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ぼくのBL 第十回


最近の購入本

先週買った本

  • 津原泰水『歌うエスカルゴ』

 傑作短編集『蘆屋家の崩壊』の劈頭に置かれた『反曲隧道』を読んで豆腐を食べたくならない人がいたらここに呼んでこい! ってくらい津原泰水の食に関する描写も絶品なので、グルメ小説と聞いて買わない訳にはいかなくなった。楽しみ。


  • 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』

  • 阿部智里『烏に単は似合わない』

 この2冊はシリーズ1作目。ずっとずーっと買い控えしていたけれど、そろそろ頃合いかなと思いまして。

  • 服部まゆみ『シメール』

『この闇と光』も『一八八八切り裂きジャック』も『ハムレット狂騒曲』も持ってるけど未読なのに、また買ってしまった。早く読もう。

今日買った本

  • 高橋ユキ『つけびの村』

 親本発売時からずっと気になっていた作品。今回文庫化に合わせて、後日談を加えた完全版になっていたので購入。こういった犯罪実話ものが好きなんですよね。

  • 辻真先『鉄道ミステリ傑作選』

 私は辻真先の良い読者ではなく、これまで数作しか読んでないんだけれど、80代になってなお創作意欲が衰えないところ、マジですごいと思う。アニメの脚本も書いてるし。
「もう若い頃ほど本も読めなくなっちゃったよー」なんて言ってたら辻御大に怒られそうだから、忙しくても本は読みます。

 で、最初の写真は何だって話ですが、上記2冊を買ったときにもらった栞です。以前に少し話をしたアイドルマスターと書店がコラボしているもので、該当店舗で書籍を購入すると1冊につき1枚の栞がもらえるというもの。
 今回コラボしているのは、sideMってやつで、男性アイドルがいっぱい出てくるブランド。ユニットごとに1枚の栞になっていて、16ユニットあるんだけど、配布はランダムなんですよね。私の推しは「S.E.M.」という、元高校教師ユニットなんだけど、今回は外れてしまいました。ちなみに写真上の「Beit(バイト)」は文字通りバイトをしてた子たち。左から、元着ぐるみバイト、元花屋、元コンビニ店員。「彩」は日本の伝統芸能ユニットで、左から、元歌舞伎俳優、元落語家、元茶道家。
 「元」って何ぞい? って、説明すると、sideMってのは「ワケありアイドル」の集まりなんです。いきなりアイドルになった子は存在せず、全員に前職があります。それぞれに色んな過去があって、それがまた堪らないんですよね。って話題が逸れましたね。

 今はP・D・ジェイムズの『女には向かない職業』(ハヤカワミステリ文庫)を読書中。
 20代前半の女子が探偵をしていくお話で、まだ1/4くらいの進捗だけれど、今のところ正統派な感じのハードボイルド。この先どうなりますか。

 それではまた次回。



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