いちり

岐阜在住。 コピーライター養成講座受講中。 文章力の筋トレ!

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    普段の生活と思うこと。 2024年春から多肉植物、パキラ、アボカド水耕栽培に挑戦中。

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    友達に紹介するような文章を目指しています。

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あたしは幽霊[前編]創作大賞2023応募作品

『今朝未明、身元不明の遺体が見つかりました。身元が分かっておらず特定を急いでいます。着用していた衣服を公開し、情報提供を呼びかけています』 ○現在 目を覚ます。カーテンの隙間から細い光が差し込んでいた。 身体を起こそうとしても起き上がることが出来なかった。全身が筋肉痛のようだ。ついでに頭が響くように痛い。無理に身体を動かそうとすると視界が歪んだ。 窓を見遣る。外は暗いようだった。 なぜ、あたしは、ここにいるのか。 差し込む僅かな月光を頼りに、観察する。目の前には低いテーブ

    • はじめての豆苗

      4月上旬、豆苗を頂いた。 今まで豆苗を調理したことがなく、初めまして。 キッチンバサミで刈り取り、お鍋に入れて頂きました。 そして、豆苗って何度か再生できるイメージがあったので、手探りで調べて育ててみることに! 水に浸けて数日後。 朝晩、水を変えるだけでグンと成長。 3〜4日目くらいから勢いが増しました。 2リットルペットボトルを切り取って、豆苗装置に。 水換えがとても楽です〜。 日の当たらないキッチンで育てていましたが、 太陽欲して傾いてきました。 日中は窓際に

      • うれしくなりたいので「うれしいすぎるよ展」へ行ってみた

        2023年秋に開催された「いい人すぎるよ展」をご存知でしょうか。 名古屋はパルコで開催されましたが、 前売り券も買えず、当日券も買えず……で 悔しい思いをしました。 シリーズ最新作「うれしいすぎるよ展+そういうことじゃないんだよ展」が開催されるので、今回は早めに前売り券も購入!いざ出陣! ちゃんと前売り券を買えたことが、 まずうれしい! 名古屋は久屋大通公園付近の会場。 初めて行く場所でしたが、 周りに会場へ向かう姿がチラホラ… 迷わず到着。 前売り券はwebチケット

        • 読書記録「さよならドビュッシー前奏曲/中山七里」

          「さよならドビュッシー」の前日譚となる「さよならドビュッシー前奏曲」を読みました。 副題が「要介護探偵の事件簿」である。 本作は「さよならドビュッシー」にて、早々に退場してしまうがインパクト強めなおじいちゃん・香月玄太郎が主人公。 気性が荒く人への罵倒も多いので、読んでいて、おいおい…と思うシーンも1回や2回じゃない。でも、嫌いになれない。誠意ある者にはものすごく誠意を持っているところが好感なのです。 玄太郎は脳梗塞を患って、車椅子で生活している。 このおじいちゃんがタイ

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          読書記録「いつまでもショパン」

          「さよならドビュッシー」から続く『岬洋介シリーズ』の3作目にあたるのが「いつまでもショパン」です。 物語は世界規模へ。 今までの「さよならドビュッシー」や「おやすみラフマニノフ」は舞台が日本なので、ピアノ曲が分からなくても物語が分かるだろうと安心していた。 今作は日本を飛び出る。 舞台はポーランド! 今まで、日本を飛び出た推理小説って読んだことがなかった。 シリーズなのでとりあえず手に取ったけど、どうなんだろう…と思ったけど杞憂でした。 特に、文化や音楽に対する価値

          読書記録「いつまでもショパン」

          読書記録「おやすみラフマニノフ/中山七里」

          「さよならドビュッシー」から続く『岬洋介シリーズ』を読み進めています。 今回はシリーズ2作目 「おやすみラフマニノフ」。 このシリーズのタイトルも好きです。 各作品のタイトルに「○○シリーズ」と入っていないのに、シリーズだと分かる。 そして決して強引に付けられたようなタイトルではなく、 読んだ後に意味が分かるタイトルセンス。たまらん。 主人公はお金の苦労をしながらヴァイオリンを弾く音大生・晶。 ストラディバリウスは、お正月などに放送される「格付け」の番組にほぼ毎回登場

          読書記録「おやすみラフマニノフ/中山七里」

          おでかけ日記「名古屋城の桜」

          4月上旬。快晴。桜は満開。 2023年の大河ドラマ「どうする家康」から、 お城を意識するようになりました。 去年の夏ごろに名古屋城近くの「蓬左」にて アフタヌーンティーを頂きましたが 城には訪れず。 行ってみたいな~と思っていました。 せっかくなので桜が満開の季節に、 名古屋城へおでかけしてきました。 名古屋城の春祭り 名古屋城をぐるりと囲むように桜。 さすが名古屋の桜名所。 名古屋城の駐車場は、約10分くらい待ち。 路駐している車もかなーりあるけど、 よく見ると

          おでかけ日記「名古屋城の桜」

          天むす記録「徳川忠兵衛」

          4月上旬「名古屋城春祭り」へ。 桜が満開で、よい季節。 名古屋城の横に、名古屋飯が味わえる「金シャチ横丁」がある。 ランチはどの名古屋飯にしようかな~と吟味していたのですが… 桜満開&快晴でどこも激混み。 どこのお店も1時間くらいは待ちそう…と メニューを見ていたら、 お店によってはお持ち帰りがあるみたい。 快晴なので、レジャーシートでお弁当を食べている人も多かった。 悩んでいたら、天むすのお店を発見! そうだ、天むすは名古屋飯だった。 突然現れるなあ、天むすは……。

          天むす記録「徳川忠兵衛」

          読書記録「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法/中村禎」

          コピーライター本をたくさん買い込んだ。 コピー講座中に読み切るぞ! まずは1冊目。 コピーの考え方にも触れていますが、 タイトルの通り「言葉を選ぶには?」に注目した本。 目次はこんな感じ。 キャッチコピーやボディコピーなど 広告コピー全体について、考え方が提示されている。 特に、第2章では「学ぶ」そのものについて、 作者の考えが記されていた。 広告の事例が用いて説明されるのではなく、 デパートでの出来事から用いられている。 日常から学べることの多さ! 人との繋がり、

          読書記録「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法/中村禎」

          読書記録「すぐ動けない人のための時間割仕事術/藤井孝一」

          無職です。 平日の昼間、太陽の高さに驚きながら ダラダラしてしまうことに罪悪感が芽生える。 でも、後から思い出せないようなことばかり SNSをみてしまう! 現代のありがたさ、そして増幅する罪悪感。 どうにかパキパキ動けんものかと 悩んでいたところ、気になる背表紙を発見。 時間割? 理想の1日を時間割として作成する。 学生の頃のような、時間割を作って 生活してみるというもの。 確かに、これなら動けるようになりそうと 単純な私は思ったが、単純だからこそ すぐサボりそ

          読書記録「すぐ動けない人のための時間割仕事術/藤井孝一」

          【短歌連作】青年のまま歩く

          暗い部屋 再生回数二桁の曲が味方になって眠れた すれちがう知らない知らない人ばかり人はいるのにひとりぼっちだ 太陽が覗かないようお静かに、カーテン越しの等しいひかり くりかえす わずかな音を重ねたら個性と呼んでいいのでしょうか 容れ物を捨てて睫毛を震わせたうつくしいのは私の麒麟 認めたい 月の光が反射して睫毛を揺らす夜があること 衝撃が足りない借りた体ではあなたの麒麟に触れられない カウントを重ねて吠える手のひらに残る錆ほど大事にしまう 二人言 私が私になりた

          【短歌連作】青年のまま歩く

          多肉植物、すこしの目標

          4月。新年度が始まった。 最近、道端で売っていた多肉植物を買ってみた。 ポット売りの多肉植物をふたつの鉢に分けて、 とりあえずダイニングテーブルへ。 うまく成長しますように。 毎年、1月の始めに「100 Wish List」を作成している。 これで「観葉植物を育てる」という目標を達成。 好き勝手にリストを作成しているので、 毎年書いている願い事もある。 つまり、叶っていない。 今年は目標をきちんと達成するために、 いくつかここに計画しておこうと思う。 (12月末

          多肉植物、すこしの目標

          実写ドラマ「十角館の殺人」

          「Huluで実写ドラマ化決定」から とても楽しみにしていた作品。 ミステリ好きとして、もちろん原作は履修済み。 だけど、1X年も前に読んだ。 なので、正直…… ストーリーの概要と一部のトリック、 エラリー(登場人物)の性格しか覚えていない。 予告編などで 「“あの一行”の衝撃、まさかの実写映像化」 と宣伝されているけれど“あの一行”が思い出せなかった。 ドラマを観て、なんでコレを忘れてたんだ、と思ったけど 幼いミステリ初心者には受け止められなかったんだと思う。 「!」

          実写ドラマ「十角館の殺人」

          映画記録「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」

          春はやっぱりドラえもん。 予告編を観て、今年は行くか悩んでいたけど PVとは違うと噂を聞き、観てみることに。 心がポカポカしたよ〜。 あらすじ 学校の演奏会に向けてリコーダーを練習しているのび太たち。 のび太がリコーダーを吹くと、 のんびりのん気な「の」の音になってしまう。 苦手なリコーダーの練習をしているのび太の前に、 不思議な少女・ミッカが現れる。 ミッカはのび太たちとの演奏が気に入り、 音楽がエネルギーになる「ファーレの殿堂」へ招待する。 この殿堂を、音楽の

          映画記録「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」

          観劇記録「兎、波を走る」

          初めて、劇の配信チケットを買ってみた。 私は、もうすぐ退職する。 現在有給消化パラダイス。 最終出勤日。 お世話になった方々へ挨拶周りをする際、 今までしていなかったプライベートな話題も出た。 その中で、観劇が好きだという上司から オススメされたのが「NODA MAP」。 検索したところ、 昨年上演された最新作が配信されており、 興味も時間もあったので購入してみました。 ※現在は配信終了しています。 あらすじ ウサギ(高橋一生)を追って いなくなってしまったアリ

          観劇記録「兎、波を走る」

          読書記録「モノマネ芸人、死体を埋める/藤崎翔」

          タイトル買いしたミステリー小説。 コミカルな感じかな〜と手に取ったけど、 伏線や謎解きはピシッと決まっていた。 芸人舞台裏のフフフな要素があるので、 普段ミステリーを読まない人でも 読みやすそうな物語だった。 あらすじ 名投手・竹下のモノマネ1本で 生計を立てている"マネ下"が主人公。 竹下本人にも気に入られ順風満帆だったが、 竹下から「人を殺してしまった」と連絡が入る。 竹下が逮捕されてしまえば、 廃業してしまうマネ下は完全犯罪を提案する。 感想 「モノマネ芸人」の

          読書記録「モノマネ芸人、死体を埋める/藤崎翔」