武士道入門37 なぜ武士たちは切腹をしたのか?
新渡戸稲造さんは『武士道』の第12章には、かなりのページを割いています。
それだけ説明が必要な項目だと感じたのでしょうが、何かと言えば「切腹と仇討ち」です。
仇討ちはともかく、「切腹」と言えば、海外から見れば、いちばん「異常」 な武士の慣習。まさに当時の日本人を「アイツらおかしいんじゃないか?」と野蛮人扱いする、最大の要因になっていました。
だからこそ、新渡戸稲造さんは西洋人向けに書いた本で重視したのですが、そもそも、なぜ武士たちは切腹をしたのか?
彼は、明確に答えています