但馬オサム

文筆人・作家。とりあえず、過去発表した記事を中心にアップしていくつもりです。 著作『ゴ…

但馬オサム

文筆人・作家。とりあえず、過去発表した記事を中心にアップしていくつもりです。 著作『ゴジラと御真影』『韓国呪術と反日』『世界の子供たちに夢を~タツノコプロ創始者・天才吉田竜夫の軌跡』など多数。

最近の記事

西欧人の中国のイメージ① みなさん、お手元の英語辞書でぜひShanghai(上海)を引いてみてください。

    • 山本太郎はかつての「竹島はあげたらよい」発言を「政府が守る気がないなら」という前提の話と言い訳し始めた。バカか。奪われたものをどうやって守るのだ? 「奪還する気がないのなら」ならばわかるが。武力で奪われた領土は武力で取り返すしかない。山本が主張すべきは憲法改正であろう。

      • 裴亀子と天勝と伊藤博文 (後編)

        伝説のマジシャン・松旭斎天勝の養女にして朝鮮舞踊家。実は伊藤博文の隠し子? さままざな歴史のスクランブルに立ちながら、21世紀に生を全うした女性エンターティナー・裴亀子(배구자)の波乱万丈 天勝一座を脱走  1926年(大正15年/昭和元年)、天勝一座の平壌公演中、亀子は脱走、そのまま行方をくらませてしまうのだ。一説によれば、天勝の別の養子と恋仲になり、一座に居づらくなったためだともいわれている。子供好きの天勝は一座のレビューを家族で楽しめる健全なエンターティーメントと考

        • 裴亀子と天勝と伊藤博文 (前編)

          伝説のマジシャン・松旭斎天勝の養女にして朝鮮舞踊家。実は伊藤博文の隠し子? さままざな歴史のスクランブルに立ちながら、21世紀に生を全うした女性エンターティナー・裴亀子(배구자)の波乱万丈 裵亀子の謎  裴亀子(はい・かめこ/ペ・クジャ)の名前を筆者が知るきっかけとなったのが、伝説の女性奇術師・初代松旭斎天勝(しょうきょくさいてんかつ)の自伝『天勝一代記』である。とはいえ、その記述は「朝鮮の巡業中、乞われて弟子にした両班の娘で、朝鮮舞踊を得意としており、一時期は自分の養女

        西欧人の中国のイメージ① みなさん、お手元の英語辞書でぜひShanghai(上海)を引いてみてください。

        • 山本太郎はかつての「竹島はあげたらよい」発言を「政府が守る気がないなら」という前提の話と言い訳し始めた。バカか。奪われたものをどうやって守るのだ? 「奪還する気がないのなら」ならばわかるが。武力で奪われた領土は武力で取り返すしかない。山本が主張すべきは憲法改正であろう。

        • 裴亀子と天勝と伊藤博文 (後編)

        • 裴亀子と天勝と伊藤博文 (前編)

          併合時代の雑誌① 「モダン朝鮮」(1936年9月創刊)。ロゴといい80年代の雑誌といってもおかしくないデザイン・センスだ。表紙にカレンダーがついている。断髪はモダンガールの象徴で、毛断(モダン)という当て字があったほど。

          併合時代の雑誌① 「モダン朝鮮」(1936年9月創刊)。ロゴといい80年代の雑誌といってもおかしくないデザイン・センスだ。表紙にカレンダーがついている。断髪はモダンガールの象徴で、毛断(モダン)という当て字があったほど。

          日本で三日天下といえば、明智光秀だが、韓国では金玉鈞をそう呼ぶのか。 知り合いの韓国人によると今の韓国での金玉鈞の評価は、日本に利用された挙句ポイされた哀れな男なのだそうだ。それでは、あまりに金が不憫だと思う。

          日本で三日天下といえば、明智光秀だが、韓国では金玉鈞をそう呼ぶのか。 知り合いの韓国人によると今の韓国での金玉鈞の評価は、日本に利用された挙句ポイされた哀れな男なのだそうだ。それでは、あまりに金が不憫だと思う。

          町にサーカスがやってきた。 昌徳宮両殿下とは、李垠殿下御夫妻のこと。 ’(朝鮮日報大正12年6月21日付)

          町にサーカスがやってきた。 昌徳宮両殿下とは、李垠殿下御夫妻のこと。 ’(朝鮮日報大正12年6月21日付)

          力道山とルー・テーズ。真にタキシードが似合うレスラーといえばこの二人だろう。 テーズはショーン・コネリーにも似ている。 真ん中は力道山の後見人で日本プロレスコミッショナーの大野伴睦(当時自民党副総裁)。彼のように、裏社会にも通じ清濁吞み込んだ度量のある政治家はもう現れまい。

          力道山とルー・テーズ。真にタキシードが似合うレスラーといえばこの二人だろう。 テーズはショーン・コネリーにも似ている。 真ん中は力道山の後見人で日本プロレスコミッショナーの大野伴睦(当時自民党副総裁)。彼のように、裏社会にも通じ清濁吞み込んだ度量のある政治家はもう現れまい。

          森繁久彌~異国の初夜

           森繁久彌にこんなエピソードがある。 とある劇場のこけら落としに呼ばれ、挨拶に立った森繁御大、緞帳が下りるのを待って隣にいる杉村春子に一言、「さて、つかぬことをお聞きしますが、私、あなたと寝たことありましたっけ?」。次の瞬間、特大のビンタの音が劇場中に響いたという。 傑作だけど、この手の話というのは、多少尾ひれがついたものと考えたほうが無難か。もっとも、「森繁ならさもありなん」「森繁なら許されそう」という前提がなければ、笑い話としても成立しようがないわけである。 実際、森繁久

          森繁久彌~異国の初夜

          但馬SAYS 日本の国を支配しているのは法であって、アラーではない。 法律も人間の作るものだから、間違いはあるし、時代にそぐわないものも確かにある。その場合、作り変えることができる。 だが、コーランは千年以上、一語一句変わらないし変えてはならないのだという。なら日本にいらない。

          但馬SAYS 日本の国を支配しているのは法であって、アラーではない。 法律も人間の作るものだから、間違いはあるし、時代にそぐわないものも確かにある。その場合、作り変えることができる。 だが、コーランは千年以上、一語一句変わらないし変えてはならないのだという。なら日本にいらない。

          目からビーム!173狗(イヌ)とミイラ~狗和木乃伊

           終戦の日、靖国神社の参拝の列に並んでいたら、列の前の方で怒号とともにビラのような物が撒かれるのが見えた。続いて期せずして参拝者の間から「帰れ!」コールが起きた。このビラ男は中国人で、「尖閣と台湾は中国の領土!」と叫んでいたという。神聖な境内を不浄の血で穢すわけにはいかないが、この外道を生かして帰したのは痛恨と言わざるをえない。  その怒りも収まらぬうちに、今度はまたぞろ中国人による靖国の石柱への落書きである。石柱にはフェルトペンで「厠所」(便所)と書かれていたという。狗(イ

          目からビーム!173狗(イヌ)とミイラ~狗和木乃伊

          慰安婦強制連行レゴ(?)。こうやって幼児のうちから、日本への憎悪を植え付けるのね。

          慰安婦強制連行レゴ(?)。こうやって幼児のうちから、日本への憎悪を植え付けるのね。

          併合時代日本語教育のメリットについてちょいとな

           日韓併合により朝鮮では日本語教育が実施された。現在の韓国では、民族の言葉を抹殺する日帝の政策といってこれを非難する。実際は初等教育で朝鮮語の授業も行われていたから、抹殺などというのはまったくもって言いがかりである。そもそも言語など抹殺しようにも抹殺などできるものではない。  現在は全否定されている日本語教育だが、これが当時の朝鮮人に何の恩恵をもたらさなかったかといえば、これも否だ。  明治の頃、既に漱石がイギリスに、鴎外がドイツに、荷風がフランスに、留学、遊学を経験している

          併合時代日本語教育のメリットについてちょいとな

          但馬SAYS 国をもたなかったユダヤ人がパレスチナの地に、先住者を追い出して作ったイスラエルを左翼はけしからんという。今、同じく国をもたないクルド人によって川口に自治区がつくられようとしているのに、これを非難するサヨクはいない。

          但馬SAYS 国をもたなかったユダヤ人がパレスチナの地に、先住者を追い出して作ったイスラエルを左翼はけしからんという。今、同じく国をもたないクルド人によって川口に自治区がつくられようとしているのに、これを非難するサヨクはいない。

          僕が語っておきたい下北沢⑮~黄金色の至福

           既に代一元なく大昌なく、在住時代から常連にしていたラーメン屋も一柳と珉亭ぐらいになってしまった。両店とも、超有名店で食べログなどでも多くの人が紹介しているので、くわしくはそちらを参照されたし。  一柳はオープンのころから通っていた。カウンターだけの小さな店で、お昼どきにいくと店の前に列ができていたりする。とにかく食い物屋に並ぶのが嫌いな僕は、時間をずらして再び訪れたりしたが、タイミングを間違えると店が休憩時間に入ってしまい、食べはぐってしまうこともあった。夜も7時くらいには

          僕が語っておきたい下北沢⑮~黄金色の至福

          「得意のとんちで本土からくるプロ市民を追っ払ってみよ」 「将軍さま、簡単ですよ。やつらのテントにこの立て札を立てておくんです」

          「得意のとんちで本土からくるプロ市民を追っ払ってみよ」 「将軍さま、簡単ですよ。やつらのテントにこの立て札を立てておくんです」