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「沈黙の夏」の不気味さ。

あなたは、レイチェルカーソンの「沈黙の春」をご存知ですか?
米国の生物学者レイチェル・カーソンが1962年に発表し、農薬などの危険性を、鳥たちが鳴かなくなった「沈黙の春」という象徴的出来事を通して訴えた作品です。
私はレイチェルカーソンの感覚が好きで、共感できます。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784102074015


私は今、「沈黙の夏」を感じています。

晩夏の蝉の声「ツクツクボウシ」が聞こえてきません。私の周りでは、この夏を通して蝉の鳴き声が少なかったように思います。
周囲の方々に伺っても同じ意見でした。

自然豊かな場所では感じ方は異なるかもしれませんが、あなたの周りではいかがでしょうか?
私は、酷暑で蝉達が死んでしまったのだろうと思っています。

酷暑、台風など天候だけでなく、目で耳で感じられる身近なレベルで自然界の変化を感じます
自然界は循環しています。
蝉が少なくなったのは、自然界の大きな変化の氷山の一角だろうと推測できます。

沈黙の春ならぬ夏。
不気味な静けさの中に佇んでいるようです。

かたや、スーパーマーケットでは多種多様な食品が並び賑わっています。
家庭菜園の経験程度ですが、農産物は種をまく時期が少しでもずれるとよく育ちません。不安定な気候や自然の変化の中で、これからの農業、食料はどう維持されていくのか。氣になります。

不安は手放しつつ、自分達が食べていく最低限の農産物を維持できる状態を確保しておきたいですね。




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