次男が朝に、突然「お父さんは恥ずかしいと思ったことはない?」と尋ねてきた。「それはあるさ」と返答し、しばらくして「恥ずかしいと思えることは自分の内にもう一人の自分が居るということだよね」と伝えた。最近は、頭に浮かんだことをノートに書くことで、気持ちの整理をしているようだ。
以前に読んだ柳田邦男氏の「自分を見つめるもうひとりの自分」を再読した。作者は次男を若くして自死で失い、その苦悩と向き合ってこられた。困難に直面して苦悩する自分を少し離れて見つめることの大切さが語られている。これは河合隼雄氏のコンステレーションと西洋占星術が内在しているものと重なる