どうしても気になって、買ってみた。 予感通り、良かった!!
アーシュラ・K・ル=グウィン『文体の舵をとれ』(フィルムアート社) ここでわたしは、自己表現としての執筆や、癒し(セラピー)や自分探し(スピリチュアル・アドヴェンチャー)としての執筆を論じようとしているのではない。そういうこともありえるとは思うが・・・。――pp.11-12
アーシュラ・K・ル=グウィン『ファンタジーと言葉』(岩波現代文庫) 耳を傾けることは反応ではなく、結びつくことである。会話や物語に耳を傾けているときのわたしたちは、応答しているというより参加している――行われている行為の一部となっているのである。――p.207