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第九作品目『町政 博学篤志と切問近思のコミュニティ・シンクタンク』


1『町政 博学篤志と切問近思のコミュニティ・シンクタンク』の発売

 拙ブログをご覧になって下さっている読者の方々に、深謝の念を申し上げます。
 実に皆様方のおかげ様により、また自分が住んでいる町の町内会長様のおかげ様により、この度、遂に第九作品目『町政 博学篤志と切問近思のコミュニティ・シンクタンク』が、正式に発売することが出来ました。謹んでお礼を申し上げます。

 この拙作は、在日ベトナム人として、こよなく愛する我が祖国日本の一公民として、そしてこよなく愛する我が町の一町民にして町内会の一役員として著述した著作であり、日本の地方自治・地域政策・住民参画に貢献する志を以て出版した著作であります。
 諺に「小事は大事」とあるように、国家という大よりもまずは地域という小を、社会という大よりもまずは個人という小を、誠に確りと改善していく、この小の積み重ねこそが、大の改善へと繋がっていく、拙作はこの信念を以て完成された哲学書であり、そして祖国を愛しては憂いる日本人の皆様方の良心に良識、愛郷心に愛国心、求知心に向学心の奥底に誠に届くことを、切実に願って止みません。

3 拙作の主題

 以下が、拙作の扉と目次であり、そして拙作の主題でもあります。

4 拙作の概要

 以下は、拙作の解題と序文であり、そして拙作の概要となります。

4.1 解題

 2023年10月の半月が過ぎた本日16日の夜にて、自分はこの拙作を著述しては完成させて、こよなく愛する我が祖国日本の一公民として、そしてこよなく愛する我が町の一町民にして町内会の一役員として出版するために、郷土愛と市民の誇りを以て、この解題から著述している。

 今年は日越外交関係樹立50周年となるが、丁度昨日に、「ベトナム航空、日越外交関係樹立50周年記念オペラ「アニオー姫」のチケットが当たるFacebookキャンペーン開始 | (kankokeizai.com)」というニュース記事があった。

思うに、国際交流において、文化交流は最も重要な交流の一つである。しかし「文化」という言葉は極めて多義的である。それもそのはずである、文化の大まかな意味に、以下のようなものがある。

1 人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。カルチュア。
2 1のうち、特に、哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動、およびその所産。物質的所産は文明とよび、文化と区別される。
3 世の中が開けて生活内容が高まること。文明開化。多く他の語の上に付いて、便利・モダン・新式などの意を表す。

文化(ぶんか)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

 このように、「文化」という言葉は極めて多義的である。上記の「世の中が開けて生活内容が高まる。」、また、『日本国憲法』(第25条)に「⒈すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」、そして『平成18年版 文部科学白書』(第2部 第9章)に「心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上」等と述べられているが、それでは、どのようにして「文化を振興・改善・向上・深化等させていく」のか?

 『論語』に「君子は、文を以て友と会い、友を以て仁を輔(たす)ける。」(顔淵12:24)と「群居しては、終日に亘って義に言及せず、小賢しい慧(けい)眼を以て好き勝手に行動するばかり…実に難しいものだ!」(衛霊公15:17)とあるが、この二つの箴言を以て自分は熟慮した結果、自動車教習所で学び得た格言「思い遣りと譲り合い」と、こよなく愛する我が祖国ベトナムの代表的な格言の一つ「学んでは、更に学んで、常しえに学ぶ。」(Học, học nữa, học mãi.)を改めて深く学び直した。そしてその学び直しから、上記の疑問に対して自分は、「文化を振興・改善・向上・深化等させていくには、『仁慈』則ち『至誠なる深い思い遣り』と『至誠なる学徳』則ち『不断にして不尽の自学自習』、正に他ならぬこの二つの兼備こそが、公正で善良な人間関係の構築に維持とその絆の深化、そして、文化の根本的な振興・改善・向上・深化を持続させる道である!」という個人的な回答を創り出した。

 以上の自問自答から誕生したのが今回の拙作『町政 博学篤志と切問近思のコミュニティ・シンクタンク』である。そう、「博く学ぶ」則ち「常しえに学ぶ」ことで「篤き志」が誕生しては、「篤く志す」ように為って、「志を篤くする」ように成り、そして車を運転する際の責任感や義務感に危機感、集中力や注意力に先見の明等の実践、そして何よりも「自他の安全並びに生命を守り通す」という大原則の貫徹のように、「切実な問題意識」を以て「身近な事柄や親近者達と共に確と思索生知していく」ことで、着実に「文化」則ち「我々人間の生活様式の全体」が善く美しく成るのだ。
 以上の信念、そして我が町への公共心・忠誠心・郷土愛・市民の誇りを以てこの拙作を著述する。

4.2 序文

親愛なる町内会長様

まず会長様、平素より大変お世話になっており、そして私達の町政に苦心しながら貢献して下さっていること対する敬意並びに深謝の念を、誠心誠意を込めた数々の言葉を以て、ここに示します。

 さて会長様、この拙作は、会長様の私に対する利害損得を抜きにした、個人的で格別な御理解と御厚意が無ければ、決して誕生しないものです。私は、かつて在校していた高校と大学に日本語教師養成講座等の「学校」、またかつて在職していた技能実習制度の監理団体・日本の日本学校・特定技能制度の登録機関等の「職場」、そして母方の親族という「血縁」から、私の哲学者・思想家としての志をはじめ、発想や創意、発言や構想に挑戦等に対する数多くの冷笑に嘲笑、偏見や誤解、一方的な猛反対や全否定、そして、冷遇や虐遇等を被り続けて来ました。それ故に私は、「何よりもまずは己を知り、そして天を知り、それから人を知る。」ということの至難ぶりとその大切さを、数多の激痛や辛苦に害毒、そして私の父の慈愛と共に飲み干す(しかとまなびしる)ことが出来ました。ですから会長様の私に対する御理解と御厚意は、実に私の幸甚の至りであり、そして会長様に対する私の深謝の言葉は尽きません。この私の幸甚の至り、そして私の会長様への深謝の念を以て、この拙作を著述し、我々の町政に根本的かつ長期的に貢献する為に、この度、謹んで秘かに私的に献呈させて頂きます。

 会長、『管子』(権修)に「一年の計においては、穀物を樹(う)えるのに及ぶことは無く、十年の計においては、木を樹えるのに及ぶことは無く、終身の計においては、人を樹えるのに及ぶことは無い。」とあり、日本の(こ)諺(とわ)に(ざ)『富は一生の宝、知は万代の宝。』とあります。思いますに、利益を見ると道義を思い、危難を見ると使命を授かって奮励努力した先哲達の善言や忠言等は、本人達の血となり肉となり、そして世界の事となり時となり、やがて、歴史に洗練されて、恒久的に重要な平生の宝庫となり、そして私のような志を懐き続ける者にとって、決して忘れることの無い箴言・格言等と成るのです。これは、生死に時空を超越した「『温故知新』即ち『死者から生者への先験的かつ現実的な相承』の人材育成」ではないでしょうか?自分は正にこの育成に由って、極めて特異で独創的な内界と、危機的で挑戦的な生き方を築き上げては、志を以て己の道を歩み続けております。

 会長も御存知のように、私達の国勢に国政、そして私達の町勢に町政は、「現状維持」・「事勿(なか)れ主義」・「知らぬが仏」等のような病魔(むち)に深く侵されてから久しく、そしてその重篤ぶりは、もはや治療不可能な末期の状態です。これは日本人達の極めて怠惰で暗愚な「選択」であり、そして天命です。ですが私は、「人事を尽くして天命を待つ」という格言に遵って、向学心・公共心・忠誠心・愛国心、そして郷土愛に市民(シビック)の(・)誇り(プライド)、要約しますと、「深い思い遣りと常しえに学ぶ決意並びに決行」を以て、最善を尽くし続けて参ります。拙作はそれを言語化・具現化した著作の一つです。

 私は以前に『律民 草の根民主主義と参政』と言う拙作を出版しましたが、この拙作は、極めて哲学的で理論的な政治思想書・政治史観・政治学的随筆です。そして私が町内会史上初の外国籍の移民として町政に参画した上に、会長と親交関係を構築でき、更には、御一緒に真摯な批判的思考に問題意識を以て、本音と私見を言い合うことが出来る仲と成れました。「嘉言善行」という言葉のように、今回の拙作が極めて日常的で実践的な町政(コミュニティ)参考書(シンクタンク)と成れるようにして出版すると同時に、会長に献呈し、そして我々の町政に秘かにかつ着実に善く貢献できることを、更には、我々の町政から実践(ドウ)知(タンク)が未来にて誕生することを、心の底から誠に強く、そして切実に願っております。

有形で可視の書物に我等の町への無形で不可視の公共心・忠誠心・郷土愛・市民(シビック)の(・)誇り(プライド)を込めて
2023年10月17日、LVN/荷進・Nguyễn(グエン) Hoài(ホアイ) Minh(ミン)・Tạ(タ) Hướng(フゥオン)・Nguyễn(グエン) Trọng(チョオン) Đức(ドゥック)

5 謝辞

 出版社の方々に深謝の念を示します。

  最後に、誰よりも、父に深謝の念を示します。快適かつ確実に生活に、研究・思索・執筆等の諸活動が出来る環境を、経済的にも物質的にも、精神的にも学術的にも、提供して下さっていることに、本当に深謝の念に堪えません。同時に、父方祖母・叔父にも深謝の念を示します。
 そして、逸早く、経済的に完全に自立しては、家計に本格的に貢献できる一員になれるように、奮励努力して創意工夫して参ります。

6 結語

  読者の皆様方、もし宜しければ、拙作のご購入と、ご感想の投稿の程、宜しくお願い申し上げます。
 拙作が、読者の皆様方が、地方自治に地方行政、住民参画や町内活動、そして市民科学や市民運動等に携わることに貢献できることを、切実に願って止みません。
 謹んで、御礼を申し上げます。
 そして、これからも、まだまだ余りにも大変拙いブログ・著作を、真剣な自己啓発や自己批判に、挑戦的な格致日新を以て、改善に発展や進歩させて参ります。

 他の拙作も、宜しければご覧くださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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