NOOK(のおく)

さまざまな地域や人びとと協働しながら記録をつくる団体です。 リサーチ・映像・写真・… もっとみる

NOOK(のおく)

さまざまな地域や人びとと協働しながら記録をつくる団体です。 リサーチ・映像・写真・編集・配信・ワークショップ・イラスト・展覧会・書籍などの専門性を活かし、ドキュメンテーションの実践を試みます。 Web:http://nook.or.jp

マガジン

  • 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑

    一般社団法人NOOKによる、NOOKを支援してくださるみなさまへ向けた月に一度のオンラインマガジン。2023年7月15日に開始します。

  • テレビノーク

    配信番組「テレビノーク」のレポートです。

  • カロク採訪記

    東京の災禍の歴史をたどり、それに向き合う人びとと出会い、記憶の地層を掘り起こす。2022年からはじまった事業「カロクリサイクル」に関わるレポートです。 https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/creation/hubs/karoku-recycle/52796/

  • カロク・リーディング・クラブ

    対話の場「カロク・リーディング・クラブ」の開催情報やレポートです。

最近の記事

【レポート】テレビノーク#12 「出来事との距離を考える」

月に一度、カロクリサイクルの活動として、話を聞きたい人をお招きしておしゃべりしている配信「テレビノーク」。 #12は7月28日(金)にお届けしました。 アーカイブはこちらからご覧いただけます👇 7月配信のテーマは「出来事との距離を考える」。 ゲストに町田市立国際版画美術館学芸員の町村悠香さんをお招きし、町村さんが担当されたふたつの展覧会について解説いただき、同時代に起きていることとそれを表象することについて考える時間となりました。 今は9月も半ばになってしまいましたが、2

    • 𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年9月号

      定期購読マガジン 『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』 9月号をお届けします!NOOKの活動をもっといろんな方に知ってもらう機会になればと、𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑をつくることにしました。月に一度の配信となります。 ご購読いただいた売上は、NOOKの活動を継続するための資金として使わせていただきます。またNOOKのWebサイトより、直接ご寄付いただくことも可能です。わたしたちの活動はちいさなものですが、この記録組織を変わらずに続けていくために、どうかご支援いただけますと幸いです。 𝐍𝐎

      • 語る人、残す人、伝える人、受けとめる人[明治大学平和教育登戸研究所資料館]

        2023年6月3日 カロク採訪記 小田嶋景子 明治大学平和教育登戸研究所資料館 6月最初の土曜日、私たちは明治大学生田キャンパスにある明治大学平和教育登戸研究所資料館を訪れた。 館名に入っている登戸研究所は戦前に旧日本軍によって開設された研究所で、「秘密戦」を担っていた。「秘密戦」とは防諜(スパイ活動防止)・諜報(スパイ活動)・謀略(破壊・攪乱活動・暗殺)・宣伝(人心の誘導)のような戦争の裏の面であり、ここでの研究内容は人道上、国際法規上問題を有するものも多い。そのため

        • 【レポート】テレビノーク#11「記録すること、伝えること」

          月に一度、カロクリサイクルの活動進捗をシェアしたり、聞きたい人をお招きしておしゃべりしたりする配信「テレビノーク」。 #11は6月28日(水)にお届けしました。 アーカイブはこちらからご覧いただけます👇 #10に続き今回も出張配信。瀬尾さんと小森さんは仙台の「book cafe 火星の庭」に会場をお借りして、大地くんは東京のスタジオ04から、それぞれ参加です。 各地でご視聴の方も、仙台にお越しの際はぜひチェックしてほしいスポット、「book cafe火星の庭」。店主の前野

        【レポート】テレビノーク#12 「出来事との距離を考える」

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑
          NOOK(のおく)
          ¥550 / 月
        • テレビノーク
          NOOK(のおく)
        • カロク採訪記
          NOOK(のおく)
        • カロク・リーディング・クラブ
          NOOK(のおく)

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年8月号

          定期購読マガジン 『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』 8月号をお届けします!NOOKの活動をもっといろんな方に知ってもらう機会になればと、𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑をつくることにしました。月に一度の配信となります。 ご購読いただいた売上は、NOOKの活動を継続するための資金として使わせていただきます。またNOOKのWebサイトより、直接ご寄付いただくことも可能です。わたしたちの活動はちいさなものですが、この記録組織を変わらずに続けていくために、どうかご支援いただけますと幸いです。 𝐍𝐎

          𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年8月号

          マガジン限定

          【レポート】テレビノーク#10「東京で対話の場をつくる」

          月に一度、カロクリサイクルの活動や日々のおしゃべりをお届けする配信「テレビノーク」。 #10は5月29日(月)にお届けしました。 アーカイブはこちらからご覧いただけます👇 今回の配信では、5月までにカロク採訪記で訪問した場所や、瀬尾さんの沖縄滞在、“こいそちゃん”こと磯崎さんのヨーロッパ旅などなど、各地を話で巡りつつ「東京で対話の場をつくる」をテーマとしていました。 またしても2ヶ月遅れの感想ですが(ごめんなさい!)、宮城で配信を見ている佐竹から、5月配信のレポートをざっと

          【レポート】テレビノーク#10「東京で対話の場をつくる」

          𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年7月号

          定期購読マガジン 『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』 創刊のお知らせ このたびNOOKは、note定期購読マガジン『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』を創刊することにいたしました。月額550円でお読みいただけるオンラインマガジンです。 NOOKは、東日本大震災をきっかけに東北地方で出会ったメンバーで2015年に立ち上げ、その後およそ6年間仙台に拠点を置き、記録と表現に関わる活動を続けてきました。 2022年春より東京に移り、今後は江東区西大島を拠点として、これまで東北で学んできたことをよ

          𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年7月号

          マガジン限定

          戦没学徒の声を聞きに [わだつみのこえ記念館]

          2023年5月26日 カロク採訪記 舟之川聖子 5月初旬のある日、これまでにカロクリサイクルの活動に参加した人たちに宛てて、NOOKの中村さんから、「フィールドワークをするのでぜひご参加ください」というご案内が送られてきました。 わたしは2023年2月の展覧会「カロクリサイクル 語らいの記録2011ー2022」での「10年目の手記を読む」というワークショップに参加し、その後、お声がけいただいて、3月の展覧会「カロクリサイクル 記憶から表現をつくる」に出展した関係で、このメー

          戦没学徒の声を聞きに [わだつみのこえ記念館]

          東京大空襲・戦災資料センターを訪ねて

          2023年5月26日 カロク採訪記  櫻井絵里 居心地のいい場所へ 住吉駅の長い階段を上りきると、薄く雲がかかった空が見えた。寒暖の差が激しい日が続いていたが、この日は気温もちょうどよく、フィールドワークにぴったりの日だと思った。今日はNOOKの瀬尾さん、中村さんと、過去にNOOKのワークショップに参加したメンバーで「東京大空襲・戦災資料センター」と「わだつみのこえ記念館」に行くことになっている。私は過去に「記録から表現をつくる」と「カロク・リーディング・クラブ」というワ

          東京大空襲・戦災資料センターを訪ねて

          【レポート】テレビノーク#9 「声を聞きにいく」

          月に一度、カロクリサイクルのおしゃべりの時間としてお届けしている「テレビノーク」。 新年度を迎えての#9は4月24日(月)に生配信をお届けしました。 アーカイブはこちらからご覧いただけます👇 2ヶ月遅れですが、レポートをお届けしていきたいと思います。 声を聞きにいく 4月のテーマは「声を聞きにいく」。 ゲストには写真家の小原一真さんと、愛楽園交流会館で学芸員をしている鈴木陽子さん、辻央さんのお三方がご出演くださいました。 小原さんは、名護市にある沖縄愛楽園交流会館との共

          【レポート】テレビノーク#9 「声を聞きにいく」

          【第2回カロク・リーディング・クラブ】@名古屋会場を振り返って

          この記事では、2023年4月15日[土]に開催された「第2回カロク・リーディング・クラブ」の名古屋会場の様子をレポートします。執筆は名古屋会場のファシリテーションを担当した青山です。 名古屋での会場となった「ON READING」は「感じる、考える人のための本屋」を掲げる書店であり、小規模ながらも日本全国にファンがいる、名古屋を代表する文化拠点です。今回はそのギャラリースペースをお借りし、年齢も性別もさまざまな8名の参加者の方と「カロク・リーディング・クラブ」を開きました。

          【第2回カロク・リーディング・クラブ】@名古屋会場を振り返って

          【第2回カロク・リーディング・クラブ】@東京会場を振り返って

          2023年4月15日に、2回目のカロク・リーディング・クラブが開催されました。こちらでは東京会場(Studio 04)の様子をレポートします。 カロク・リーディング・クラブとは、過去の災禍の記録やそれに関わる表現(映画、絵画、戯曲、手記、小説など)をさまざまな人と一緒に集まって鑑賞し、それぞれが考えたこと・感じたことを話してみる対話の場です。 今回は名古屋の書店On Readingさんとつないで実施しました。題材は2つ、昭和34年9月26日に起こった伊勢湾台風で被災した名

          【第2回カロク・リーディング・クラブ】@東京会場を振り返って

          【レポート】テレビノーク#8(スペシャル!!)

          月に一度、カロクリサイクルのおしゃべりの時間としてお届けしている「テレビノーク」。今月は3月11日(土)に生配信をお届けしました。 アーカイブはこちらから👇 東日本大震災から12年。十三回忌の年でもあり、公に集まって過ごせなかったコロナ禍のここ数年ともまたちがった様子の2023年。集う場を準備する忙しい3月が東北には戻ってきていました。 街中に献花や祈りの場があると、自分でもどこかしらで立ち止まる時間がつくれる。時間が経ってようやく触れられたり実感できたりすることがありつつ

          【レポート】テレビノーク#8(スペシャル!!)

          【レポート】「カロクリサイクル 語らいの記録2011-2022」

          震災から11年間の記録 東北から東京へ 目の前の風景や、同時代に(直接的であれ間接的であれ)触れてしまった出来事に対して、自分は何ができるのか。何かしないではいられないのに、怖くて、何が正しいか分からなくて、言葉にすらならない。せめて、今自分の目に映る風景や、出会った人から聞いた話を記録したい。それを共通の足場として語らう場を模索したい。 そんな、「記録」とそれを活用した「語らいの場づくり」を中心に活動してきたNOOKメンバーが、2011年から現在まで、東北と東京で行った

          【レポート】「カロクリサイクル 語らいの記録2011-2022」

          【レポート】テレビノーク#7

          月に一度のおしゃべり配信「テレビノーク」。2月配信の #7では、「過去を描く」をテーマに、漫画家の山田参助さんをゲストにお招きしました。 #7のアーカイブはこちらから👇 山田参助さんは1972年 大阪府のご出身で、大学在学中の1994年に『さぶ』でデビュー。以後、ゲイ雑誌をはじめ風俗誌、実話誌などで漫画を発表されています。 長編作品『あれよ星屑』は、敗戦直後の東京が舞台。従軍時代の上司と部下が偶然再会し、ときに戦地の出来事や仲間たちとの記憶を行き来しながらも、何も終わっち

          【レポート】テレビノーク#7

          展覧会「カロクリサイクル 記録から表現をつくる」のお知らせ

          1月の展覧会「語らいの記録2011ー2022」に続き、もうひとつ展覧会を開催中しています! 今回の展覧会は「カロクリサイクル 記録から表現をつくる」。 夏に開催したカロクリサイクルのワークショップ「記録から表現をつくる」の参加者たちによる展覧会です。 WS後も重ねてきたリサーチをもとに制作した作品や記録資料等を構成し、現時点での表現のかたちを模索。展覧会として、みなさんと共有します。 詳細はこちらから → 展覧会「カロクリサイクル 記録から表現をつくる」 会期:2023

          展覧会「カロクリサイクル 記録から表現をつくる」のお知らせ