辻真先

『好きに書かせて貰いました』 押井守 『ルパン三世 PART6』 アニメ 日本 20210901

『好きに書かせて貰いました』 押井守 『ルパン三世 PART6』 アニメ 日本 20210901

 映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などの押井守監督が、『ルパン三世 PART6』に脚本家として参加することが決定しています。  押井守監督は、『好きに書かせて貰いました』と感謝を述べています。  10月から日本テレビ系で全国放送される予定となっています。  日本テレビでは2021.10.09の24:55から放送予定となっています。 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1347459.html 押井守、「

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新刊発売日です

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深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説(ネタバレ感想)

深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説(ネタバレ感想)

作者:辻真先 出版:創元推理文庫 あらすじ昭和12年5月、銀座で似顔絵を描きながら漫画家になる夢を追う少年・那珂一兵を、帝国新報の女性記者が訪ねてくる。開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会に同行し、記事の挿絵を描いてほしいというのだ。超特急燕号での旅、華やかな博覧会、そしてその最中に発生した、名古屋と東京にまたがる不可解な殺人事件。博覧会をその目で見た著者だから描けた長編ミステリ、待望の文庫化!(http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/97844884

辻真先「アリスの国の殺人」

辻真先「アリスの国の殺人」

辻真先「アリスの国の殺人〈新装版〉」(徳間文庫)。電子書籍版はこちら↓ https://www.amazon.co.jp/dp/B098JSF95X/ 児童書出版の幻想館が新たに立ち上げる漫画雑誌「コミカ」立ち上げるために、強制的に異動させられた編集者の綿畑克二は大いに迷惑であった。自分を抜擢した明野編集長を大いに恨んでいた。しかし昔気質のモーレツ編集長の迫力に、われ知らず惹かれる克二でもあった。そんな克二は夢を見ていた。夢の中で大好きなアリス、そう「不思議の国のアリス」の永

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飢えた幼児が爺になって|辻真先

飢えた幼児が爺になって|辻真先

文・辻真先(作家) 毎年恒例のミステリベストテン選出で、たまたま三誌の首位がぼく、それも88歳といいトシこいてトップというので、あちこちからお座敷がかかる。ありがたいことだ。一昨年の日本ミステリー文学大賞受賞のときも、トシが話題になった。日本は世界に冠たる老人大国なのだから、最高齢の記録なんて年々更新されると思うが、とりあえずは一番ヨボヨボの三冠王に違いない、よくまあ書きつづけていますねと、感心されるより先に呆れられるが、当人としては幼いころからつづけた営為なので、キョトン

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【ミステリーレビュー】深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説/辻真先(2018)
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【ミステリーレビュー】深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説/辻真先(2018)

深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説/辻真先 ミステリーランキングで三冠の偉業を成し遂げた「たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説」の前日譚にあたる長編ミステリー。 三部作になることが発表されている昭和ミステリーシリーズの第一弾。 主人公の那珂一兵は、銀座で似顔絵描きをしているうちに観察眼が養われた少年で、辻真先氏のミステリーにちょくちょく登場するキャラクターのようだ。 刊行時、辻氏は86歳。 「鉄腕アトム」をはじめ、数々のヒットアニメの脚本を手掛けたアニメ業界の重鎮で

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「江戸川乱歩+半藤一利」風ミステリー:読書録「深夜の博覧会」

「江戸川乱歩+半藤一利」風ミステリー:読書録「深夜の博覧会」

・深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説 著者:辻真先 出版:創元推理文庫 物語は、戦前(昭和12年)を舞台にした、江戸川乱歩を思わせる「エログロ+大仕掛けミステリー」。 そういう物語を、80年以上経って、空襲によって失われた名古屋や銀座の風情、忘れ去られた博覧会(名古屋汎太平洋平和博覧会)を甦らせて舞台立てとしつつ、関東大震災の朝鮮人虐殺や、満洲併合等などを背景に組み込むことで、半藤一利にも通じる、戦前の昭和日本の軍国主義に対する批判的な見解を打ち出していく。 大仰な(非現

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『ジャズ娘誕生』(1957年・日活 脚本・松村基生、辻真先 監督・春原政久)

『ジャズ娘誕生』(1957年・日活 脚本・松村基生、辻真先 監督・春原政久)

石原裕次郎シアターDVDコレクション 第93号「ジャズ娘誕生」発売!  2017年7月から刊行を続けてきた「石原裕次郎シアターDVDコレクション」当初の最終号は、この第93号「ジャズ娘誕生」(カラー復元版・初DVD化)の予定でした。  この第93号で、インタビュー連載「裕次郎とわたし」でどうしてもお話を伺いたかったのが、倉本聰先生でした。昨年9月、富良野に倉本先生を訪ねたことは、Facebookで実況中継しておりましたので、フォロワーの皆さんはご存知だと思います。  こ

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わたしの本棚83夜~「たかが殺人じゃないか」

わたしの本棚83夜~「たかが殺人じゃないか」

2020年度、「宝島社・このミステリーがすごい」1位、「週刊文春ミステリーベスト10」1位、「ハヤカワミステリマガジン・このミステリーが読みたい」1位という、3冠を達成した推理小説です。88歳というミステリ作家史上最高齢というのも話題の辻真先氏です。「たかが殺人じゃないか」という言葉、読後に読むと哀切を感じてしまいました。 ☆「たかが殺人じゃないか」辻真先著 東京創元社 2200円+税  昭和24年、作家志望のカツ丼こと風早勝利は名古屋市内の新制高校3年生で推理研究部の部

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空気を象徴する主題

空気を象徴する主題

読書感想文 『たかが殺人じゃないか』辻真先 30年後、この閉塞的な、先の見えない、絶望が席巻している、いたたまれない空気を、私はどれだけありありと覚えているだろうか。一生忘れないだろうと思ったグランドキャニオンの絶景も忘れそうなのに、この時代を、生きた人間として、どれだけ覚えていて、説明できるだろうか。 御年88歳はみずみずしく、戦後まもない昭和24年に生きた少年を描いた。年の割に大人びているのは、戦火を生き抜いたからなのか、時代なのか。いずれにしても、こうも少年らしい少