私たちが学徒出陣させられる時は、みんな私服で行くのだろうか...
「永世に平和を守るといふ意志のこの国の場合の弱き響きよ」(唐津常男氏「戦火」、1950年9月「短歌研究」) 「遂げ得ざる論文を措きて卒業す悔とし言はばかかる悔のみ」(同「学徒出陣の歌」、1943年12月「短歌研究」) ※10/30/2023、東京新聞夕刊「一首のものがたり」
「過去を顧みることが、同じ過ちを繰り返さないために必要。今の若い人に私のような経験をしてほしくないし、平和の尊さを強く自覚してほしい」(京都大学、101歳) ※10/22/2023、東京新聞「元学徒兵 出征の記憶」
出陣した学徒の正確な人数、陸海軍のいかなる部門に配属されたのか、そして何より戦死者の数はどれほどなのか、何一つ明確ではない。 ※9/6/2023、東京新聞夕刊 保阪正康「耳に残る出陣学徒隊の慨嘆」 ※「日録20世紀1943年」(講談社)
「軍隊、それは予想していた何層倍もテリブルな所です。…全ての人から人間性を奪ってしまっています。二年兵はただ、我々初年兵を奴レイのごとく、否機械のごとくに扱い、苦しめ、いじめるより他に仕事もないのです」 (早大政経学部・ブーゲンビル島で戦死、28歳) ※「きけわだつみのこえ」