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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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#毎日note

自分はダメだと思える人の文章は、優しい。

自分はダメだと思える人の文章は、優しい。

ああ、自分はダメだなぁ
なんでこんなんなんだろう

と思うことが一日に何回もあるんだけど、

「ダメな人の気持ちがわかる」
「自分なんて、と思ってしまう人の気持ちがわかる」
「わかっているのにできない人の気持ちがわかる」

っていうのは
文章を書く上で一番強いんじゃないかと思う。

自分は完璧で最強で人に好かれてすごいんだ、

みたいな人間には何も書けない。

私は、弱さで書いている。

言葉で仕

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「書いているうちに、何が言いたいのか、わからなくなる」がなくなる3つの方法。

「書いているうちに、何が言いたいのか、わからなくなる」がなくなる3つの方法。

書いているうちに何が言いたかったか見失う。
話がズレている気がする。
話があっちこっちに飛んでまとまらない。

よくご相談されるお悩みです。

そんな時にすぐできる方法3つをまとめました。

1.書く前に、3つのことを決めておく

書く前に、
● 誰に
● どんな気持ちになって
● どんな行動をしてほしいか

を決めておく。

この3つさえ決まっていれば、どんなことを、どんな順番で、どんな言葉で伝

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思いを言葉にしたい人が、1月10日までにすべきこと

思いを言葉にしたい人が、1月10日までにすべきこと

今年は、もっと自分の思いを言葉にして発信してきたい!
と思う方に、

仕事始めのこのタイミングでやっていただきたいことがあります。

それは、

「自分の価値観を言葉にする」ことです。

価値観を明確に言葉にすれば、発信が変わる。チームが変わる

価値観とは、自分が何を大切にしているか、です。
何が大事で、何が必要で、どんなことをすれば心が動くか。
どんな自分でありたいか。

明確に言葉にできるで

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言いたいことがまとまらないなら、まず「数字」を言えばいい。

言いたいことがまとまらないなら、まず「数字」を言えばいい。

話したいこと、書きたいことが、まとまらない。
伝えたいことが、いっぱいありすぎて、何から話せばいいかわからない。

そんな時は、まず「数字」を言えばいい。

書く時も、話す時も、同じ。

数字を出すと、頭の中に箱ができる。

「思ったことが、3つあります」

「今、パッと思い浮かんだのは、2つです」

「ポイントは、3つです」

そうして、3と言ってしまった後に、ひとつひとつを考えればいい。

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言葉に力がある人、薄っぺらい人。

言葉に力がある人、薄っぺらい人。

同じようなことを書いたり話したりしていても、
「言葉に力がある人」と、「なんか薄っぺらい人」がいる。

その違いはどこにあるのだろう?

「こう書けばいいんでしょ」と当てに行った文章に力はない

20代で広告の会社に入った。私はコピーライターだが、新しい仕事が入ると、まず、デザイナーやディレクターさんと、「アイデアを持ち寄る会議」があった。

数年して慣れてくると、アイデアを出す際に、「自分が本当

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「こう書けば売れる」と教わった書き方がしんどい。

「こう書けば売れる」と教わった書き方がしんどい。

〇同業者と同じようなことしか書けない
〇同業者のSNS発信が気になる
〇同じようなことをしている人と、自分を差別化したい
〇SNSを見て、他の人のキラキラした発信に焦りや不安を感じる

このような悩みの相談をよく受けます。

6カ月講座「自分を売り出す文章構築アカデミー」の受講生 Aさんも、受講前は、そんなことにお悩みでした。

同業者がたくさん出てきて、みんながSNSで同じようなことを言っている

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「言い切らない」から、伝わることがある。

「言い切らない」から、伝わることがある。

SNSやnoteを見てくださった方から、 
「ズバッと言い切っている印象」と
言われることが多いが、
むしろ私は、
「言い切らない」ことを大事にしている。
 
正確に言うと、
「言い切る」と
「言い切らない」の使い分けだ。

「主張は言い切れ」の怖さ

 
文章の書き方や
コピーライティングの本には、
「主張は言い切れ」
「言い切るから文章は強くなる」
「言い切るから伝わる」
 
と書いてあるもの

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情報発信は、「ダサく始めて」進化させればいい。

情報発信は、「ダサく始めて」進化させればいい。

noteを書き始めて、30記事になりました。ほぼ毎日習慣として朝にアップすることができています。

Twitter、Facebook、Instagram、note、(時々ブログ)、メルマガ、LINE公式アカウント、音声発信。

「たくさんの発信が毎日できるのは、なぜですか?」と聞かれると、「楽しいから」に他ならない。

「情報発信が続かない」
「私も発信したいけど、書けることが何もない」
「やって

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文章を書くのに必要なのは、語彙力よりも「他人への想像力」だ。

文章を書くのに必要なのは、語彙力よりも「他人への想像力」だ。

「私、語彙力がないから」
「文章を書くのが苦手です」

よく言われます。

語彙力は、確かにあるに越したことはない。たくさんの言葉を知っていれば、それだけ思考は広がるだろう。

だけど、大切なことは「どれだけたくさんの言葉を知っているか」ではない。

どれだけたくさんの「人の気持ち」を知っているかだ、と思う。

「自分とは違う他人」の価値観をどれだけ知っているか
文章には読み手がいる。自分用のメモ

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人を「数字と見る」とうまくいかない~PVやフォロワー「数」より大事なこと

人を「数字と見る」とうまくいかない~PVやフォロワー「数」より大事なこと

少し前までは、

月に○○人集客しましたー!
月収○○桁なんちゃらかんちゃらー!

と言うのが流行っていましたが、

完全に「人を数字で見ているな」と感じます。

自分を「数字」と扱われて嬉しい人っているのかな?



フォロワー「数」を増やすことに消耗しても、意味はない

「Twitterでフォロワーを○万人にする方法」などもあふれていますが、
フォロワー「数」を増やすことがゴールではない。

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「わかっているけどできない」人の気持ちに、どれだけ寄り添えるか。

「わかっているけどできない」人の気持ちに、どれだけ寄り添えるか。

自分の情報発信に興味を持ってくれる「読者」は、多くの場合、「そのジャンルに興味がある人」だ。

私の場合は、文章の書き方とか、自分を表現する方法とか。

ということは、そのジャンルにおいて、何かしらの「悩みや困りごと」「もっとこうなりたい」という気持ちがあるはず。

もっと伝わる文章が書きたいとか、人の心に刺さる記事を書きたいとか。

こうなりたいという気持ちはあるけれど、それができなくて困ってい

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タイトルやキャッチコピーに「答え」はいらない。

タイトルやキャッチコピーに「答え」はいらない。

主催しているオンラインサロンと、6カ月の講座の受講生さんたちの文章を添削した。1日で50人ほどの文章を見て、赤を入れていく。赤ペン先生みたいな感じだ。

ブログやnoteの投稿文、メルマガ、商品販売ページ、ホームページ、そして講座やセミナー等の告知文章。

チラシやDMもある。

本文はしっかり書けている人も、「タイトル」でつまずくことが多い。これがもったいない。

タイトルや1行目が気にならない

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「思いが上手く言葉にできない」ときは

「思いが上手く言葉にできない」ときは

「上手く言葉にできない」という悩みは多い。
私の講座に来られる方も、はじめは、本当によく口にされます。

(そのたびに、脳内で小田和正がリフレイン。
ことーばにーできーなーいー。
あんな巨匠ですら、うまく言葉にできないんだから、私たちが自分の思いを言葉にできなくて当然だよなーと思ったりします)

「うまく言葉にできない」には2段階ある

「思っていることが上手く書けない」という場合、2つの段階があ

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「文章で自分を出していくこと」は、やっぱりちょっと怖いんだけど。

「文章で自分を出していくこと」は、やっぱりちょっと怖いんだけど。

文章講座をしていると、
経歴や実績、人柄に優れた人ほど
「私なんか、まだまだなので…」と口にすることが多い気がする。

客観的にみると、それ、すごいことなんですけど、と思うようなことや、
それをもっと打ち出せばいいのにと言いたくなることも、
本人にとっては、「だって、もっとすごい人がいっぱいいますから」なのだ。

3年経験したといっても、10年、20年されている人と比べたら。
これは大したことない

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