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第四作品目『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』

1 『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』の発売

 平素より、拙ブログ・拙サイト・拙作をご覧になって下さっている読者の方々に、深謝の念を申し上げます。
 実に皆様方のおかげ様により、この度、遂に第四作目『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』が、正式に発売することが出来ました。謹んでお礼を申し上げます。

2 『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』の紹介

 拙作は、幼少期から深く敬愛する伯胡(バクホー)(Bác Hồ。ホー・チ・ミンの敬称)の主著の一つである『獄中日記』(Nhật ký trong tù)を独創的に学び受け継いでは、本来は否定や対立等し合う「愛国主義」と「個人主義」とを融和させて、「愛国的個人主義」という志向を確立させ、『論語』(里仁)に「徳不孤必有隣」とあるように、自分自身は孤高を初志貫徹しながらも、徳を修めることで時空を有していくことで、時空に散りばめられている数多の遺徳を学修かつ体得して、愛国的個人主義の「マキシムズ」(maxims)即ち「根本原理・行動原則・格言」を思弁的や理論的、なおかつ、実用的や実践的に実現していくことを決行することを表明する哲学書である。
 拙作が、自分自身の修徳、そして、こよなく愛する祖国ベトナムの第二の祖国日本の両国に微力ながら貢献できることを、心底から誠に切に願う。

『獄中日記』(Nhật ký trong tù)
『獄中日記』(Nhật ký trong tù)

身体在獄中 身体は獄中に在るものの、
精神在獄外 精神は獄外に在るのだぞ!
欲為大事業 大事業を為すのを欲して、
精神更要大 精神が更なる大を要する!

上記の『獄中日記』の表表紙にある冒頭の詩

3 拙作の一部の紹介

 拙作の各章から一つずつ抜粋して、以下の通りご紹介させて頂きます。

こよなく愛する知識でさえも、全否定してこそ、誠に知識を愛好するようになる。

思弁だからこそ出来ること、実践だからこそ出来ること、両者が合一すれば、内外の時空が善く連関して、内外の事象が美しく調和する。

肉体や修辞等の美麗を器とし、精神や学識の優美や豊富を具とする、誠の美少女。

健康体に激情から生ずる性欲は、多大で猛烈な快楽を齎しては、子孫繁栄の源。我は哲学・美学・文学に徳を以てこれを昇華させて、哲学的に洗練と移転させる。

真なる富貴も名望も華美も天に在って、地には無いが、魂はそれらを見出して、心はそれらを有する。

「時間を守る」、これが社会的な活動や人間関係だけではなく、個人的な活動や私生活においても、厳守するべきである。知識を学習が得、時間が学習を得るからだ。

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚は形式・表層・現象をるに過ぎない。我こそが内容・深層・本質を知らなければ。その為に我は、学んでは観て、学んでは聞いて、学んでは解いて、学んでは即しなければならない。

徒労に激痛や辛苦の要因は、無道に無学や無知。道を立てずに欲ばかりが湧き上がり、学を得ずに楽ばかりが頭を過り、知を求めずに利ばかりが心に浮かび上がる。

淫乱な性交にて、互いの体液に大興奮する。
我は徳を以て善き肉体労働を楽しむ。
狂騒の娯楽にて、互いに知識を争奪し合う。
我は徳を以て善き頭脳労働を楽しむ。
暴力の衝突にて、互いに苦痛を加増し合う。
我は徳を以て善き精神労働を楽しむ。

我は、我がこよなく愛する祖国を批判や非難して下さる道徳に深謝しては誇り、我がこよなく愛する祖国を称揚や賛美する利益に敵対しては恥じる。

大きくて広いが浅い貪欲は勘違いした奴隷。小さくて少ないが深い意欲は自由人。

天道は不可知だが永遠であり、地道は危険だが恵み深く、
人道は弱小だが楽しい。
国家は不義理だが恵沢があり、社会は駄目だが富が多く、
個人は劣勢だが確かだ。

4 謝辞

 出版社の方々に深謝の念を示します。

 次に、外勤で一緒に働く、誠実かつ勤勉な医療従事者の先輩方・同輩方に、深謝の念を示します。

 最後に、誰よりも、父に深謝の念を示します。快適かつ確実に生活に、研究・思索・執筆等の諸活動が出来る環境を、経済的にも物質的にも、精神的にも学術的にも、提供して下さっていることに、本当に深謝の念に堪えません。同時に、父方祖母・叔父にも深謝の念を示します。

 そして、逸早く、経済的に完全に自立しては、家計に本格的に貢献できる一員になれるように、奮励努力して創意工夫して参ります。

5 結語

 読者の皆様方、もし宜しければ、拙作のご購入と、ご感想の投稿の程、宜しくお願い申し上げます。
 拙作が、読者の皆様方に、精神的・思想的・理論的、そして、実践的・社会的にも、本当に役に立つものになることを願ってやみません。著者自身である私も、自ら著述した思想や理論、教訓や理想等を、実践や応用していきます。
 謹んで、御礼を申し上げます。
 そして、これからも、まだまだ余りにも大変拙いブログ・サイト・著作を、真剣な自己啓発や自己批判に、挑戦的な格致日新を以て、改善に発展や進歩させて参ります。

 他の拙作も、宜しければご覧くださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

国を愛するということは、いかに可能なのか?祖国愛とは、自由な共和制の下にある国家のみに存在するという。中世から現代までの文献を、詳細かつ緻密に読み解いてみせる。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。