誰か立っているなと建物に近づき、ギョッとした。頭がない。でも、マネキンだ。そうかそうかと胸を撫で下ろすが、けれどおかしい。たしかに視線を感じたのだ。これでも私は感受性が強い。過去のヤバい取材経験でも磨かれている。ともかく不思議である。無機質で頭部もない物体に凝視されていたのだ。
カメラって内省的だなって話。 カメラや写真の記事は、割と撮影者の内面を写し出す的な内容やカメラや写真への向き合い方的な内容を見かけることが多い気がする。オススメ記事にそういうのが多いんだとしたら、それは僕の志向なんだろうな。って、つぶやきがギリ内省的だ(笑)。