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第二作品目『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』


1第二作品目『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』の発売

 拙ブログをご覧になって下さっている読者の方々に、深謝の念を申し上げます。
 実に皆様方のおかげ様により、また自分が住んでいる町の町内会長様のおかげ様により、この度、遂に第二作品目第二作品目『卡斉政要 ポーランドの大改革と革命戦争』を、正式に発売することが出来ました。謹んでお礼を申し上げます。

拙作は、近代のポーランドを舞台とした歴史小説・社会小説・政治小説・戦争小説・哲学小説であり、また、原作者「ちーさら」様の公認を頂いた二次創作小説です。
 また、拙作は『貞観政要』を批判的・発展的・現代的・画期的・革新的・独創的に継承して創作した小説でもあります。
 拙作の物語のあらすじは、以下の通りです。
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 十八世紀のポーランド=リトアニア共和国は、十七世紀にて、「大洪水時代」と呼ばれる一連の軍事行動と、かつて「黄金の自由」と呼ばれた貴族民主主義による共和国の繁栄や発展等は、完全に終焉し、逆に共和国に弊害や危難を齎す民主政になったことで、共和国は国家存亡に関わる程の国難を数多く抱えていた。
 そんな中、使命を授かった「ちーさら」と「秘書」が共和国に派遣され、そして二人の暗躍によって、「共和国の奇跡」と呼ばれる国事が共和国で起きた。選挙で哲人王「カジミェシュ三世」が即位し、ちーさらと秘書が執政官に就任した。この三人の徳政をはじめ、共和国の人民の創意工夫や格致日新のある奮励努力によって、次々と大改革と大躍進が成し遂げられていき、国力は激増して、国内外における共和国の国威が名実共に確立されていった。
 しかし、国内外の反動勢力や侵略主義による数多の謀略、そして、国都ワルシャワで発生した大規模な暗殺未遂事件と、クーデタ未遂事件により、ヨーロッパ全体、やがては、世界全体に決定的な影響を与えた、長きに亘る革命戦争が始まったのであった。
 共和国の周辺諸国は「反革命同盟」並びに「ポーランド分割同盟」を形成して、四方から次々と共和国に侵攻した。これに対して、共和国の臣民は、カジミェシュ三世の帝徳をはじめ、愛国心並びに相思相愛、そして決死の覚悟を以て一致団結しては、挙国一致して国家存亡の危機に勇ましく臨み、祖国を死守するのであった。
 やがて、悲願のポーランド=リトアニア=モスクワ共和国が誕生し、そこから、革命が世界へと広がっていくのであった。

2 拙作の参考文献とその要点

 まず、拙作は、東洋で最も高名な帝王学の古典『貞観政要』を、懐疑的・批判的・現代的・発展的・独創的に継承して創作したフィクションのポーランド歴史小説である。

貞観政要は唐の呉兢の撰、全10巻。世界史上に輝く唐代文化を基礎づけた太宗の実録と群臣との対話を収めたもの。東洋の政治と文化を知る上で必読の書。わが国でも中世以後の武家社会で重んじられ、軍記物語などにも多く引用されている。本書は誤脱の多い刊本によらず、著者発見の唐鈔本系の古写本を底本とした新研究。

1300年以上読まれた「統治の教科書」不朽の古典、全文完全新訳。
とても読みやすい平明な訳文と、背景となる歴史がよくわかる解説でおくる、決定版!
□よき君主は諫言に傾聴する□
唐王朝(618-907年)の第二代皇帝にして、王朝の最盛と謳われる七世紀「貞観の治」をなした皇帝・太宗が、広大な版図を治め、王朝を栄えさせるために、臣下と議論を交わし、ときには痛烈な諫言を受け入れた様を描いたのが、この『貞観政要』全十巻四十篇です。
□歴史学の眼で「全文」を読み解く□
『貞観政要』が描くのは「理想の君主」像だけではありません。
長く皇帝の座にあった太宗は、やがて怒りやすくなり、傲慢で贅沢になり、直言を嫌がるようにもなっていきます。
・なぜ編者・呉兢は、そのようなことまで記したのか
・唐王朝はいかなる歴史の中で築かれたか
・実像の皇帝・太宗はどのような人物であったか
歴史学者ならではの鋭い分析とわかりやすい解説で、本書の「本当の意義」を読み取ることができます。

 以上の高名な古典を参考にして創作した拙作には、政治科学に政治哲学、社会科学に社会哲学、組織科学にリーダーシップ、行政学に人生哲学、倫理学に認識論等、指導者並びに治国として重要な内容を、ポーランドを舞台としたフィクションの歴史小説という形で体系的に著述したものである。

3 謝辞

 まず、出版社の方々に深謝の念を示します。

 次に、拙作は二次創作の小説であり、原作者である「ちーさら」様の快諾を頂いて出版することが出来た。そして、拙作の表紙のとても素敵な女性キャラクターであるが、主人公の一人であるが、こちらを描いて下さったのは、「東暮」先生である。御二人に深謝の念を示します。

 そして…ポーランド人の「Jakub・Wiśniewska(ヤクブ・ヴィシニエフスカ)」おじさんと、その里子であるベトナム人の弟貴(こうはい)の「Nguyễn(グエン) Thanh(タイン) Long(ロン)/Hubert(ヒュベェルト)・Wiśniewska(ヴィシニエフスカ)」…御二人は元気にしているのだろうか…お会いすることが出来ず、約束を果たすことが出来ず、そして、そもそも、実在していたのか…いずれにしても、本当に申し訳ない…御二人に対する、深謝と深謝の念、そして、思慕の念を、ここに示します。

 最後に、誰よりも、父に深謝の念を示します。快適かつ確実に生活に、研究・思索・執筆等の諸活動が出来る環境を、経済的にも物質的にも、精神的にも学術的にも、提供して下さっていることに、本当に深謝の念に堪えません。同時に、父方祖母・叔父にも深謝の念を示す。
 そして、逸早く、経済的に完全に自立しては、家計に本格的に貢献できる一員になれるように、奮励努力して創意工夫して参ります。

4 結語

  読者の皆様方、もし宜しければ、拙作のご購入と、ご感想の投稿の程、宜しくお願い申し上げます。
 拙作が、政治科学に政治哲学、社会科学に社会哲学、組織科学にリーダーシップ、行政学に人生哲学、倫理学に認識論等、指導者並びに治国として理念とその実践躬行に貢献できることを、切実に願って止みません。
 謹んで、御礼を申し上げます。
 そして、これからも、まだまだ余りにも大変拙いブログ・著作を、真剣な自己啓発や自己批判に、挑戦的な格致日新を以て、改善に発展や進歩させて参ります。

 他の拙作も、宜しければご覧くださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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