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食と不動産の密接な関係
食と不動産は密接な関係があります。商業施設内の飲食店はもちろんですが、最近では飲食店とECとの連携や、オフィステナントなどと共に持続可能な食を目指した取り組みが行われています。
あまり言われていませんが、食は不動産の新たな成長分野の一つです。その理由をいくつかの挙げていきましょう。
三井不動産は、日本の名店と共創する厳選お取り寄せグルメサービス「mitaseru(ミタセル)」の本格事業化
事前の対応が重要な空き家対策に
増え続ける空き家対策は、問題化する前の対策が重要になっています。国土交通省は6月21日、日本司法書士会連合会と全国空き家対策推進協議会と協力して作成した「住まいのエンディングノート」を公表しました。
「放置空き家の発生を防ぐため、住まいを相続した方へ住まいや土地などの情報を伝えていくことに加え、元気なうちから住まいの将来をご家族で話し合うきっかけとしていただくことを狙いとしているもの」として
若い世帯が住む分譲マンションの側に高齢者の住まいが必要な訳
高齢者向けの住宅である有料老人ホームを、分譲マンションの近くに建設することのメリットは何でしょうか。三菱地所レジデンスは、2023 年10 月に有料老人ホーム「鎌倉市岩瀬1丁目計画」(全68室)を着工しましたが、この物件は、SOMPOグループで介護事業を担うSOMPOケアと初めて共同で住宅型有料老人ホームの開発を進めるものです。これは、2024 年3 月にSOMPOケアと同物件の賃貸借に関する
もっとみるMRは全世代の住まいの選び方を変える 東京・池袋で新たな新築マンション販売
MR(複合現実)を導入した新築マンション販売が始まっています。三井不動産レジデンシャルは、複数の物件を取り扱っている販売拠点「三井のすまい 池袋サロン」(東京都豊島区東池袋)において、5月中旬からMRを使ったモデルルーム案内を開始しました。日本で初めてだといいます。昨年6月にオープンしたこの販売拠点では、最大幅約7mの3面LEDビジョンを壁および床に配置。VR(仮想現実)モデルルームを展開してき
もっとみる都市とイノベーションの深い関係
都市とイノベーションは深い関係にあります。そのことは不動産会社のみならず、地方自治体や世界各地の都市も意識していることは余り知られていません。4月27日~5月26日まで東京都によるスタートアップ支援イベント「SusHi Tech Tokyo 2024」が東京ベイエリアで開催されています。このうち、東京ビッグサイトを会場に5月15、16日の2日間に渡って開催されたのが「グローバルスタートアッププロ
もっとみる好調な不動産企業決算を支えた背景とは? 企業風土異なる2社が六本木でタッグ
三井不動産や三菱地所、住友不動産など3月末決算の大手不動産企業5社の決算が出揃いました。一言で言えば各社好調な決算内容でしたが、その評価や財務的な分析は経済紙などにまかせるとして、ここでは今回の好決算を支えた背景や、今後のトピックスなどについて私なりの見解を示していきます。
まずは今回の決算内容を支えた背景ですが、大きくは2つのことが指摘できます。一つは、コロナ後のオフィス需要が思っている以
不動産会社がEV船を建造・所有 新スタジアムだけでない築地再開発とは
東京・築地市場跡地の新たなまちづくりを行う事業者グループが決定し、その計画が公表されました。東京都は4月22日、「築地地区まちづくり事業」において、三井不動産を代表企業としてトヨタ不動産、読売新聞グループ本社などの11社が構成企業として参画するコンソーシアムを選定。「ONE PARK×ONE TOWN」をコンセプトに、5万人収容のマルチスタジアムを中核施設として整備します。また、健康長寿社会に向
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