三田主水 / 伝奇時代劇アジテーター・書評家
これまでこのnoteに掲載した記事のうち、特におすすめの作品に関するものについて、よりぬいています。
伝奇時代劇アジテーター・書評家の三田主水(みた もんど)と申します。小説・漫画は言うに及ばず、ゲームからアニメ、古典芸能や演劇等々、時代伝奇に関することなら何でも語ります。(伝奇もの以外の時代ものも語ります) プロフィール これまで18年以上、書評を中心にしたブログ「時代伝奇夢中道 主水血笑録」を毎日更新してきました。今でも毎日更新中です。 また、文庫解説や書評も執筆いたしますのでお声掛け下さい。(下記参照) これまでの主な仕事 これまで、以下の歴史・時代小説の文庫
「おやつ〈菓子〉時代小説傑作選」(細谷正充編 PHP文芸文庫)をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 今回は書き下ろし二編。何気に難しいテーマですが、クオリティは折り紙付きのシリーズだけに楽しみです。
QWERTYキーボードスマホ好きなので、UnihertzのTitan三兄弟はクラファンで手に入れているのですが、結局一番使っているのは初代――防水なのでお風呂携帯として。 しかし初代は角ばってて重たいので、当時生まれたばかりの子の上に落とさないかヒヤヒヤしていたことを思い出す
角川春樹事務所ハルキ文庫から今月の新刊をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 『夜の金糸雀 おくり絵師』(森明日香) 『春を呼ぶ菓子 料理人季蔵捕物控』(和田はつ子) 『号外!幕末かわら版』(土橋章宏) 『その塾講師、正体不明』(貴戸湊太) そして私が解説を担当させていただきました 『大友の聖将』(赤神諒) の五点です! ちなみにいつもはつぶやきでご報告することにしているのですが、noteのつぶやきは添付画像は一つだけなのですね……
PCを買い替えたのですが、様々なサービスのアカウント類を含め、ほとんどのデータはクラウドに保存していることもあり、あっという間に移行できてしまったのにはちょっと驚き。ある意味、新しくなった気がしない(笑)
運良くGalaxy Z Fold3の中古美品が低下の1/4の価格で手に入ったのですが、開いたサイズがそれまで使っていたBigme B751Cとほぼ同じサイズでなかなか使いやすい。問題は271gという重量ですが、以前303gのUnihertz Titanを愛用してましたからの
12月13日発売の『大友の聖将』(赤神諒 角川春樹事務所ハルキ文庫)解説を担当しました。戦国時代末期、九州の大友宗麟に仕えた実在の武将にして「大友の聖将(ヘラクレス)」と呼ばれた天徳寺リイノの生涯を描く歴史小説です。 その名が示す通り敬虔なキリスト教徒であり、大友家が斜陽の一途を辿った末に、九州制覇を目指す島津家に追い詰められた時もなお、宗麟の下で戦い続けたリイノ。しかしその前半生は、裏切りと殺人を繰り返した悪鬼のような男だった――という設定の下、戦国レ・ミゼラブルという
『忠臣蔵の姫 阿久利』(佐々木裕一 小学館文庫)をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 小学館文庫はコンスタントに歴史小説もラインナップされるのが良いですね
時代劇と西部劇は琴線が響き合うのか、数は多くないものの、サムライがガンマンと共演する作品は途切れません。本作はその中でも、白虎隊の生き残りの少年が西部に渡り、原住民の少女を助けて、カスター中佐やピンカートン探偵社と対決する活劇です。 白虎隊の一員として会津戦争を戦い、落城に際して切腹しようとしていたところを、最年少であったことから周囲に逃され、心ならずも生き延びた少年・三村虎太郎。 自分が生き延びた意味を探す彼は、幼馴染みがプロイセン商人・スネルの妻となった縁から、共
デビュー以来戦国ものを中心に活躍し、最近では江戸時代を舞台とした作品を発表してきた作者が、ついに幕末ものに挑戦しました。それも歴史上の「敗者」たちの記憶を留める「場所」に焦点を置いたユニークな短編集――それぞれの地で懸命に生きた人々の姿を描いた物語が収められています。 「三条大橋で京娘と恋をしてこい」と、敬愛する近藤勇から突然の命を受けた沖田総司。任務一筋で奥手な自分を気遣ってのことだろうと考えた総司は、それから毎日三条大橋に通うようになります。 しかし簡単に京娘が捕
『十手笛おみく捕物帳 三 篠笛五人娘』(田中啓文 集英社文庫)をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 時は江戸、ところは大坂、お待ちかねの第三弾!
『朝比奈さんと秘密の相棒』(東川篤哉 実業之日本社)をご恵贈いただきました。 ありがとうございます。シリーズ20周年!?
pCloudがブラックフライデーセールで生涯コースが半額以上の割引になってるんですが、今の円ドルレートで買うのは躊躇われる……
『とりかえ・ばや』『輝夜伝』と平安ものの長編を発表してきた作者の最新作は、やはり平安時代、それも末期を舞台とした伝奇色の強い物語。平家に家を滅ぼされた姫・瑠璃が落ち延びた陸奥で出会ったのは、紅い瞳の血を吸う鬼――自分と「つがい」になろうとする相手に抗う瑠璃の運命は…… 源守綱の娘に生まれ、平和に暮らしてきた瑠璃姫。しかし、凶事の起きる前に彼女の前に決まって現れる青い目の幽霊を目撃した日、惨劇が起きます。 専横を極める平家に対する鹿ヶ谷の陰謀に兄が連座したことで、軍勢に
『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』シリーズ最新刊は、何と現代の四ツ谷で発見された江戸時代の人骨を巡る捜査。ちょうどおゆうの活躍する時代で起きたらしい殺人事件を調査することになったおゆうですが、事件は謎が謎を呼び、意外な方向へと展開していきます。 現代では元OL、江戸時代では腕利きの女岡っ引きであるおゆう。彼女がコロナ禍の現代の東京で友人の宇田川から見せられたのは、四ツ谷の工事現場で発見されたという人骨でした。 刺し傷があり、謎の金属片とともに埋まっていたその人骨は、年
『とりもの 〈謎〉時代小説傑作選』(細谷正充編 PHP文芸文庫)をご恵贈いただきました。ありがとうございます。 おなじみの女性作家の作品を集めたアンソロジー、今回の書き下ろしは麻宮好!