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インバウンドですよ!外国人と話してみましょうよ!!

木曜日に、家族で上野に行ってきました。午前中は東京都美術館で開催されているデ・キリコ展へ、午後は上野動物園にいきました。

キリコ展の感想

娘は真ん中の部屋でボートを漕ぐ絵が気になったみたいです。

デ・キリコ展を見に行ったのは、VOICYパーソナリティのちきりん氏がキリコ展を見に行った事を紹介していたのを聴いたのがきっかけです。

以前からエッシャーの騙し絵には興味を持っており、キリコの不思議な絵に興味を惹かれたので、暑かったですが見にいきました。

無表情のマネキンが描かれた絵が多かったですが、無表情なのに感情が滲み出る様な感じを受けました。コロナ第11波が来てると言って猛暑の中マスクしてるコロナ脳日本人より感情があるんじゃないかと思いました。

昼食は妻が希望している上野公園内にある韻松亭で摂りました。なかなか風流な佇まいで、店員が一々料理の説明をしているのも好印象でした。「外国人にも説明してるんですか?」と尋ねたら「聞かれたら説明してます」との事。うーむ、大変だ…。

上野動物園で外国人観光客に積極的に話してみました

帰り際に、閉まっている扉から入ろうとした外国人(国籍不明)に、「No,No,No,It’s closed!」と教えてあげました。分かってくれたみたいです。😊

午後は上野動物園でパンダを見にいきました。周りは外国人だらけで、日本人は3割くらいでしょうか。しかし、日本人から積極的に話しかける事はあまりない様で、動物園の従業員もスマホの翻訳アプリで意思疎通してるみたいです。なんだか勿体無い感じです。

日本人はコミュニケーションに消極的

以前から言われていますが、日本人は外国人との会話に非常に消極的であるのは近年でも変わってないみたいです。下記のサイトでも、外国人に積極的に話しかける割合は2割にも満たず、「あちらから話しかければ話す」も3割くらいだそうです。さすが、マスクで口を塞いでも目で会話できる日本人らしい傾向ですね(皮肉です)。そもそも、こちらから話しかけなきゃ外国人だって話す訳ないのに…。

イスラエル人、韓国人、トルコ人と会話してみました

私は、コロナ禍で日本人が全員同じマスク顔になって、正にマネキン状態になってしまったので、日本人と会話をしたくなくなりました。反面、ノーマスクの外国人と話したいと言う欲求が抑えきれなくなり、拙い英語ですが話しかけてみました。

1人目 イスラエル人(※地図を持ってなくてパンダの場所が分からないみたい)
私: Excuse me, do you have this map?
イスラエル人:Yes,I know this map.(どうやらパンダの場所を知ってるっぽい。でもこの時点では私は気づかず、行き方を教える)
私: Go straight this route to the panda place….
イスラエル人:Thanks. Japanese can’t speak English well. You can speak English?
私:I can speak English a little. Where are you from country?
イスラエル人: I’m from Israel.(イズリウル、と早口で言われて最初分からず。)
私:え、イズリウ?(日本語…笑)
イスラエル人:Israel.
私:Israel! Your country is a very terrible situation! Please save! Japan is summer very hot!
イスラエル人:Thank you. I always drink a water.
私:This is my wife and my daughter.(妻と娘が来たので紹介。相手喜ぶ。)
イスラエル人:Oh,very cute! Please crap my hand!(娘に自分の手を強く叩く様に言う。娘調子に乗って叩く。)Oh,very strong!笑
私:(そろそろモルモットの予約時間なので)Thank you,Have a nice trip!

2人目 韓国人家族。夫は李康仁(Lee Kang In。韓国のサッカー選手。Googleで検索)のユニフォームを着ている。
私:Excuse me,You’re a similar to him.(スマホの画面を見せて言う)
韓国人:私、日本語そんなに上手くない(翻訳ソフトで表示)。
私:え、でも日本語上手いですよ。(日本語になっちゃいました。)韓国語は少し知ってます。「화장실 어디?(トイレどこですか?)とか。
韓国人:あはは…。
私:(妻に呼ばれたので)では、失礼します、さよなら〜。

3人目 トルコ人家族。夫婦は新しい靴で靴擦れを起こして踵に血が滲んでいた。会話してる人が既にいて、夫がドイツ人の日本人妻でした。英語が上手い。
私:(相手の踵見て)Wow,Ouch! Be careful.
トルコ人(夫):Yeah, thanks.
私:(トルコ人の息子を見て)How old is your son?
トルコ人:4.
私:4!my daughter is same age.
トルコ人:eight?(ageがeightに聞こえたらしい)
私:No,no,4.(と指で示す。相手納得).Your son and my daughter will be marriged with in the future….(と冗談を言うが伝わらず…。その後、帰る時間なので失礼した。)

妻には「物怖じしないで会話できて凄いね」と褒められました。こんな中学生レベルの英語でも外国人とこんなに会話できるんだと改めて嬉しくなりました。ただ、韓国人は同じ顔をしてるので、英語で話すべきか、韓国語を覚えるべきか悩みますね。…韓国語覚えたいです…。

「日本にはなんでもあるけど愛がない」って言われて悲しい

最近、VOICYで尾石晴さんや野本響子さん、松井博さんの放送を聴いて、日本人がますます内向きになっているのに悲しくなりました。特に野本さんが紹介してくれた「日本には何でもあるけど愛がない」という言葉には何て悲しい国なんだろう、と改めて恥ずかしくなりました。

外国人がインバウンドでこんなに日本に来てくれるのに、外国人と会話するのは恥ずかしい、怖いと恐れて必要最低限の会話しかせず、無人化・自動化が進んで日本人同士でも会話せず、外国を知ろうとしない日本人ばかり増えて日本ってこれからどうなっちゃうのか…。
外国人と話すってとても楽しいですよ!中学生レベルの英語でもこれだけ話せますよ!間違ったっていいんですよ!と言いたいです。

以上、暑かったですが有意義な1日でした。

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