植村 将志

ハウス・ベース株式会社の代表です。「住宅・建築の課題を解決する」をビジョンに、「住宅・…

植村 将志

ハウス・ベース株式会社の代表です。「住宅・建築の課題を解決する」をビジョンに、「住宅・建築に関するさまざまな不(不満、不安、不便)を解消する」をミッションにしています。すまい手向けのサービス、つくり手向けのサービスを通じて「住宅・建築の未来にできること」に愚直に取り組んでいます。

記事一覧

【2024年 年頭所感】木造化・木質化普及に貢献(ハウス・ベース株式会社)

新年のご挨拶みなさま 新年明けましておめでとうございます。 昨年は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 おかげさまでたくさんの仕事に関わらせて頂くことが…

植村 将志
4か月前

建築実務者は知っておきたい脱炭素社会のキーワード

頻発する異常気象は地球温暖化が引き起こしています。 少なくとも加速していることは間違いありません。 脱炭素社会を実現するため、世界は、日本は、企業は、個人は何を…

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木造マンションが誕生!木造化・木質化への新たな可能性

「木造マンション」が誕生していることをご存じでしょうか? マンションといえば鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)もしくは鉄筋コンクリート造(RC造)が圧倒的多数です。…

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ハウス・ベース代表の植村の自己紹介です

ハウス・ベース株式会社の代表の植村です。 私は大学で建築を学び、設計事務所、工務店、木構造メーカーをわたり歩き、建築一筋の経験を積んできました。 そうした実務経…

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脱炭素社会を推進する鍵となるZEBと木造化・木質化の関連性

脱炭素化において「木造化・木質化」が重要だと捉えられています。 もう一方で重要視すべきなのが「省エネ対策」です。 そこで注目されるのが「ZEB(ゼブ)」です。 こ…

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脱炭素社会に向けた世界、社会の動きと木造化・木質化

脱炭素とは、地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量をゼロにしようという取り組みのことです。 また、二酸化炭素排出が実質ゼロになった…

SDGs浸透に建築の木造化・木質化が貢献できる理由

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals」の略称で、国連が持続可能な社会の実現に向けて2030年までに解決すべき17の目標をピックアップしたもので…

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カーボンニュートラルに向けて木造化・木質化が注目される理由

2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。 「排出を全体としてゼロ」というのは、 …

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ウッドショックは「有事」。住宅会社の死活問題

#日経COMEMO #NIKKEI

近距離移住で注目が集まる、逗子での家づくりと暮らし

#近距離移住 #逗子 #逗子市 #家づくり #暮らし 10年前から神奈川県逗子市で暮らしています。 コロナ禍により「近距離移住」が注目されています。 東京都内から、海…

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経済メディアに見放された住宅業界?「日経ホームビルダー休刊」に思うこと

日経ホームビルダーが「休刊」となりました。 以前より連絡を受けて知っておりましたが、いざとなると寂しい気持ちになりました。 約15年間、定期購読しておりました。 …

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「転職=裏切り」の思考法が終わり、新たなキャリア形成の時代に

会社と個人の関係を再定義する、令和時代の働き方を模索 令和という新しい時代に突入し、企業と個人の結びつきが大きく変わろうとしています。 昭和と平成を貫いてきた…

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【2024年 年頭所感】木造化・木質化普及に貢献(ハウス・ベース株式会社)

【2024年 年頭所感】木造化・木質化普及に貢献(ハウス・ベース株式会社)

新年のご挨拶みなさま
新年明けましておめでとうございます。

昨年は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

おかげさまでたくさんの仕事に関わらせて頂くことができました。
これも日頃の皆様のご協力のおかげです。
心から感謝いたします。

昨年も素晴らしいお客様や仕事、機会に恵まれました。

引き続きご愛顧のほど宜しくお願い致します。

2023年のハウス・ベースを振り返る

2023年は主に

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建築実務者は知っておきたい脱炭素社会のキーワード

建築実務者は知っておきたい脱炭素社会のキーワード

頻発する異常気象は地球温暖化が引き起こしています。

少なくとも加速していることは間違いありません。

脱炭素社会を実現するため、世界は、日本は、企業は、個人は何をすべきなのでしょうか。

そのために知っておきたいキーワードを解説します。

脱炭素社会のキーワード:COP27地球温暖化対策について国際的な目標や協力体制を決める国際会議です。

会合で気候変動対策の世界の枠組みを作ってきました。

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木造マンションが誕生!木造化・木質化への新たな可能性

木造マンションが誕生!木造化・木質化への新たな可能性

「木造マンション」が誕生していることをご存じでしょうか?

マンションといえば鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)もしくは鉄筋コンクリート造(RC造)が圧倒的多数です。

木造の共同住宅というとアパート、もしくは連棟型のタウンハウスやテラスハウスが一般的です。

近年、大手ハウスメーカーにより東京都内に5階建ての木造マンション(賃貸物件)が建てられました。この木造マンションは、1階はRC造、2

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ハウス・ベース代表の植村の自己紹介です

ハウス・ベース代表の植村の自己紹介です

ハウス・ベース株式会社の代表の植村です。

私は大学で建築を学び、設計事務所、工務店、木構造メーカーをわたり歩き、建築一筋の経験を積んできました。

そうした実務経験の中で感じた「家づくりのジレンマ」を解消すべく、2015年に「住宅・建築の課題を解決する」ことを理念に「ハウス・ベース株式会社」を起業しました。

そんな私の自己紹介をさせていただきます。

生い立ちから大学進学まで私は1974年、群

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脱炭素社会を推進する鍵となるZEBと木造化・木質化の関連性

脱炭素社会を推進する鍵となるZEBと木造化・木質化の関連性

脱炭素化において「木造化・木質化」が重要だと捉えられています。

もう一方で重要視すべきなのが「省エネ対策」です。

そこで注目されるのが「ZEB(ゼブ)」です。

これから目指すべき建築物の姿としては、新築される非住宅建築物をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)基準の省エネ性能が確保されることなどが求められます。

「ZEB」は「Net Zero Energy Building」(ネット・ゼ

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脱炭素社会に向けた世界、社会の動きと木造化・木質化

脱炭素社会に向けた世界、社会の動きと木造化・木質化

脱炭素とは、地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出量をゼロにしようという取り組みのことです。

また、二酸化炭素排出が実質ゼロになった社会が「脱炭素社会」です。

脱炭素の流れはあえて大きく分けると、
・化石燃料から再生可能エネルギーに切り替える川上の部分
・エネルギー消費を抑制しようという川下の動き
に分かれます。

欧州で先行している建築物への環境規制や導入

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SDGs浸透に建築の木造化・木質化が貢献できる理由

SDGs浸透に建築の木造化・木質化が貢献できる理由

SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals」の略称で、国連が持続可能な社会の実現に向けて2030年までに解決すべき17の目標をピックアップしたものです。

SDGsは、世界の共通言語です。ひとりの人間として立場や業種を問わず、「自分にとってのSDGs」を考える時代になりました。

SDGsには正解も手本もありませんので、各企業においては自社で独自の

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カーボンニュートラルに向けて木造化・木質化が注目される理由

カーボンニュートラルに向けて木造化・木質化が注目される理由

2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。

「排出を全体としてゼロ」というのは、
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、
植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、
合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並び

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近距離移住で注目が集まる、逗子での家づくりと暮らし

近距離移住で注目が集まる、逗子での家づくりと暮らし

#近距離移住 #逗子 #逗子市 #家づくり #暮らし

10年前から神奈川県逗子市で暮らしています。

コロナ禍により「近距離移住」が注目されています。

東京都内から、海や山などの自然が豊かなエリアへの移住もしくはセカンドハウスを求める人が多いようです。

神奈川県だと湘南エリア(藤沢・鎌倉・逗子・葉山)の人気が高まっているようです。

この一年で友人、知人より「逗子」での家づくりや暮らしについ

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経済メディアに見放された住宅業界?「日経ホームビルダー休刊」に思うこと

経済メディアに見放された住宅業界?「日経ホームビルダー休刊」に思うこと

日経ホームビルダーが「休刊」となりました。

以前より連絡を受けて知っておりましたが、いざとなると寂しい気持ちになりました。

約15年間、定期購読しておりました。

建築から、住宅の世界に入った人間としては、住宅の実務について、いろいろと勉強させてもらいました。

最終号は、今までの蓄積と強い想いのこもった、素晴らしい内容でした。

タイトル通り、「未来への道筋」を示してくれていました。

この

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「転職=裏切り」の思考法が終わり、新たなキャリア形成の時代に

「転職=裏切り」の思考法が終わり、新たなキャリア形成の時代に


会社と個人の関係を再定義する、令和時代の働き方を模索

令和という新しい時代に突入し、企業と個人の結びつきが大きく変わろうとしています。

昭和と平成を貫いてきた企業と個人の関係が曲がり角を迎えています。

会社と個人の関係を再定義する、令和時代の働き方とは何かを自問自答しています。

すでに現在進行形でこの変革が起きています。

終身雇用が前提ではなくなった今、

個人としてどのような働き方を

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