田村紀之36歳。 現在はDMM.com社にてCOO室とグロースプランニング部に所属し、全社横串横断系プロジェクトのPMや全社マーケティングを担っています。他にもDMM TVの事業戦略も担当しています。 これまでの経歴をざっと書くと、こんな感じです。 1社目 (株)プロシップ ・ 固定資産管理システムの開発本部にてシステムエンジニアを経験(4年) 2社目 (株)クリーマ ・ エンジニアからビジネスサイドに行きたいなと思いカスタマーサポート職として転職(6ヶ月
僕はこれまで上司という立場をやらせてもらう中で、人材育成のことをかなり考えてきた。 1on1もかなりの数やってきたし、その中でどのように話を聞き、どのような言葉をかけるべきかも熟考してきた。 部下一人一人の育成計画書を作ったり、業務内容を考えたりもしてきた。 その結果として、今思うのは、こちらが何もしなくても、成長する人は成長する。 一方、成長しない人は、こちらが何をしても成長しない。むしろハラスメントで訴えてきたりする。 結局のところ、上司は部下の育成を考えるのではなく
「世の中は裏切りに満ちている」 青山繁晴参議院議員のYoutube内での発言ですが、本当にその通りだなと。軽い感じの裏切りから、相手を地獄の底に陥れるような裏切りまで。 僕も裏切られたことは多いですが、そのために、世の中での人との付き合い方を学ばしてもらいました。
リーダーの仕事は意思決定し、責任を取ることだ。 しかしながら、リーダーでありながら以下のようなことを言う人がいる。 「数字がすべてだ。」 「情報がもっと集まってから決めよう。」 例えば、テストをした時に、1つ目は100万円儲かり、2つ目は100万円の損をしたとする。 その時、1つ目を選ぶのは誰でもできる。リーダーである必要はない。機械だっていい。 リーダーの役割は、たとえ、数字で負けていても、それでもそれを選ぶことだ。 そのためにリーダーはいるのだ。 数字を見て成果の良い
僕は幼稚園生の頃から母親に連れられ東京宝塚劇場に通っていた。 昔は、年配女性ばかりだったし、当日券が普通に買えた時代だ。 母親もトップスターのファンクラブに入り応援していたし、小学生の頃は早退や遅刻をしてよく観に行っていた。 今のようにチケット発売日に争奪戦をする必要もなかったし、若い女性ばかりでキャピキャピした感じはなかったと思う。 なんだかんだ30年近く通ってきたが、コロナ前くらいからパタっと通うのをやめた。 きっかけとしては花組トップスターだった明日海りおの退団だ
「悩んでないで、踏み出せば良いのに」 明日海りお主演ミュージカル「9to5」で出てくる言葉です。 生きていると、葛藤が多い。しかし、踏み出してみたいと思います。 「そして、踏み出したら、戻ることは出来ない」 続く言葉はこの言葉。 明るい心で前を向いて歩いていこう。
「こころは蛇蝎の如くなり」は親鸞聖人の言葉です。 人間の心は蛇やサソリのごとく、思い通りにはならないということですね。 悟りを開かれた親鸞であっても、このように言っている点に、この言葉の真理を感じます。 人はどこまで行っても思い悩み、苦しみの中に生きるのかもしれません。
会社には2通りの人がいる。 ①出来ない理由ばかり並べる人 ②出来る理由を粘り強く考える人 割合で言うと、①が9割、②が1割だと思う。 出来ない理由ばかり並べる方が、一見賢く見える。そして、そんな人は悦に入っている。 だが、出来ない理由を並べるのは、出来る理由を考えるより100倍は簡単なことだ。 出来ない理由を100個並べたって、売上・利益は1円も増えない。 そして、その売上・利益から給料は出ているのだ。 つまり、出来ない理由を並べている人間は給料泥棒だ。 給料泥棒をし
「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉はよく聞くが、若手の頃は好きな言葉ではなかった。 若い時は、苦労せずに儲けられたら良いなと思っていた。 しかし、30代後半になると、20代と30代前半で現場の実務で苦労して良かったと思える。 苦労してこなかった人は一発で分かる。話すことが空論ばかりなのだ。それでは、周りを巻き込むことは出来ず成果を出すことは出来ない。 実務が出来る人でないと実務家を動かしたり、巻き込む事は出来ないのだ。そして、実務が出来る人は、若い頃に実務で苦
「自分は社会貢献のために働いている」「世のため人のためになれば、それだけでいい」「私心はないです」 こんなことを言う人が多い。 僕の中にも、多くの人に喜んで欲しいという思いや、世のため人のためになりたいという思いはある。 しかし、その思いは揺れ動くこともあるし、気がつけば忘れてしまっている時はある。 反省を繰り返す中で、自分の心の中は私心だらけだったり、金欲だったり、楽をしたいなど、そんな感情で満たされていることに気が付く。 結局、人は私心やエゴを常に抱えている。 そ
自分の心が満たされていないと人に優しく出来ないと言う人がいます。だから、自分のやりたいことをやるのだと。 しかし、自分の心が本当に満たされるのは利他の心で自己犠牲を払ってでも、相手が喜んでくれたり、笑顔になってくれた時なんですよね。 だから、自分軸という言葉は危険な言葉です。
よく、「心を磨く」とか「人間を磨く」という言葉を聞くことがあるかと思います。 許せないものを許そうとするのは、感情の面で最も厳しい葛藤であり修行ではないでしょうか。 しかし、それを超えることで、心が磨かれていく、高まっていくのではないかと思います。 以前、許せない人がいても、その出会いから学べたことがあるのであれば、それで良いということを書いたことがありますが、その先にはやはり「許す」という修行があるでしょう。
息子はもう少しで3才になるが、2,242gという小ささで産まれたのに、今では元気いっぱいに走り回るし大声出すし、よく話すようにもなった。 「パパ、好き」と言ってくれると嬉しい気持ちになる。将来は、「パパを尊敬している」と言ってもらいたいなと思う。そう言ってくれたら、親として大きな喜びを感じるだろう。 しかし、息子の成長した姿を眺めている時、ふと息子の後ろ姿を拝みたくなる瞬間があり、その時が親として最も大きな喜びを感じているのかもしれないなとも思う。
僕はこれまで、マッキンゼーやBCG、ベイン、ATカーニー、アクセンチュア ストラテジーグループの出身者と多く仕事をしてきた。 アソシエイトだけでなく、マネージャー、パートナー、MDだった人とも仕事をしてきて、ある特徴があることに気がついた。 皆、キラキラした経歴をもとに、ものすごい速度で出世し、高年収になっていく。港区や渋谷区などのタワマンに住み、「俺はエリートなり」と自信満々だ。 しかし、定量的な成果を出している人を一人も見たことがないのだ。確かに、綺麗な戦略を描くし、
マネージャーの仕事で最も重要なのは「部下の成長を支える」ことだろう。 部下を自分の駒として使ってやろうという人が多いが、それでは部下は成長しないし、ついてもこない。 やる気のある部下に成長できる環境を用意し、成長を支えること。 これが上司には求められるのではないだろうか。
よく、職場で何か一つ出来なかったり失敗しただけで、「もうだめだ」「プロジェクト存続の危機だ」「サービス撤退の瀬戸際だ」と騒ぎ、怖気付く人がいる。そして、改善策を周りの人が考えても、「そんなの出来ない」「それをやっても改善できない」などできない理由、やらない理由ばかり並べる。 それが、組織を率いる責任者だったりするのだから困る。 現場で事業を作ってきた僕の感覚だと、10個の施策を実行すれば、2~3個は勝ち、5個は勝ちでも負けでもなく、2~3個は負ける。スランプになると、10