レイチェル・カーソン「沈黙の春」 およそ、学問と呼べないような単純な科学が最新の武器を手にして勝手なことをしているとは、何とそらおそろしいことか。その矛先を昆虫に向けていたが、それは、ほかならぬ私たち人間の住む地球そのもの向けられていたのだ。 yumiパンダ『虫だけ殺す毒はない』
>カーソン自身が本の中で「知ることは感じることにくらべて半分も重要ではない」と読者に語りかけている。こうした言葉に、森田さんは「自然」と「人間」の二項対立を脱する知恵を読み取った。 ワンダー(不思議)に開かれた感受性を磨くためには、“知ること”よりも“感じること”が欠かせない。
🔻【レイチェル・カーソン】 ■『センスオブワンダー』 →五感による自然との直接的な関わりの中で子供が不思議に思ったり感動したりすることを【センスオブワンダー】と呼び、もっと知りたいという好奇心が促されるとした ■『沈黙の春』農薬類の問題を告発 →環境問題を初めて訴えた書