「銅の鏡」「歴史の鏡」「人の鏡」(貞観政要)

「太宗、かつて侍臣に謂ひて曰く、 それ銅を以て鏡と為せば、以て衣冠を正す可(べ)し。 古を以て鏡と為せば、以て興替を知る可し。 人を以て鏡と為せば、以て得失を明らかにす可し。 朕常に此の三鏡を保ち、以て己が過ちを防ぐ。」 (巻第二 任賢第三 第三章)  貞観政要の中でも、個人的にお気…

好みを去り悪みを去れば、群臣は素を見すと。群臣素を見わせば、即ち人君は蔽われず。「…

(意味) 君主が好き嫌いを見せなければ、臣下たちは生地のままを表す。臣下たちが生地のままを表すようであれば、君主は自分の目を覆い隠されることはない。 正しい事実を知り、適切な人財を登用するためには、自分のフィルターを部下に示してはならない 韓非子は法による統治と厳格な勤務評定を重…

「自分の足の肉を割いて、自分の腹に食わす」 (貞観政要 巻第一 君道第一 第一章…

これは、君主が人民を統治するときの戒めを、わかりやすい比喩で表現しています。もちろん、表題のような統治は愚の骨頂である、と説いています。 リーダーは人に動いてもらう立場 リーダーは部下に動いてもらって成果をあげるのが仕事です。プレイングマネジャーでも、100%自分で業務を行う訳では…

行小忠、則大忠之賊也(小忠を行うは、大忠の賊なり) 「韓非子」(十過篇)

小さな忠義立てにこだわると、大きな忠義を失ってしまう (中略) トップは臣下の進言を、ろくに吟味もせずに気安く受け入れるようなことをしていると、いつか我が身を滅ぼしかねない。 (右手に「論語」左手に「韓非子」 守屋洋) 高所から判断する フォロワー(部下)は良かれと思って様々な進言…

古典から学ぶこと

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 noteに書き込みを始めて6日が経ちました。今回は、noteを始めようと思ったきっかけについて、特に、古典を読み始めたきっかけと、なぜnoteに投稿を始めたかを書いてみたいと思います。 きっかけは家康 私は、管理職を始めて4年目になります。まだまだマネジ…

世界はかくも美しい〜智の連環〜その1『貞観政要』と『九成宮醴泉銘』

 こんにちは。  智の連環、とは何ともお堅いタイトルですが、要するに、それなりに知識あればあらゆる物事はつながっていることが分かり世界がより一層美しく見えるよ、というお話です。  今日は、タイトルにあるように『貞観政要』と『九成宮醴泉銘』について書きます。一方は政治問答集、他方は…

押さえておきたい中国語発音172(日記)

晚上好!(wǎo shàng hǎo),こんばんは! しょうごです^^ 今日は都道府県名その㉓です♪ その前に、この中国語シリーズは、筆者(僕)の趣味や興味が色濃く反映されており、多分に特徴的であります(頻繁に和歌山ネタを挟む・笑)。 ただ、発音に関してのクセは限りなく少ないと自負しており、安心して…

やっぱ「天然」は強いは。

この上記文。結構いい文章とは思う。 けど、あえて反することを少し書いてみようか。 で上記文に出てくる趙匡胤。 ・・・・・・・ 宴会して酒飲んでいるときに、重臣の雷徳譲が、上奏に来た。 「緊急です」と で、 皇帝の趙匡胤が 「なんやねん」 と聴いたら、 「酒飲んで、スズメを打つより…

子育てに歴史の叡智を使っちゃえ

信じるならとことん 子育ては大変だ。誰だって悩んでいると思う。 娘がいる。中学受験に合格した。将来は医者になりたいらしい。 彼女は合格した念願の中学校に行くらしい。 「らしい」と書いたのは、彼女が本当に授業についていけるか心配だからだ。学歴偏重の世の中は変化してきているとはいえ、…

何故に「自由と寛容」が大事なのか。答「勝てるから」

諸葛孔明の丞相府の布告{董和伝 より} もしもわずかな不満によって人を遠ざけ、自分と意見の違う者を非難して検討しなおすことをいとうなら、仕事に欠陥を生じ損失を招くであろう。異なる意見を検討し直して適切な施策ができれば、ちょうど破れ草履を捨てて珠玉を手に入れるようなものである。 晏…