千葉オーダースーツ(仮)

千葉駅近くにパーソナルオーダースーツサロンを2025年1月OPEN(予定) お客様の個…

千葉オーダースーツ(仮)

千葉駅近くにパーソナルオーダースーツサロンを2025年1月OPEN(予定) お客様の個性に寄り添い、最適な一着をご提案します。お客様の笑顔のために、心を込めた丁寧な対応を徹底し、最高のオーダーメイド体験を。 現在は「OPENまでの道のり」をお届けしています。

最近の記事

開店準備に欠かせない!トルソー選び

オーダースーツ店に欠かせないものと言えば、トルソー(洋服を着させるための人台、ボディ)です。店内のディスプレイ用、洋服をかけての検品・検寸用、商品撮影用など、様々なシーンでトルソーの存在が重要になります。 実はトルソーには3万円程度のものから、20万円以上する高級なものまであり、非常に種類が豊富です。価格が高いトルソーは、その体格がよく研究されているのが特徴です。海外で入念に設計されたボディと、単にディスプレイ用として安価に作られたボディでは、同じジャケットを着せても見え方

    • 快適でスマートに:ジャージースーツの進化とその背景

      近年、ビジネスシーンにおいて「快適さ」と「スタイル」を両立させるジャージースーツが注目を集めており、今年に入ってから問い合わせも増え始めています。ジャージースーツが浸透しだしたきっかけは、ビジネスシーンでのカジュアルの許容が広がったことが要因です。従来のスーツに比べて柔らかく、動きやすいこのアイテムは、出張が多いビジネスマンや、カジュアルなオフィススタイルを好む人々の間で急速に人気を広げています。 しかし、まだジャージースーツを試したことがない人の中には、「本当にスーツとし

      • ダブルのベストが人気の理由と選び方

        ダブルのベストが近年人気を集めている理由は、いくつかの要因が考えられます。 まず、ダブルのベストはクラシカルで洗練された印象を与えることから、ファッションにおいてエレガントさを重視する人々に好まれています。シングルのベストに比べて、ダブルはより存在感があり、特にフォーマルなシーンやビジネスの場で重厚感を演出することができます。そのため、自信や風格を持って見せたいという場面で選ばれることが多いです。 また、ファッション業界におけるクラシック回帰の流れも影響しています。伝統的

        • シェルジャケットが気になる!

          昨日に引き続き、制服(ユニフォーム)についてお話ししたいと思います。特に「工務店ジャンパー」と呼ばれる作業用ジャケットに焦点を当て、そのイメージ改善のためにどうすれば良いかを考えてみます。 工務店ジャンパーのイメージがいまいち良くない理由 よく見かける工務店ジャンパーは、古いデザインや形が多く、スタイリッシュさに欠けることがあります。以下がその主な理由です。 昔ながらのシルエット: 多くのジャンパーは過去のデザインを踏襲しており、現在のファッションや働き方にマッチしてい

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          オーダーメイドから制服カスタマイズへ:アジアの縫製工場視察で広がる新たな展望

          私たちは、主にオーダーメイドスーツを国内の熟練した職人が集まる縫製工場で生産しています。オーダーメイドスーツの専門店として、細部にまでこだわった高品質な製品をお届けしてきました。しかし、企業様からは「制服も作成できるか?」というお問い合わせをいただくことが増えてきています。もちろん、オーダーメイドの技術を活かして制服もお作りできますが、コスト面でお悩みになる企業様も多いのが現実です。 それでも、高品質な制服を求める企業様もいらっしゃいます。そこで私たちは、ある程度既製品のサ

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          料理評論家の服部先生のアイコニックなファッションスタイル【マオカラースーツ】

          先日、マオカラースーツに関する検索数が急増(具体的にはマオカラースーツのキーワードで表示回数が基本的に一日平均して150回前後なのですが、とある日だけ1815回🙄)していることに気付き、その背景を調べてみました。すると、料理評論家の服部幸應先生がテレビで特集され、服部先生がよく着ていたマオカラースーツに注目が集まったことが理由の一つであることが分かりました。服部先生のアイコニックなファッションスタイルの象徴とも言えるこのスーツは、先生の独自の美意識を表しており、思い返せばマオ

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          なぜ、リンクルフリーのオーダーシャツが売れているのか

          忙しい毎日の中で、シャツのアイロンがけに時間を取られるのは面倒だと感じたことはありませんか?アイロンがけをしない方はクリーニング代や取りに行く時間が勿体ないと感じたことはありませんか? 仕事やプライベート、出張や旅行――どんな場面でもシワのない清潔感のあるシャツを着たいのに、朝の時間が足りない。そんな悩みを解決してくれるのが、近年注目を集めているリンクルフリーのオーダーシャツです。 アイロン不要でいつでもパリッとした見た目を保てるリンクルフリーシャツは、多くのビジネスパー

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          オーダースーツ屋さんの生地在庫の秘密!

          オーダースーツを検討するお客様から、よく「生地の在庫はどうなっているの?」と質問をいただきます。実際、生地の在庫管理はオーダースーツ屋にとって重要なポイントです。この記事では、オーダースーツ屋がどのように生地を仕入れ、在庫を管理しているのかを大きく3つの方法に分けて説明します。 1. バンチブックからの発注 最も一般的な方法の一つは、生地の見本帳(バンチブック)を使った仕入れです。お客様にバンチブックを見ていただき、そこから選ばれた生地を生地屋さんに発注する形です。 メ

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          隠されたデニムシャツの魅力:新品なのに「アタリ感」

          デニムシャツの魅力は、その独特な「アタリ感」。新品なのに、まるで何度も着こなしたかのような風合いが感じられる不思議な着用感がある表情って不思議じゃないですか?実は、このシャツは単なるデニムではなく、特別な工程を経て完成した一品。縫製後にバイオ加工やバイオブリーチ加工を施すことで、仕上がりから程よい「アタリ感」が得られます。 Made in 岡山のこだわり デニムといえば岡山県が有名ですが、このデニムシャツは縫製から加工まで、すべて岡山で行われています。縫製工場のすぐ近くに

          隠されたデニムシャツの魅力:新品なのに「アタリ感」

          #2 お店作りの舞台裏:内装のプラン

          今日は内装プランについてのお話をさせて頂きます。 メインとなるテーブルとイス 大事な洋服を並べる棚やバー ヴィジュアルプレゼンテーションに使用する台 ウィンドウディスプレイ フィッティングルーム サイズ見本などをしまうバックヤード 床・壁の素材と色等々、想像でしかなかった什器たちの準備がいよいよ始まると思うとドキドキです! 西日が強く差し込む間取りなので、洋服が紫外線でダメになってしまうから入口を引っ込ませるか、ウィンドウディスプレイ用の台を移動式にして日が差すときは下

          #2 お店作りの舞台裏:内装のプラン

          ハンガーで分かる、女性への気遣い

          オーダースーツ店で「レディース」のオーダーアイテムを取り扱うには、しっかりとした準備が不可欠です。特に、細かい部分に配慮し、レディース専用の小物を揃えることが、スムーズな納品のためにとても重要です。 オーダースーツ業界では、メンズの注文が8割以上を占めるため、たとえレディースアイテムを取り扱っていても、細部にまで対応できている店は少ないのが現実です。 私達のブランドは、メンズとレディースどちらも主力と考えているのでその準備は怠りません。 そのうちの一つとしてこちらの画像

          ハンガーで分かる、女性への気遣い

          #1お店作りの舞台裏:内装が完成するまで

          新しい店舗を作り上げるのは初めてですのでワクワクと緊張が入り混じった特別な気落ちです! お店作りの舞台裏シリーズとして撮影ができる範囲で投稿していこうと思います。 ちょうど今、店舗作っています!などという方とも繋がれたら嬉しいです!店舗作りに興味がある方だけではなく新たな挑戦に共感してくださる方々に魅力を感じていただけたら幸いです。 今回は最初の一歩となる解体終了時点の様子をご紹介させていただきます。 解体前に全てを決めるのかと思っていましたが「解体してみないと」とい

          #1お店作りの舞台裏:内装が完成するまで

          自社で生地を織り続ける日本のメーカーと商談

          今日はご縁があり、日本の職人魂が息づく生地メーカーとの商談の機会をいただきました。 最近は値上げの波が激しく、海外ブランドの生地がどんどん高くなっています。そのため、以前から国産生地ブランドに非常に興味を持っていました。日本のスーツ生地といえば、愛知県一宮市がその産地として有名です。 そんな中、愛知県一宮市で自社で生地を織っている国島株式会社さんと商談できることになり、とても楽しみにしていました。 商談を通して感じたのは、「やっぱり、自社で生地を織っている会社は違う!」

          自社で生地を織り続ける日本のメーカーと商談

          ハリスツイード全種類が一挙に集まる展示会

          以前、ハリスツイードの全種類が一挙に集まる展示会に行ってきました。普段はなかなか目にすることのできない貴重なツイードが勢揃いし、その魅力を存分に楽しめる贅沢な時間でした。入った瞬間に広がる独特の風合いとカラーバリエーションの美しさに、思わず心を奪われてしまいました。 少なくとも2000種類はあったと思います。一日ではとても見切れないほどの膨大な量でした。その中から、日本の生地メーカーがいくつかの品番を仕入れ、自社のコレクションとして日本のテーラー向けに展開しています。そのた

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          英国製レザージャケットのパターンオーダーを発見!

          取り扱う訳ではありませんが、以前伺った展示会で発見したアイテムを紹介致します。 11種類のレザー 18種類のライニング 2種類のジッパー が自由に選べるオーダーシステムでデザインはライダースジャケットとサファリジャケットの2型です。ベースのサイズから着丈と袖丈を若干いじれるだけなのですがこの手のジャケットは着丈袖丈が重要ですので十分な調整範囲かなと思います。 個人的にはサファリジャケットの雰囲気が素材との相性が良かったせいか、とても良かったです。 近年、ジャケット以外の

          英国製レザージャケットのパターンオーダーを発見!

          「リモンタ」来春夏用に仕込んだ秘密兵器

          スーツに限らず、ウォッシャブル対応、撥水、防シワ、ストレッチといった機能性のある素材は、年々その需要が高まっています。特にビジネスマンやアクティブなライフスタイルを送る方にとって、機能性とファッション性を両立させたアイテムは欠かせない存在です。今年はまだお披露目することはできませんでしたが、密かに来年の春夏に向けて注目している素材があります。 それが、イタリア生まれの高品質ファブリックメーカー「リモンタ」。リモンタをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、イメージしてい

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