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カンコンキンシアター

 博品館劇場にて「カンコンキンシアター35 クドい!~烏骨鶏のジジィ参上~」を観てきました。関根勤が主宰する舞台で、もう35回もやっているのですね。今回は「関根勤芸能生活50周年記念公演」と銘打たれていました。「烏骨鶏のジジィ」とは、関根勤自身が孫から「烏骨鶏のにおいがする」と言われたことからきていると、本編で説明がありました。  出演は関根勤、ラッキィ池田、ウド鈴木、天野ひろゆき、中村嘉夫、飯尾和樹、やす、森一哉、平子悟、井川健司、岩井ジョニ男、神部美咲、飯田あすか、安井

    • 市子(ネタバレします) 2

       続きです。  失踪した市子は、高校時代の同級生・北を頼ったようですが、そこに長谷川の捜索も追いつきます。この北は最初に登場したシーンでは大して重要な役とは思えませんでしたが、後からどんどん重要性が増していきました。北と長谷川が玄関で話しているときに、長谷川の勘が働き「中に誰かいますよね?」と言って強引に部屋に入りました。すると、そこには最初の市子の失踪と同じような光景がありました。おそらく市子はそこにいて再び失踪してしまったのでしょう。市子は失踪中に、自殺願望がある女性と

      • 市子(ネタバレします)

         映画「市子」を観ました。SNSでどなたかがAmazon prime videoにあると投稿しているのを見て、興味をそそられたものの、その後、忘れてしまうケースが多いのですが、今回は休みの直前に投稿を見たので、観ることが出来ました。  冒頭、歩く女性と、バイクで走る男性が別々に登場します。男性は帰宅途中の様子。女性の方は自宅でなにやら荷物をまとめています。男性も自宅に到着した様子で、階段を上ります。それと合わせるように女性はベランダから出て行こうとしています。男性が帰宅する

        • 広島アスリートマガジン5月号

           「広島アスリートマガジン5月号」を読みました。表紙は矢崎投手、栗林投手、島内投手、カープの勝ちパターンですね。現状は島内投手が若干怪しいですが、「終盤は俺たちの出番だ。」という言葉が力強く感じられます。  栗林投手のインタビューでは登場曲についての話がありました。以前は登場曲にOfficial髭男dismの「コーヒーとシロップ」という曲を使っていたのですが、昨年から登場曲を代えたところ「新しい曲だと打たれているよ」と指摘されるようになったのだそうです。オープン戦で「コーヒ

        カンコンキンシアター

          衆議院補欠選挙 2

           続きです。  そして様々物議を醸したつばさの党・根本良輔氏ですが、1110票入りました。彼らの活動は褒められたものではありませんが、候補者にぶつけている質問は、私も答えが聞いてみたいと思えるようなものばかりでした。とは言え、ちょっと言葉が汚すぎますね。公開討論会では、結構普通に見えたのですが、人を煽って、怒らせるような物言いは端から見ていても気分のよいモノではありませんでした。暴言を吐かれた候補者たちですが、選挙期間中は無視で良かったのだと思います。別途、公開質問状を出す

          衆議院補欠選挙 2

          衆議院補欠選挙

           衆議院議員補欠選挙が東京15区、島根1区、長崎3区で投開票されました。結果は三つの選挙区いずれも立憲民主党の候補者が当選となりました。裏金問題に対して、なんともしょぼい対応、対策を行っている自民党ですから、候補者を出せないのも致し方ないかなと思います。東京15区は秋元司氏が当選したら、自民党に復帰なんていうシナリオがありそうでしたが、長崎3区には完全に出していない中で、「3連敗」と書かれてしまうのはちょっと気の毒に思います。  注目していた東京15区、残念ながら私が推して

          衆議院補欠選挙

          酒日誌 175

          2022.06.12  ベルーナドームで野球観戦、もちろんビールを呑みながらです。つまみを買いに行きましたが、ピンとくるものがなく、きびなごの唐揚げとだし巻き卵を買いました。座席のドリンクホルダーにタグが付いておりQRコードが印刷されていましたが、これを読み込むとフードとドリンクの注文画面に飛んで、注文すると席まで持って来てくれるなんて言う設えがありました。配達料が330円かかるのですが、階段を上がることを考えると、払っても良いような、それでもトイレは代わって貰えませんから、

          酒日誌 175

          酒日誌 174

          2022.06.06  業界団体の役員会で「やまき」へ。会議はつつがなく終わり、生ビールと京豆腐、牛すじ大根煮を頂きました。 京豆腐は上品な感じ、 牛すじはプルプル、大根はしっかりしていましたが中まで味が染みており、ビールが進みます。 とはいえ3杯で終了、同じ役員の弟に帰りがけの駅まで送ってもらったら、丁度電車が来る時間でした。本数の少ない八高線でこれは大変ありがたいのですが、上り電車が遅れており、私が乗った下りの電車が出発しません。八高線は単線なので、駅でスライドしない

          酒日誌 174

          思春期デコボコ相談室

           大下隆司著「思春期デコボコ相談室 母娘でラクになる30の処方箋」を読みました。著者は精神科医で、代々木の森診療所の院長です。昨年、出版社の方に3冊ご恵贈頂いた中の1冊なのですが、2冊はすぐに読んだものの、本書だけちょっと時間が空いてしまいました。姪っ子も中学生になったし、先日読んだ「トランジェンダーになりたい少女たち」にも関わってくると思い、続けて読みました。  思春期の子を持つ母親の悩み相談といった内容でしたが、冒頭、「思春期の心と体を診ることは、脳の発達を診るというこ

          思春期デコボコ相談室

          トランスジェンダーになりたい少女たち 4

           続きです。 安倍晋三氏はアメリカで起こっているこうした事態を認識されていたようで、LGBT理解増進法にも慎重な姿勢だったと聞きます。推進を求める稲田朋美氏らにも「これは国際的な政治闘争だから、、、」と慎重な姿勢をといていたとも聞いています。それが全て本当かどうかはわかりませんが、こうした話を聞いたのは当然亡くなられる前ですし、記憶の範囲ではそこから更に数年前だったと思います。それくらい前から本書に描かれているような事象を把握されていた安倍晋三氏は流石だなと思う一方、安部氏

          トランスジェンダーになりたい少女たち 4

          トランスジェンダーになりたい少女たち 3

           続きです。  「ティーンエイジャーはほかのあらゆる年代よりも危険を冒す。とりわけ仲間の賞賛がかかっているときには危険を冒す傾向にあることが神経学でも明らかになっている。(中略)ティーンエイジャーは仲間と向き合うと、ほとんど自分を抑えられない。自己抑制を司ると考えられている脳の前頭前野は一般的には二十五歳まで成長が終わらないからだ。」とありました。ティーンエイジャーに限りらず「仲間と向き合うと、ほとんど自分を抑えられない」ような方も結構見ておりますが、自らがその年代だったこ

          トランスジェンダーになりたい少女たち 3

          トランスジェンダーになりたい少女たち 2

           続きです。  少女が性別違和を訴え、ホルモン治療や性別転換手術を希望するようになります。親はもちろん反対しますが、思春期なんて親の言うことよりも、友達や先輩の言うことが優先になってしまうもの。私自身もそうだったように思います。SNSの影響もあり、先述したようなインフルエンサーの影響力もある一方で、医療機関でホルモン剤を処方してもらいやすい言い方や、親を説得しやすい言い方のアドバイスもあるのだそうですから恐ろしい限りです。もちろん、そうしたことに異を唱える医療関係者もいるの

          トランスジェンダーになりたい少女たち 2

          トランスジェンダーになりたい少女たち

           アビゲイル・シュライアー著、岩波昭監訳、村山美雪・高橋知子・寺尾まち子共訳「トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」を読みました。著者はアメリカのジャーナリストで、本書は各新聞社から「今年最高の1冊」と評され、世界9ヶ国で翻訳されています。しかし日本では、KADOKAWAから出版予定だったものが、抗議活動によって出版停止となり、産経新聞出版が出版に踏み切った曰く付きの本です。著者が実際にたくさんのトランスジェンダー当事者らに綿密な取材をして

          トランスジェンダーになりたい少女たち

          門前仲町

           東京15区の衆議院補欠選挙、良くも悪くも盛り上がっているようで、連日、Xのトレンドには「飯山あかり」、「日本保守党」が登場しています。一方で、つばさの党による選挙妨害もすさまじく、警察に指導をされると警察署内で怒鳴り散らしているような動画まで出ていました。しかも、この動画、つばさの党の方が撮影しているようで、警察の方らしき方が「撮影を止めてください」と言っていることに対して、「だまれ、撮影止めたら応えるのか」と恫喝しています。  なんだかすさまじい状況ですが、飯山あかり氏

          酒日誌 173

          2022.06.03  会社でリモート勉強会の後、呑みながら感想を語り合いました。スーパードライの大瓶、インドの青鬼、あと何らかのIPAを用意し、おつまみに肉屋で唐揚げ、野菜の混ざったちぎり揚げ、餃子フライなんていうところを買っておくと、母が野菜も用意してくれました。久しぶりにお会いする福岡の経営者の方といろいろとお話させて頂き、勉強にもなりながら、どんどんビールが進んでしまいました。 2022.06.04  結婚記念日で妻とコンサートを観に中野サンプラザへ。終わって、「焼

          酒日誌 173

          悲願へ 21

           続きです。  道徳について「道徳を他人に言う人は、全部が噓と思っていい。」、「道徳的なことを覚えたとしたら、自分に対してやる人が真の道徳家だ。」とありました。どこまでも道徳に対峙する人間に厳しいです。そこで、例えとして広田弘毅が登場しました。広田は中学生になるとき、父親から「論語」を貰ったのだそうです。その「論語」を毎日寝る前に三十分ずつ、一生涯読み続け、処刑の前日も読んでいたそうです。その広田ですが、論語を家族に語ったことがないのだそうです。道徳を教えるのは生き方であり

          悲願へ 21