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鯛生金山に行った(2024.07.21)

長男が最近鉱石にはまっていて、大分と熊本のほとんど県境にある鯛生金山で砂金集めが出来るという話をしたら目の色を変えて「行きたい!」と言うので、はるばる日帰りで行ってきた。

鯛生金山には大昔に一度行ったことがあるが、よく覚えていない。有名な砂金集め体験もしていない。たいして楽しかった記憶もないので、あまり期待していなかったが、長男はわくわくが止まらないみたいだった。

高速道路を使わずに下道で約2時間かけて鯛生金山に着いたら、丁度そのタイミングで豪雨に見舞われて大変だった。しかしじきに止んで、やがて嘘みたいに空は晴れ上がった。

私たちは最初に鉱山跡の探検に向かった。

なかなか雰囲気のある鉱山跡入口

無闇に走り回ったり飛び跳ねたり大はしゃぎの長男。「小学生らしいなぁ」と思う。入口付近はもやがかかっている。鉱山の中と外の温度差がすごいからだ。

中に入るととてもひんやりしていて、少し肌寒いくらいだった。

鯛生金山はかつては佐渡金山を抜いて全国で一番の金の産出量があった時期もあったようで、その頃の活況はすごかったらしい。

当時鉱山で働いていた様子がマネキンで再現されていて、これがとてもユニークだった。

イケメンがお出迎え


みんなイケメン


かっこいいトラック


一生懸命岩盤を掘削しているイケメン


当時の作業の過酷さが偲ばれる


測量するイケメンたち


綺麗にライトアップされた場所。ブラックライトで白い服や歯が光っていて皆楽しそう


「がんばれ!」と応援したくなる

マネキンで再現した当時の鉱山の様子はなかなか見ごたえのあるものだった。マネキンの顔がやたらイケメンなので違和感があったものの、それ以外はすごくリアリティーがあった。アナウンスで説明が流れているので、ちゃんと聞きたかったが、みんなどんどん先に行ってしまうので、それは出来なかった。

鉱山探検のあとは長男が一番楽しみにしていた砂金集め体験をした。

一生懸命だがへたくそな長男

私は最初砂金集め体験はしない予定だったが、皆があまりにも要領を得ないので、私もやった。私が一番上手だった。しかし残念ながら何度やっても砂金はゲットできなかった。

ちょっと離れたところにいた女の子はなぜか何度も砂金をゲットできていて、私たちは羨ましかった。砂金集めの先生方のご指導を熱心に聞いて、私たちは砂金集めを頑張ったが、それでもやはり私たちは砂金に縁がないみたいだった。悲しい。

とはいえ、様々な鉱石を見たり、買ったりして、とても満足気な長男。次男はそこらへんの水たまりにおたまじゃくしやイモリを見つけることが出来て別の意味で楽しそうだった。

最後に付属しているレストランでうどんやそばを食べた。私は山菜そばを食べたのだが、これがとても美味しかった。子供たちもうどんを争うように食べていたので、良かった。

山菜そば630円

遠い遠い鯛生金山だったが、とても楽しかった。また行きたいと思う。

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