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僕らは星を眺めている
頭の後ろを落として見上げると、言葉は力を失う。
あまりにも壮大で、うそみたいで、近く見えるのに、手の届かない大きな現実。理解と遠いところにある夜空。足元に転がる関係性や、昨日の失敗とか、長年の想いなんかも全部飲み込んでいく。
みんな小さくてハイテクなパソコンを持ち歩けて、理由はわからないけど、電波が飛んでるらしくて、街と街をつなぐ大きな橋があって、花粉症の薬を夕方に頼んだら、次の日の昼には僕の
ひとりひとり、街の空気
最近引っ越した。埃の多い町から、日差しが床に跳ね返る明るい街に来た。これは、何度も体験してきたことだけれど。毎日通る道が変わる。買い物する場所、日差しの浴び方から、星の見え方まで、全部変わる。
これまでの歩き方で、街を歩いてみる。イヤホンを外して街を見てみる。覗いてみる。
街を行く人の服装や髪型。買い物や、会話の内容。自分は浮いている感覚があった。
風来坊は街に座る。周りを見る。自分を見る。あ
そこにあった物語 「ゴールド」
この度、長編映画「ゴールド」の製作が始まる。
誰かに簡単に形容されたくない
僕の人生において、とてもとても大きな、大切な物語。
始まって、終わってしまう前に、
今の気持ちを残しておきたいと思います。
「ゴールド」(監督/知多良)
2020年に製作・公開されたグッナイ小形さんの楽曲「きみは、ぼくの東京だった」のミュージックビデオのリハーサル用脚本から生まれた物語。
監督は、知多良さん。
自分が