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ひとりエッセイ

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#エッセイ

その青はどんな青?~「ブルー」や「青」と名の付くマンガやゲームの由来を調べてみた

その青はどんな青?~「ブルー」や「青」と名の付くマンガやゲームの由来を調べてみた

その青はどんな青? 先日、電車に乗っていたとき、「BLUE GIANT」というマンガを原作としたアニメ映画の中吊り広告を見かけました。

 それを見た僕は、ついにコップのフチから水が溢れたのです。
 前々から、ずっと思っていました。

 タイトルに「ブルー」って付くマンガやゲーム、やたらと多くない?と。

 流行りと言ってしまえばそれまでですが、なぜ「ブルー」と名の付く創作物が「レッド」や「イエロ

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2023年を迎えての雑感イェイ

2023年を迎えての雑感イェイ

 ハロハロどうぞこちら地球。
 みんなの相棒、好奇心の隣人、広瀬ひとりです。

 今回の記事はエッセイでも小説でもなく、日々の反省やこれからやりたいことなど、雑感をダラーッと書きます。
 所詮はネットだけの関係、去年は世話になっただの、今年もよろしくだの、堅苦しいことは抜きにして、お付き合いくださいね。

まず言いたいこと「ペンネーム問題」

 僕は「広瀬ひとり」という名前で数年、活動をしているん

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なぜビールのテレビCMはどのメーカーも似ているのか~芸能人が「うまい!」と言うだけのCMについて~

なぜビールのテレビCMはどのメーカーも似ているのか~芸能人が「うまい!」と言うだけのCMについて~

 一度気になってしまうと、ずーっと気になってしまうもの。ありますよね。机の隅のほこりとか、小指のささくれとか、友達のヘンな癖とか。

 自分が最近、ついつい気になってしまったのは「ビールのCM」です。

 「何を気にすることがあるのか」とお思いでしょうが、めちゃくちゃ乱暴に言えば、どのCMも同じなんですよ。作り(構成)が。
 どのCMも芸能人が「うまい!」と言うだけ。

 厳密に言えばビールだけで

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ミスドでよく顰蹙を買う話

ミスドでよく顰蹙を買う話

「顰蹙」はミスタードーナツが12月24日に新発売した本格中華ドーナツで、雲南省伶明県にルーツを持つ素手惣という砂糖菓子をアレンジしたものです。
フレーバーは「マーラーカオ」「小籠包」「大蒜餃子」の3種類。230円(税別)。

嘘です。

ひんしゅく【顰蹙】《名・ス自》まゆをひそめること。不快の念を表して、顔をしかめること。 「―を買う」(自分の行為が原因で、世間の人から軽蔑(けいべつ)され嫌がられ

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中国の人は本当に『〜アルヨ』と言うのか—役割語についての話

中国の人は本当に『〜アルヨ』と言うのか—役割語についての話

みなさん、こんにちはある。

今日は「中国の人は本当に『〜アルヨ』と言うのか」という切り口で、役割語(言語のステレオタイプ)について書いていこうと思うあるよ。

難しことわからない人、居る知てる。
でも分かりやすく書くあるよ。
時間あるとき、気楽に読むよろし。

さて、まずはこれを見てほしいある。

『らんま1/2』高橋留美子

『銀魂』空知英州

二人とも語尾に「〜ある」を付けているある。
これ

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もう二度としたくない就活の話〜モンスター面接官よ永遠に〜

もう二度としたくない就活の話〜モンスター面接官よ永遠に〜

もう二度としたくないのは「就活」なのか、「就活の話」なのか分からないタイトルですが、結論から言うとどっちもです。

就活については大勢の人がマイナス感情を持ってるかと思うんですが、僕は就活を始めて最初に応募したところで圧迫面接みたいなのを受けて、それ以降の記憶が飛びました。

苦心と苦労と苦行と苦節と苦悩と苦慮と苦役の末、運良くある会社から採用通知を受け取った時には、髪はストレスで真っ白に染まり、

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「なぜあなたはカギカッコの最後に句点を付けるのか。」

「なぜあなたはカギカッコの最後に句点を付けるのか。」

さて、すっかり便利な世の中になりました。
ひと昔前の読書といえば、紙の本一択。新刊が出れば本屋に行き、平積みにされているお目当ての本を大事に抱えてレジに急いだものです。

ところが今ではインターネットを利用したさまざまなサービスが発達し、私たちは自宅のリビングで気軽に電子書籍を買えるようになりました。

そしてその「気軽に読める」という風潮は、それと対になるトレンドを生み出しています。
すなわち「

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書きかけの記事や小説が多すぎてがんじがらめなんだけど自業自得なので頑張って全部完結させるという意思表明の話【作品リスト付き】

書きかけの記事や小説が多すぎてがんじがらめなんだけど自業自得なので頑張って全部完結させるという意思表明の話【作品リスト付き】

タイトルですべてを表す小説が増えてますが、やってみて分かりました。便利。訴求性高い。

タイトルの通りです。
完結せずに終わっているnoteの記事や小説をここに挙げて、奮起を図るという記事です。
いくぞおら。頑張るぞこら。

では、途中まで書いて、気が向いたらまた少し書いて……を繰り返しながら永遠に完成しない僕のサグラダ・ファミリアたちをとくとご笑覧ください。

1.諏訪への一人車中泊旅行記(後半

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最近のCMの話

最近のCMの話

はじめに さて、noteではいろいろな話を上梓してきたわけですが、過去最高にしょうもない話をします。

 CMの話です。

 いや、決してCMがしょうもないと言ってるわけじゃないですよ。くだらないのは僕の話です。

 最近、生活環境が変わってテレビをよく見るようになったんですが、テレビ番組にはもれなく付いてくるんですよね。CMってやつが。

 ここ数年、ほとんどテレビなんて見てなかったものですから

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「花見」っていったい何なんだい

「花見」っていったい何なんだい

花見。
それは諸人こぞりて興じる春のイベント。

 では、花見とは何か。

 気象庁の「桜の開花発表」のニュースを聞くと、人々は胸のうちに芽生える「花見行くか」という感情に任せてその足を公園やらお城やらに運びたくなる。
 同志を集めたら日程調整、そして場所取りだ。砂地や芝生にペグを打ち込み、レジャーシートを固定。別働班が酒や買い物をスーパーなどで買い漁ってくる。
 車を出す運搬役は酒を飲めないので

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自分の文章を「下手ですが」「拙いけれど」なんて言う必要は全く無いという話

自分の文章を「下手ですが」「拙いけれど」なんて言う必要は全く無いという話

そんなこと言わなくても大丈夫。
君の文章はとっても面白いよ!!!
だからさ、胸張っていこう!!!!!

という意味ではなくて。

それは読者が判断することだから、そんな予防線を張らないでいいんだよ。

という意味です。

これはnoteなどで「なるべく多くの人に読んでもらえたら嬉しいな」という視点でテキストを書くとき、自分に言い聞かせている事でもあります。

YouTubeに Netflixなどの

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横浜で暮らし始めましたというだけの話

横浜で暮らし始めましたというだけの話

それだけなんですけどね。
これがなかなか刺激的でいいんですよ。

まあ「横浜」とひと口に言っても広いです。
なんせ日本最大の人口を誇る街なんですから。
いくつもの区に分かれていて、繁華街もあれば田園もあります。

ただ、そんな横浜の中でも「ヨコハマ」なエリアがあり、県外の方がよく知る横浜はそちらかと思います。具体的に言えば、ランドマークタワーや赤レンガ倉庫などがある、みなとみらいエリアですね。

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人を星に喩えるなら、自分は恒星になりたい

人を星に喩えるなら、自分は恒星になりたい

人を、星に喩えることがある。
「あいつはうちのスター選手だよ」とか「男(女)なんて星の数ほどいるよ」であるとか。

これは星の持つ輝きや、宇宙に無数に存在するという点から着想を得ているのだろう。なるほど、確かに言い得て妙だ。人は星である。

でも、でもだ。

星は星の数ほどあるが、星の種類だって星の数ほど豊富なのだ。
(もちろん前者は実測で後者は比喩だけれど)

恒星のライフサイクル。
質量や温度

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スマホに飼われていませんか

スマホに飼われていませんか

僕は飼われています。
むかしむかしは道具だと思っていたスマホに首輪を着けられ、飼われています。

スマホは身体の一部……もっと言えば、脳を補完するための外付け臓器として機能しています。
計算、検索、記憶。
頭を働かせるべきところを、幾度となく「スマホがあるじゃんか」とサボって参りました。スマホはすでに「a part of me」であり、もはや依存を気にするレベルじゃないのです。

そもそも、ヒトの

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