カイトノォト

ブランク超えて、また日記・エッセイ・小説とこのnoteで向き合いたいなと思いはじめまし…

カイトノォト

ブランク超えて、また日記・エッセイ・小説とこのnoteで向き合いたいなと思いはじめました&カメラマンアシスタントを1年してたほど写真とるのが好き、かぎ針編みの先生の資格もつほど編み物も好き。植物や音楽も常にそばにあり。どうってことない愛おしい日々のことばの切り取りを楽しみたいです

最近の記事

夏だし、ちょっと不思議ノォト

過去はちょくちょく、正夢をよく見ました。 でも、見たからといって、 東京スカイツリーが建つことを数年前から知っていたとして、 それが何の役にたつか? という話だけれど、 今回書きたいな、と思ったのも、 何か奇妙さの残るお話です。 ムシ暑いし、ちょっとつきあってくださいな。 晴れた日、わたしは父とボートに乗っていた。 カヤックのような二人乗りで、父がオールを漕ぎ沖まで出た。 波はおだやかで青かった。 しばらくして、岸壁付近に戻ると、わたしは違和感をおぼえた。 さらに

    • いつかの思い出❶(能登鹿島駅)

      残暑お見舞い申し上げます。 今日は、お盆休み初日の、 楽しかった島めぐりのお話を書きたかったのですが、 昭和の汽車の中、うつらうつらする人たちの絵を描いたら、 (あーちゃんはポッキーを食べている) ふと、 ゛ああ、これまで行った素敵なところ、絵におさめていくのいいなぁ” と思い、そしたら真っ先に思い浮かんだのが、 ゛能登鹿島駅” でした。 今日は脱線して、 能登の無人駅について、書きたいと思います。 (写真はフィルム写真で見つからない・・・😿) ずいぶん昔

      • お盆休み(2024.8/15)のこと

        二十代後半の頃のこと。 うちの会社の受付嬢の一人は、 とんでもない美貌の人だった。 肌が白くて、 からだはすうっと細くて、 髪の毛は長くて自然な茶色で、 いつもゆるく巻かれていた。 受付の制服でさえもその人にぴったりで、 訪れるお取引さんは、彼女に会うのが楽しみな人も、 一人や二人ではないはずだった。 声もかぼそく、小さい頃は体が弱くて、 空気の良いサナトリウムのようなところで療養していたというから、 昭和の漫画かドラマの、リアルお嬢様!?と 見まごうばかり。 お

        • Face myself❷(さよなら、イチさん)

          前回の記事、 「さよならの向こう側」も、 かなり良い気づきができたと思うのですが、 その後、また別の気づきのあとのミラクルが、 とてつもなかったので、 記録に残したいと思います。 今回の気づきについてアクターは、 海遊商事のあーちゃんにお願いをしたいと思います。 こんにちは。 このお話は、まず、十五年以上も前のことを遡らなくてはなりません。 あーちゃんは、当時企画のお仕事をしていて、 美しい色のレースや、肌触りの良い身生地にかこまれて暮らしていました。 もとい

        夏だし、ちょっと不思議ノォト

          さよならの向こう側

          ひさびさに、 木々が生い茂る大好きな場所へ、 お弁当を持って森林浴に向かいました。 さすがにこの炎天下、 トレーニングしている人もおらず、 誰一人来ない静寂の中で、しばらく癒しの時間がとれました。 (木陰は風がとおり、気持ちよいのです) そんな中で、 やっぱりわたしの思考がすぐ考えたがるのは、 「今年の前半はどうしたっていうんだ。意図していないのに、さよならばっかりだ」 という、つぶやきです。 確かに、すべて意図していない、願ってもいないことばかりでした。 こんな

          さよならの向こう側

          旅ノォト(川平湾とラストはいつもの・・・)

          関西から一泊二日、石垣島の旅。 1日目のメインはサンセットシーカヤックで、 これはもう極上の、贅沢な数時間を過ごした。 2日目は、 時間が、ない。 ラストはいつもわちゃわちゃになって、 泣きそうになりながら、リトルに八つ当たりするので、 今日は時間のゆとりをもって空港に到着したい。 心のどこかで、 今回は、いつものようにはならんぜよ、ふっ。 と、頭のわたしはわたしなりに、ぬからないようにしていた。 11時45分に車を返して、 12時チケットを発券して、 お土産を

          旅ノォト(川平湾とラストはいつもの・・・)

          旅ノォト(石垣島・シーカヤック)

          同僚のSさんは、わたしに、 「新しい旅」の仕方を教えてくれる人だと思った。 実は一人旅の楽しさも、彼女から教わったし、 今年の春頃、札幌のお土産をいただいて、 「あれ?いつのまに北海道行ってたの?」 と聞くと、 一泊二日で行ってきた、と。 聞けば彼女はアクティブだけれど、 潔癖症で神経質なところがあって、 二泊滞在が結構ストレスとのこと。 「ピンポイントにしぼれば、遠方可能ですよ!」 と、すごく楽しそうだった。 実はわたしも一泊はなんとかこなせるが、 二泊はつら

          旅ノォト(石垣島・シーカヤック)

          空想スケッチ「きのこ狩り」

          「ギャラリーはじめました」 から、 最後のカット、スケッチが描けたので、 改めて。 <story> 今日はみんなで「きのこ狩り」 でも、ちゃんときのこ狩りをしているのはらーちゃんだけで、 あーちゃんとリトルカイトはフェンシングで遊んでいます。 なんだか、イヤな予感・・・ ほら、やっぱり! 誤って、リトルカイトのほっぺにケガをさせてしまったあーちゃん。 しっかり者のらーちゃんに、 こんこんと叱られてしまいます。 うなだれるあーちゃん、 大泣きのリトルカイト。

          空想スケッチ「きのこ狩り」

          Face myself

          電車の中で、 男子中学生は大勢の先輩?にはがいじめにされ、 泣き叫んでいました。 はがいじめにしている先輩は笑っていて、 いじめていることを楽しんでいます。 わたしは即座に立ち上がり、 その場に割って入るか、 車掌さんを走って呼びに行くか、 瞬時に判断します。 「車掌さん呼んでこよ!」 聞こえよがしに大声を放ち、 足早に車掌さんのところまで向かいました。 あの子をはやく助けなければ! そんな、 夢を見ました。 なにやらリアリティがあって、起きてからも、もやっと

          なんでもないけど、多分忘れない日

          6月の末、 友達が「夜ごはん(すなわち🍺)」を誘ってくれました。 彼女がセッティングを自ら申し出てくれるのは、 とても珍しいことです。 すごく考えてしまう彼女、、、 あの店でもない、この店でもない、 カイトが気にいらないかもしれない、 などと考え、あげく下見までする慎重派! 以前、彼女がセッティングしてくれたお店のビールが臭くて (ビールサーバーの洗浄が多分あまい) 「ビール、まず、、、」 の一言が、トラウマになったのだと思う、、、 それ以後、彼女みずから、

          なんでもないけど、多分忘れない日

          ギャラリーはじめました

          「新しい場所と、仲良くなりたい」 前々回書いた記事です。 会社がそっくりお引っ越しし、 六月の一カ月は、新しい通勤ルート、 場所、社屋に、馴染むことにとにかく一生懸命でした。 そんな中で、 「こういう展開になる!?」 というおもしろい出来事があったので、 おなじみの海遊商事の面々に、演じていただこうと思います! (実話) はじまり はじまり 新しい社屋での初日。 あーちゃんが午後からほぼ半日過ごす「色確室」にいたときのこと。 あーちゃんは白色灯がひかる机から

          ギャラリーはじめました

          Mizore

          2024年6月19日。 その日は一時間早く出社したくて、 七時半に家を出ました。 駅につくと、 「振り替え輸送はおこなっておりません」 というアナウンスが流れていたので、 もしやと思いJRの運行状況を見てみたら、 やはり事故で「運転見合わせ中、遅延」とのこと。 これはもうJRはとんでもない人混みと化しているので、 違う沿線の普通電車で向かうことにしました。 もうこの時点で一時間早く出社、は不可能です。 まあしょうがない、とため息をつくと、 次の駅、次の駅でJR組の

          未来のわたしに Memorandum

          週のはじめの明け方、 まだ覚醒しきらない頭で、 なんとなく的を得たことを思いました。 「頭って、思考の考えることって、小さい」 よく言われているのは、 顕在意識(今、考えている自分、これが個だと思っている自分)は、 氷山の一角で、潜在意識(リトルのサイド、いのち)は想像すらできないほど、大きく可能性のかたまりであるということ。 以前の記事にも書きましたが、 頭(思考)が邪魔しているブロックを外してあげると、 からだはそれに応えてくれて、 魔法のように痛みをとってくれ

          未来のわたしに Memorandum

          新しい場所と、仲良くなりたい

          新しい環境での仕事スタート、 一週間が経過しました。 十年前、今住んでいる場所に引っ越してきたときも、 最初はなじめず、 音が気になり眠れず、 あちこち居心地の良い眠れる場所を探して、 軽い不眠症になったことがあります。 病院の先生に「適応障害に似た感じ」と言われ、 住居でも適応障害になるのか!?と苦笑いした記憶が。 この頃はセラピーの先生にも知り合ってなく、 ワークも知らず、 感情の波にもまれて、 なすすべもなくもがいていました。 今回の大きな会社の引っ越しも、大な

          新しい場所と、仲良くなりたい

          食べることが好きノォト(さよならキッチンカー)

          怒涛の五月最終週が終わりました。 四月から徐々に新社屋に引っ越ししていた部署は、 五月、わたしたちの部隊で最終となり、 完全移転となります。 大がかりな引っ越しなんてはじめてだし、 この社屋や、土地に、思い出も愛着もひとしおだから、 本当は引っ越しなんてしたくないのだけれど・・・ それはしょうがない。 五月よ、終わるな、と思いながらも、 やっぱり五月は、 いつもより早いスピードで、 瞬く間に終わりました。 もうひとつ、 この場所を離れるにあたって非常に残念なこと。

          食べることが好きノォト(さよならキッチンカー)

          イナズマカットの憂鬱

          「やっぱりあなたはわたし物語」 海遊商事を舞台にした、主人公あーちゃんの成長物語。 前回、コメント欄と別に、 「良かった!共感した!」(2名) と、お声をいただいたので、今回続編をお送りします☺ 事実をもとに脚色したフィクションです A:派遣社員のシロさんは、 昨年あーちゃんと同じフロアの、 別部門のチームに配属された30代のオシャレが大好きな、 おおらかな印象の女性です。 天真爛漫で、うちとけるのも早く、 明るくてとてもかわいらしい。 さらに仕事がとてもできるら

          イナズマカットの憂鬱