまうクセがあり、 一挙一動で割とザクザクと傷がついてしまう。 とはいえ、大人になると、 そんなことも言ってられな…

おみゆ🐚
3年前
33

喫茶店は、人間観察の楽園だった。

最近、喫茶店巡りにはまっている。 家の近くに喫茶店が多いこともあり、 時折行くようになったことがきっかけ。 メロンソーダを頼んで100枚以上写真を撮り続ける的な行為…

おみゆ🐚
3年前
36

本との出会いは、世界との出会いだった。

電車の中で本を読んでいる人がいると、思わず目が行ってしまう。 スマホではなく本を読む佇まいは、なぜかうつくしい。 不思議だけれど、その手元や横顔は、凛々しく見える…

おみゆ🐚
3年前
50

空間が景色になるとき、そこには物語が、人生の一瞬が、ひらり舞い降り、馴染んだときで。いろんな無機質な空間を、わたしたちは景色にしていく力を持っている。人間とは、生きる絵の具みたいな愉快な存在であることを知り、涙するかなしい日すらも鮮やかに抱きしめて、ゆっくり眠ってほしいわけです。

おみゆ🐚
3年前
16

2/19 どんなことだって必然で偶然で、その事実に途方もなく絶望したり歓喜したりする。どうしようもないことだって人生で、そんなどうしようもない巨大な「なにか」を背負いながら生きる苦しみ。でも、それすら記憶の海で気持ちよく泳げるようになった日には、ビーチでアイスをたいらげたいよね。

おみゆ🐚
3年前
11

有名じゃなくても、自分は心を込めてこの世にありもしなかった出来事を生んだんだ、といえる、無名の生みの親がこの世にはたくさんいて、だれもがそうである事実に乾杯。どんなふうに仕事がしたいかは、どんな生き方を選びたいか、だと思うわけです。アイスの味を選ぶのと一緒といえば一緒だし。🍨

おみゆ🐚
3年前
19
フリーランスになりました。

フリーランスになりました。

皆さまご無沙汰しております。

タイトルの通り、そのままなのですが、
私フリーランスになりました。オドロキ!

偶然、淡路島に漂流し、
あれよあれよと時は流れ早2年。

今年の6月末に地域おこし協力隊を退任し、
7月からフリーランスとしてお仕事をさせて頂いております。
協力隊時代も、本当に多くの方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

よっしゃ!やったんねん!というより、
島で

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なりふり構わず、生きてみる

なりふり構わず、生きてみる

洗顔フォームのチューブを
歯磨き粉のチューブと間違えて
歯ブラシにつけようとするような
朝を迎えている、さいきんの私です
どうもどうも

今日はくどうれいんさんのエッセイをよみまして
ただただおもってることを綴るという暴挙にでてみるので、ここから先は読まないでください(と言って読まそうとする作戦なのかと思われたらいやだけど、まあそれはあなたにゆだねますね、きぶんでえらんでネ)

そういう時って

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ただ一度のものが、私は好きだ。

ただ一度のものが、私は好きだ。

淡路島に来て4ヶ月目に突入しようとしています。

昨年10月末に5年半勤めた広告代理店を一旦辞めて、地域おこし協力隊として淡路島へ移住しました。

退職エントリーなんて大それたものは書ける気がしないので、この5年半を振り返りつつ、なぜ淡路島で挑戦することにしたのか、綴ることにします。

博報堂に憧れた就活。最終面接で落ちて、補欠合格した不幸中の幸い。まるで、一目惚れだった。
胸の高鳴り、頭から離れ

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知らない人のお家で、メキシコ人にアイスをご馳走して貰った話。

知らない人のお家で、メキシコ人にアイスをご馳走して貰った話。

旅に行くと、だいたい面白い事件が起こるタイプだ。自負している。

起こる事件は多種多様。やっぱり一番お気に入りの話は、シャルウィーダンス?と夢のような誘い文句を受けたかと思いきや、1時間レッスンまがいのスパルタ教育を受けた。汗だくで足パンパンになったサンフランシスコのサルサイベント。今でも忘れない。

つい先日、旅というほどでもないが、
大阪のとある街へ訪れた。
(旅という行為を、知らない土地へ行

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窓から見えた手を振る可愛いあの子に、手をふり返したわたしが気恥ずかしくて目を逸らしたりして、そんなときに隠れた太陽に手を振ったあの日を思い出す、柔らかい光が肌に差して、汗ばむ夏

バイキングでデザートは最後に食べたいタイプだった。

バイキングでデザートは最後に食べたいタイプだった。


「気分で。」と答える人が苦手だった。

先が見えない感じ、決めたがらない優柔不断な感じ、
そういう自分や相手に対して無責任な言葉に聞こえて仕方なかった。

例えばご飯。

朝は朝ごはんを食べたいし、
昼は昼ごはんを食べたい、
もちろん夜には夜ごはんを食べたい。

バイキングに行って途中でデザートを食べた後に締めのパスタを食べるなんて人間じゃないと思っていたし(言い方よ)、飲食店に行ってわざわざ塩

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人の幸せを願える人は、きっとその人も気づかず幸せな人。小さなことで嫉妬したり固執したりする、灰色で塗りつぶされた感情。夕涼みの風、スキップする時の鼻歌、金曜日の夜歩くコンビニまでの道。置き忘れた軽やかな歩み。朝が来る、降り注ぐ光に見えた血潮と我が人生。流れる、時間。流れる、愛。

チューハイに残った氷を食べたいと言えた記念日。

チューハイに残った氷を食べたいと言えた記念日。

「こちらのグラス、お下げしましょうか?」
店員さんがこちらを見て言う。

「あ、いえ、氷食べるので。すみません。」
口を次いで出た言葉に、私は驚いた。
普段なら言わない、と言うか、今までなら絶対に言わないようなことだった。

なにかと誰かの好意はしっかり受け取らないと、と思うタチなので、お飲み物いかがですか?と聞かれると、あっじゃあ生ビールで、とか言ってしまうのだ。要らないのに。

そんな私が、

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最後に損するタイプと言われたら、喜んだ方がいい。

最後に損するタイプと言われたら、喜んだ方がいい。

「お人よしだから、最後に損するタイプだよね」

あるお酒の席で、まだ関わりの浅い先輩に言われた。多分相手は何の気無しに、放った言葉だと思う。

だからこそ余計に、傷つく。
無意識のうちに生まれる言葉ほど、
無常にも人を鋭くつく。

我がガラスのハートは、
ことごとく破け散った。

で、そこから、考えていた。
私という人間は、
どんなふうに彼には見えていたのか。

自分の意見を強く言えない
頼まれた

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カフェオレの湖畔に佇んだとき、創造をみた。

カフェオレの湖畔に佇んだとき、創造をみた。

とんでもないイリュージョンがはじまった、
この店には魔法使いがいるー

私は東京出張がてら、1日だけ自分の好きな場所をめぐる甘やかしご褒美デーを敢行した。

その中で訪れたのが、喫茶トリコロール。
銀座の街に堂々たる店構えでひっそりと佇む、老舗の喫茶店だ。

ミルクとコーヒー、どちらの割合を多くされますか?半分ですか?

なんなんだ?どれが正解なのだ?
つまんない女となり腐ったわたしは、じゃあ半分

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傷つけてくる人との間に、キリトリ線を引く。

傷つけてくる人との間に、キリトリ線を引く。

私は傷つきやすいタチだ。
昔から人の顔色を伺ってしまうクセがあり、
一挙一動で割とザクザクと傷がついてしまう。

とはいえ、大人になると、
そんなことも言ってられない。
いちいち傷ついていたら、
全身ミイラレベルになってしまう。
歩くミイラと呼ばれてもおかしくない。
それだけは避けたい。

というのも社会にでれば本当に驚くほど、
色んな価値観の人がいる。
それは良くも悪くも、という意味で。

とん

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喫茶店は、人間観察の楽園だった。

喫茶店は、人間観察の楽園だった。

最近、喫茶店巡りにはまっている。

家の近くに喫茶店が多いこともあり、
時折行くようになったことがきっかけ。

メロンソーダを頼んで100枚以上写真を撮り続ける的な行為は興味がなくて、その喫茶店にただいることが好きで、要は、なんとなく好きなのだ。

もちろんスターバックスやドトールなどチェーン店にも行く。
毛嫌いしているわけでもないし、悪だ!とももちろん思っていない。

で、ちょっと考えてみたが、

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本との出会いは、世界との出会いだった。

本との出会いは、世界との出会いだった。

電車の中で本を読んでいる人がいると、思わず目が行ってしまう。
スマホではなく本を読む佇まいは、なぜかうつくしい。
不思議だけれど、その手元や横顔は、凛々しく見える。

文明の利器に頼らず、文字を読む、ページをめくるー
自分の身体を使って、生きる時間を使っているからだろうか。

先日、株式会社SUGOIさんの「本で遊ぶ時間」に参加してきて、
なおさら【本】の持つ面白さを実感する経験に。

SUGOI

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空間が景色になるとき、そこには物語が、人生の一瞬が、ひらり舞い降り、馴染んだときで。いろんな無機質な空間を、わたしたちは景色にしていく力を持っている。人間とは、生きる絵の具みたいな愉快な存在であることを知り、涙するかなしい日すらも鮮やかに抱きしめて、ゆっくり眠ってほしいわけです。

2/19 どんなことだって必然で偶然で、その事実に途方もなく絶望したり歓喜したりする。どうしようもないことだって人生で、そんなどうしようもない巨大な「なにか」を背負いながら生きる苦しみ。でも、それすら記憶の海で気持ちよく泳げるようになった日には、ビーチでアイスをたいらげたいよね。

有名じゃなくても、自分は心を込めてこの世にありもしなかった出来事を生んだんだ、といえる、無名の生みの親がこの世にはたくさんいて、だれもがそうである事実に乾杯。どんなふうに仕事がしたいかは、どんな生き方を選びたいか、だと思うわけです。アイスの味を選ぶのと一緒といえば一緒だし。🍨