六角明雄(中小企業診断士・経営コンサルタント・ビジネス書作家)

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家です。 最新刊は「図解で…

六角明雄(中小企業診断士・経営コンサルタント・ビジネス書作家)

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家です。 最新刊は「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」( http://amzn.to/2lu3fU4 )。 地方銀行出身で、資金調達支援を中心に、BSCの導入支援、セミナー講師などをしています。

最近の記事

ミッションはつくってからがスタート

[要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ミッションをつくった後は、経営者自身が真っ先にミッションを実践し、自らに浸透させようとする姿勢を従業員に見せることで、覚悟や本気度が伝わり、徐々に従業員に浸透していくそうです。一方で、先に従業員に実践させるようなことをすると、社内にミッションは浸透せず、ブランディングは成功しにくくなるということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランデ

    • ミッションは鎖ではなく翼

      [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、こだわりの強いミッションを掲げている会社では、経営者自身が自らのこだわりに苦しいほど縛られているケースが多いそうです。そのような鎖に縛られた状態では、変化の激しい時代を生き抜くことはできないため、経営者のこだわりは削り落として、コア(核)になる部分だけにする必要があるということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランディング」を読んで、

      • 『意図的』・『一貫性』・『継続性』

        [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングには、「意図的」、「一貫性」、「継続性」という、要となる3つのキーワードがあるそうです。すなわち、「思い付きで発信し、一貫性のある活動を継続できていない」という状態は、どれだけ素晴らしい商品やサービスであっても、ブランディングが成功しないということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランディング」を読んで、私が気づいたこと

        • インターナルブランディングの重要性

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングには外部のステークホルダーに向けたエクスターナルブランディングと、内部の役職員に向けたインターナルブランディングがあるそうです。そして、インターナルブランディングがあまり実践されないことによって、社内にブランド・アイデンティティが浸透していないと、顧客にもそれが伝わらず、ブランディングが奏功しないことになります。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続け

          『何でもできる』は『何もできない』

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、頭痛がする人が、薬局に薬を買いに行った時、「下痢にも効いて、頭痛にも効いて、風邪にも効く薬」と、「頭痛専用の薬」の2つの選択肢があれば、「頭痛専用の薬」が選ばれます。すなわち、「何でもできる」は「何もできない」と顧客に認識されてしまうので、「自分が何屋なのか」、「何の専門家なのか」が、顧客に明確に伝わるようにすることが重要ということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、

          顧客の記憶のコップに水を注ぐ活動

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランドの世界観を伝える体験のことを「ブランド体験」と呼び、ブランド体験は、ホームページ、SNS、パンフレット、チラシ、店舗デザインや接客などで、ブランドの世界観を表現するものです。そして、顧客は、それらのブランド体験に振れることで、自身の心の中にある記憶のコップに水を貯めていきます。このコップは無数にあり、「飲食店」というような大きな括りではなく、「和食」、「中華」、「フレンチ」、「ファストフード」など、細かく

          ブランド戦略は総合的な戦略

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランド戦略は、コミュニケーション戦略だけでなく、ミッション・ビジョン・バリューという土台を具体化させた経営戦略とマーケティング戦略を総称したものだそうです。また、ロゴをつくったり、ホームページをつくり直すことをブランド戦略と考えている方もいますが、それはコミュニケーション戦略に過ぎず、ブランド戦略の枝葉だということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会

          ミッション・ビジョン・バリュー

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングを行うには、まず、ミッション(使命)、ビジョン(未来)、バリュー(ミッションとビジョンにたどり着くための価値観)を明確にしなければなりません。これらが明確でなければ、効果的なブランディングを行うことができません。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランディング」を読んで、私が気づいたことについてご説明したいと思います。前回は、渡

          ブランディングの定義

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングの定義は、ブランド側の「こう思われたい」(ブランド・アイデンティティ)と、お客様側の「こう思う」(ブランドイメージ)を一致させるための活動ということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランディング」を読んで、私が気づいたことについてご説明したいと思います。前回は、渡部さんによれば、食品偽装やデータ改ざんなど、不正をすること

          マイナスブランドを防ぐには…

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、食品偽装やデータ改ざんなど、不正をすることによって顧客の期待を裏切れば、その会社のブランドは一気にマイナスに陥ります。したがって、経営者の方は、ブランドをプラスの状態にするために、社外への活動に注力するだけでなく、それと並行して、社内をマネジメントすることも重要ということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ応援ブランディング」を読んで、私が気

          ブランドは顧客の心の中にある

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランドとは、商品についているシンボルやマークを指すのではなく、顧客の心の中で優れていると認識されている状態をいいます。したがって、ブランドを確立するためには、商品の良さが認識されていない状態、すなわち、ブランドゼロの状態から、商品が優れていると認識される状態、すなわち、ブランドプラスの状態になることを目指さなければなりません。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続

          『応援消費』という行為は『イミ消費』

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、顧客からの応援による購入はイミ消費と言い換えることができるということです。このイミ消費とは、モノ消費(商品を自分のモノにする消費)→コト消費(商品を購入することによって得られる体験を重視する消費)→トキ消費(その日、その場所でしか体験できないこを重視する消費)→イミ消費(商品を購入することによって生まれる社会的な価値を重視する消費)と遷移してきた行動のことだそうです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサル

          売上上位20%のお客様に寄り添う

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、必ずしも、すべての顧客から応援されることを目指すのではなく、現在、自社を評価している顧客、すなわち、売上上位20%の顧客に対して応援されるための働きかけを行うことが妥当ということです。これは80対20の法則に基づく活動であり、20%の顧客との関係を深めることで、顧客生涯価値(LTV)を高めることができるということです。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社か

          顧客からの応援の4つの段階

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、顧客が自社を応援する段階は4つあり、それは、(1)購入→(2)リピート→(3)知人にポジティブな紹介をする→(4)改善のためのアイディアなどをフィードバックしてくれるというものだそうです。したがって、自社のブランドを確立するためには、自社にフィードバックをしてくれる顧客を増やすための関係強化の取り組みをすることが必要です。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会

          Z世代は企業発の情報を求めていない

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、日々、様々なマーケティング情報に晒されている結果、マーケティングに対するリテラシーが高まったり、マーケティングへの嫌悪感が高まったりするようになりました。すなわち、消費者は企業発の情報を求めてもいないし、信じてもいないようになっていることから、現在は、真の意味のマーケティングを実践しなければならなくなっています。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書、「愛され続ける会社から学ぶ

          ブランド確立にはまず2割の共感者から

          [要旨] ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、応援されるブランドをつくるには、まずブランドが提供する価値を理解してくれそうな従業員に絞り込み、自らの熱を伝えることから始め、全体に周知する段階では社内に2割ほどの共感者が必要ということです。すなわち、ブランディングの確立は、「ゼロ」の段階からスタートするので、効果が得られるまでは、経営者の方が先頭に立って活動を牽引していく必要があります。 [本文] 今回も、ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんのご著書