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the U.K.編

見出しの写真でベンチに座っているおっさんね、実は手にワンカップ持ってたんですよ。
っていう、冗談はさておき、(持ってたとしても、たぶんお洒落なコーヒーでしょう。)そんなことはどうでもよくて。

今回の話は濃いよ。
『光の中を旅してた』-Only Time Will Tell-のクライマックス来てます。
やっぱり本編でもそうだったけど、ヨーロッパ編がクライマックスだよね。

先日、三回目のショットを打ってきて、翌日かったるくて何もできなかったから太宰治の『東京八景』を寝ながら聞いてた。

the U.K.編

夢って言うと、ちょっと照れるし臭くもある。
でも、今にして思えば俺はいつか見ていた夢の中を旅していた。
この話も、俺が描いていたイメージの一部だったんだ。
ロンドンに向かうまで、少し日本にいた時の事も思い出して話そうと思う。

いつまで続くかわからないこの時を生きてる。

どうしようもないぜ。
これを書き始めて、あと一ヵ月で一年経つ。
あっと言う間だ、早すぎる。
これが俺の見た「光」なのなら、どこまで輝きを放つのか確かめてみたい。
自分でも上手くコントロールできないのがこの「光」なんだ。

今、日本は4月。
桜が咲いてる。
僕は急性胃腸炎で仕事を休んで寝込んでる。
腐った玉子でも食べてしまったんだろうか。
いい機会だから、ずっと前に書いた『高校純情物語』を読み返した。

そうこうしているうちに、今週末は僕等のバンドのライブがある。
僕等は一体いつになったら年をとっていくんだ。
こんなこと書いてる文字の隙間にも時間は流れて行ってるっていうのに。

なんかさこのまま一日が終わるのも違うなって思ってさ、だったらここに一つ何かを記しておきたい。
去年の4月にこの物語をブルガリアで書き始めてから、大まかな流れを時系列で記してここまで来た。
本当は毎日30分ずつくらいで進めてきたかったけど、そうもいかなくって。
IELTSのテストが終わったら、少しは時間に余裕が持てるかもしれない。
今年はやたらと自分なりに挑んでいると思う。
いつもそうだけれど。
行けるところまで行かなくちゃ。

時の速さに置いて行かれてしまいそう。
もっと僕は激しく生きたい。
毎日にしがみついていたい。
何かやるせない時間をただ繰り返す毎日ってのは好きじゃない。

僕は一体何を持て余していたんだろう。
そろそろ図書館に行って勉強してくる。

何かを始めなくちゃいけないなって、おぼろげに思ったことがあった。
それはふっと訪れてまた消えていく、そんな周期があった。
今も少しそいつを感じてる。

僕はここにいる。
書いてる。
考えても、考えても答えは闇の中、光を。
旅の中に射していた「光」を追い続けている。
これをいつか読み返す時が来ることを本当に願っている。
僕はいくつになっているだろう。
時間はかけてもいい、これも何回も書いた。
僕もそう思えるようになってる。
そうだ、この頃もなにか背負ってる間隔はあって、東京にいる今そいつは密かに身を隠しているみたいにまた感じなくなった。
僕に光を見せているのは君なのかもしれなかった。

二年前、もうシドニーを旅立ってニュージーランド、そして台湾の旅も終わっていた。
僕の旅は終わっていたんだ。
そこからまた始めた。
この旅の終着点、そんなのも全くわからないまま。

時間と共に朽ちて失くなっていく僕のこの気持ちをここに残す。
たんたんと年をとってく、ゆっくり死に向かってんだ。
たぶん、一ヵ月くらいだと思う。
ここも離れてて書けなくなってる。
楽な方に堕ちて行ってる。
しばらく勉強ってのもしてない。
働いて、また働いてる。
仕事ばっかりで、新しいものを創造できていない気がする。
こいつは、これは何年かかってでも書き終えたい。

今、ここに向かわせてくれたのは、オランダのアムステルダムで少し暮らしてた時にお世話になったイルマがメッセンジャーで「本は書いてるのか?」と言ってくれたからだった。
ここの所机に向かう時間は確かに減って、眠ることの方が多くなってた。
アイルランドのダブリンでのことを懐かしみながら、僕はと言えば、もう日本に帰ってきて東京で暮らして一年になる。
悠々自適な生活を送っている。
こんな長い話が表に出るなんて、これっぽっちも思ってなかった。

上海旅行に行ってきたって書いてから数ヵ月。
時間は一瞬で過ぎてく。
決して掴めるようなもんでもない。
あれから時間だけが経った。

もう書き始めからまさかの2年近く経ちそうになってる。
これは、いい加減にしろだ。
でも仕事は上手く行ってて公私ともに順調すぎる。

過去も未来も紙一重。

時間だけが過ぎていく。
そしてまたここから書けなくなる。
何か変わらなければと思いつつ、それが何か今は思い出せない。
糸がほつれてもつれてたどり着けない。
みえてるようで煙の中、目を凝らしても何も見えない。
もう少し時間がかかりそう。
もう3月、書けない時期が続いてる。
あのブルガリアにいた頃の事を思い出して欲しい。
ジュリアンは言ってた。
「一日に5分だけでも書いたらいい」って、そしてそれを続けること。
それが出来れば、ここから先にも行ける。
もう書き始めて2年近く経つ。
これを全文一冊の本に出来たら何ページあるんだろう。

ダイジェスト版を綺麗にしたので出せればいいなぁ。

俺はこれと長い事向き合えてない。
ずっと書けないでいたみたいだ。
そんな時期が続いてた。
もう実はよくわからない。
それでも書かないと。

今の僕がちっぽけで笑えるんだ。
バリに一週間くらい旅してきた事も書けていない。
もう一ヵ月以上も前の事なのに、どうしてこんなに置いてけぼりになっちゃうんだろう。

東京で引っ越してから半年くらい経つ。
冬は寒くて夏は暑い相変わらずの生活。
よくも悪くもない、普通だ。
ただ、いつものように時間だけが過ぎてく。
バンドの「音」を約9年ぶりに撮った。
少しずつ何かは変わってる。

続いて行く生活。
可もなく不可もなく安定した生活。
この頃と大違いだ。
バスカー達はどうやって日々の生活を送ってるのだろう。
飯は食えているのか。
派手な衣装に身を包み、全身に色を付けて、どこでその汗を流す。
僕が撮り溜めた写真の中にストーリーがあって、そいつを今更ながらに追っかけてこれを書いてるんだけど、全く思い出せないこともあって、3年って月日は確実に流れたんだなって思える。

俺の家には最近旅人が来る。
俺が呼んでる。
俺が旅してた時に使ってたカウチサーフィンで、今度は俺が迎えてる。
こっちも少しだけ旅の中にいれる気がする。

また書けずに一ヵ月、いや二ヵ月近く経ってる。
忘れちゃいそう。
あの気持ち。
それからまた簡単に一ヵ月経った。
もうここにも来れないかもしれない。
こうやって、だんだんとまた何にも見えなくなっていくんだ。
もう知ってる。
やることたくさんあったり、意味のない事に時間を費やしてたりしてる。

台風が来てる。
もう、10月になる。
サンダーランドの駐輪場の前にいたのはもう3年以上も前だってのに、過去の自分においていかれてる感覚。
そんなの変だろ。

台風が来てる、窓を叩く雨と揺らす風。
今夜は眠れるだろうか。

また一ヵ月くらい経ったかもしれない。
あっと言う間に11月。
台風はもう来てない。
どうすればこれを書き続けられるのか、今の僕には時間が必要だ。
そんなこっちの僕はもう2019年。
なんだ、もう4年も前の事になってるみたいだ。
旅の中の思い出に追いつけてないまま僕はまた新しい旅に出たりしてる。
働きながら、縛られながら。
夢はどんどん薄らいでいってしまう。

『光の中を旅してた』を書き始めてから何年経った。
ブルガリアからだから、うーん、3年近い。
ヨーロッパ編も終わらせたいし、まだまだ続きたい。
書きたいことが山程あるけど、なかなか書けない。
ここに向かう時間、こっちに向かう時間が欲しい。

扇風機が首を回してる。
こっちじゃもう2019年の7月。
ここにはもう随分書きに来れていない。
なかなかこれなかった、この間にもたくさんの所に旅に行ったじゃないか。
例えばフィリピン、ミャンマーそして香港、マカオあげいん。
ふぅ。
これを書いていたのは、いつ。
もう4年くらい前から。
なかなか書き終わらない。
ここまで来れない。
 
この前しげおさんの服屋に行ってきた。
刺激をもらったよ。
何か変わりそうなんだ。
相変わらず働いてばっかりだ。
いつだか願ったよね、俺はこの物語を書くって。
インドのモスクの中で。
今それが出来てるのかって自分に聞きたい。
出来てない。
わかってる。
あぁ。
「約束」ってそういうものだったっけ。
違う。
もうすぐ8月になる。

9月ももうすぐ終わる。
この間ロシアに旅行に行ってきたけど、そこまでまだまだ追いつけない。

そっか、過ぎ去った日々ってのを今の様に、この頃の僕も感じてたんだろうか。
写真を撮りながら夢みたいな時の中。
「メリークリスマス」毎年この時期に言ってる。

これを書いてる今は2020年。
年明けからまた書き出せた。
少しでもこれを進めて書き終える。
それからまたこれを清書してAMAZONで公開して売り出してシェアをしたい。
一人の旅人の話、誰かに届くかもしれない。
そんなこんなで今日は休みだから書いてる。

今日は雨でさ、家でバンドの動画作ってた。
2020年の1月も終わりそうなこの時期。

追いつけない。
まだ、追いつけてない。
もう書き始めてから4年以上も経ってる。
書くのは好きだけど、膨大な量があって追いつけない。

そうだ、今日、東京では雪が降ったよ。
2020年。
3月14日。
世界は新型コロナウイルスで暗い。

少し今の話。
2020年4月。
オリンピックは延期になった。
COVID-19のパンデミック。

ウイルスとの闘いに世界中が混乱している。
たくさんの人が亡くなって、1,000,000以上の人が感染してる。
とても残念なことに志村けんさんも亡くなってしまった。
ここ最近気分が冴えない理由の一つだ。
残念過ぎて悲しい。
もっと長く活躍するんだと思ってた。
急すぎて、ショックだ。
僕は今東京に住んでるんだけど、自粛を要請されてる。
何するにもそうだ。
街にも出て行かなくなった。

編集後記

行間に流れていくやるせない時間。
言葉で繋ぎとめていようとしていたのではないでしょうか。
そうでもしていないと、彼がどこからきて、どこへ行くのか。誰もそんなことになんて興味をもってないから、自分でも忘れちゃいそうだったんだ。

この前、野外災害救助法をラーニングしてきた時、僕の隣の席だった青年は世界80ヵ国を旅してきたって自己紹介で言ってた。
なんだか嬉しくて。俺も自己紹介の時、「僕も35ヵ国旅してきました」と言ったの。
アメリカで働いていた人や、世界の山に登っている方々とも会った。
なんか、一瞬だけどすごい人達と関わってたんじゃん。

5月が始まってる。もう少ししたら、家族みんなで一緒に飯を食う。その時に兄に本の事を聞こうと思う。それに、母の姉らも来るから楽しみだ。

noteを読むときに、僕はね。
1,000-2,000 文字くらいだとサクッと読めて嬉しかったりする。

ところが今夜の僕の有料記事は5万5千字以上ある。こうなったら。
有料にする、優しさを含む。と、捉えていただけたらどうでしょう。

これからオーストラリアへ旅立ちたい若者たちへは、noteで一話一話全部無料で公開してるし、マガジンでもまとめてるから、そっちもある。

そんで、ある程度余裕のある大人の方々へは、note内でのPayPayの循環、もしくはサポートの助長だと思って頂けると嬉しいです。
購入してくれたら、一話一話クリックする手間も、前説、編集後記も無しで本編だけで物語がするする入ってきます。
それなりにお時間をいただいてしまうからこその、有料という配慮。
よろしくおねがいします。

PayPayして頂けたら、その分サポートを皆に分けます。
メッセージも送れるので、楽しいですよ。

と、書いてみて思ったんですが、やはり僕からも気持ちサポートをしようと思う。
そうすると、ひょっとして、彼の有料noteが売れたんじゃないか感がちょっと出ますよね。サポートされる側も嬉しいだろうし。
その際のお返しは、いいの。僕は大丈夫。ってのは、お返ししなくていいよ。です!! 
僕は十分幸福だと思う。あんだけ旅して、まだ生きているのが奇跡なので。

こんな貴重な経験、いくら積まれたって出来ない。
国を越えるごとに毎回、決心があった。
良い気持ちも伝染するらしい。そこんところ頼みたいよ。

関連note

熱がある時に、放たないと。どうなると思う。
みんながそうだから。社会情勢がこうだから。
ベイビー。いいかい。よくみてごらん。

みんなの旅マガジン

皆、羽ばたいていてかっこいいと僕は思う。
オーストラリア、いいよね!! 
みなさんには皆さんのストーリーがある。
ログとっとくの大事ですね。こうしてシェアできる。
ありがとうございます。

そうそう、今実家の断捨離もクライマックスを迎えてて、押入れからまぁいろいろ出てくる。俺のしまいこんでたCDもたくさん出てきたと思ったら、親父のレコードもアルバムも沢山出てきた。

そんなこんなで、次回も濃い目の話があります。

ハッピーゴールデンウィークやっちゃってください。
スキです。よろしくお願いします。

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