NOZOMI/OFFICE法務カウンセラーHINO

法務とメンタルを融合して企業コンプライアンスをサポートする法務カウンセラー ホール営業…

NOZOMI/OFFICE法務カウンセラーHINO

法務とメンタルを融合して企業コンプライアンスをサポートする法務カウンセラー ホール営業の風営法違反リスク対策|中小企業のハラスメント対策|カウンセリング・研修・講演等 趣味:古代史妄想 社労士・行政書士・産業カウンセラーのぞみ合同事務所 https://thefirm.jp/

マガジン

  • コンプライアンスノート ~ ルールよりもこころに問いかける

    中小企業のハラスメント対策と企業コンプライアンスについて心理的側面の考察を中心に語ります。 ハラスメントトラブルの円満解決、人材育成、ハラスメント対策の導入、管理職による部下の指導、セクハラ・パワハラの予防策など。

  • 歴史チャンネル ~ 現代を知るための歴史のこぼれ話

    古代史、世界史、日本史ほかから現代を知るために意味がありそうな歴史の小話、コンプライアンスに関わること

  • 日本史7世紀の真実を知りたい

    国家としての「日本」は西暦600年代頃の出来事を土台としてつくられましたが、この時代の資料や情報はとぼしく、改ざんや誤解もたくさん含まれているようです。僕は素人の古代史好きとして、日本国の成立の過程の実像に迫るため、他の方々の気になる意見や、僕が思いついたネタなどをここに集めて思考の材料にしようと思います。 この国の歴史はまだ謎が多く、教科書では見えてこない魅力もたくさんあります。 そういたことにも触れていけたらいいなあと思います。

  • 古代史妄想~日本人が知らない日本誕生の真相

    日本史における日本国家の成立過程について考察します。 古代史を妄想する素人ですが、ネットの情報等を集積して、自分なりに考えたことをここで整理しようと思います。 日々、内容を修正してゆくことになります。

  • 業界人も知らない風営法の世界 ~ 大人の知恵と経営者の注意点

    風営法の法務を20年以上にわたって専門に扱ってきた筆者が風営法の規制を受ける業界の法律とその運用、業界の裏事情、違反摘発リスク、営業上の注意点に関連する様々なことを語ります。

最近の記事

  • 固定された記事

パワハラ対策の導入と基本的な考え方を解説

ハラスメント加害者を処分する前にハラスメントトラブルが発生したときに、加害者を罰するという方法が思いつくのはごく自然ではありますが、そのメリットとデメリットを冷静に分析して判断しましょう。 法律専門家は法的な見方しか持っていないことがほとんどです。 ハラスメントトラブルは人間関係トラブルであり、法律は本来的になじまないトラブルです。 しかし、安全配慮義務やハラスメント関係法令が気になってしまうと、会社全体の利害よりも<各人の立場の保身>に意識が向いてしまいます。 <各人の立

    • ハラスメント研修から逃げがちな管理職や経営幹部のみなさんへ

      こんなニュースがしばらく前にありまして。 町長の辞職が相次ぐハラスメント問題。職場での蔓延を防ぐには? https://news.goo.ne.jp/article/radichubu/nation/radichubu-52736.html この記事のなかでは、 職員たちが受けていたハラスメント研修を 「町長自身が受けていなかったことが大きな問題」 と指摘していました。 でも、ハラスメント研修にトップや経営幹部が参加していたケースは、私の経験ではあまり記憶がないですか

      • 帝王学の書 貞観政要

        別の記事で、私は日本の古代史と高句麗の関係について取り上げてきました。 高句麗を滅ぼしたあげく、倭国の安全保障に重大な脅威を与え、日本国家誕生のきっかけをつくったのは唐王朝。 その二代目の皇帝で、中国史上有数の名君と言われた李世民は太宗ともいわれます。 その太宗が政治に関して部下と問答した内容が後世、貞観政要という書にまとめられました。 貞観政要は帝王学の書とも言われますが、皆さんは帝王学ってどんな内容だか想像できますか? 日本人が今でも漢字を使っているように、東ア

        • 人事部長がパワハラをしている会社が少なくない!?

          大手企業の人事部長がパワハラ加害者!?会社におけるハラスメント対策の事実上のトップは人事部長であることが多いです。 その人事部長がパワハラで密かに問題視されているという話を耳にすることがあるのですが、最近こういうケースが意外と多いと思うようになりました。 それほど人事部長の権限が強くて、多くの社員が報復人事を恐れているのだとか。 大手企業だから我慢するという傾向もあるようです。 一部上場企業の待遇と名声を捨てるくらいなら、ハラスメントされても我慢する。 これが大手

        • 固定された記事

        パワハラ対策の導入と基本的な考え方を解説

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        • コンプライアンスノート ~ ルールよりもこころに問いかける
          16本
        • 歴史チャンネル ~ 現代を知るための歴史のこぼれ話
          4本
        • 日本史7世紀の真実を知りたい
          23本
        • 古代史妄想~日本人が知らない日本誕生の真相
          7本
        • 業界人も知らない風営法の世界 ~ 大人の知恵と経営者の注意点
          12本

        記事

          九州でオーロラが見える?

          太陽フレアの影響で世界各地でオーロラが見えるかも! とのことですが、オーロラって通常なら寒い北の方の国で見れるものですよね。 北欧とか北極圏とか。 日本でも北海道あたりでは見えることがあるそうです。 普通、オーロラは緑っぽい色のイメージですが、緯度が低い地域で見えるオーロラは赤色だそうです。 日本本土や九州でもオーロラが見えたことがありました。 それは文献に記録があるのでわかります。 1770年に観測されたオーロラは長崎でも見えたとあり、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」でも記

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          ハラスメント対策はパワハラ予防よりコミュニケーション

          基本を確認:現実を正しく認識し最適の対応を行うまず最初に、次のことを確認していただきたいです。 判断において基本的に重要なことは? 現実を正しく認識し最適な対応を行う。 これが基本ですよね。でもこれがおろそかになってしまう組織が多いのです。次に。 脳内にはリスク予想アプリがインストールされている人にはリスクを予想する能力があります。そういうアプリが脳内にインストールされていると思ってください。 ひと昔前は命にかかわるリスクととなり合わせの人生が当たり前でしたから、人々

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          7世紀から今もなお続く高座郡の謎 ~ まぼろしの古代国家の残影

          現在の高座郡はどこ?行政書士の仕事でお客さんの住民票を見ていましたら、寒川町在住の人がいまして。 寒川町は正式には「神奈川県高座郡寒川町」であることに今さら気がつきました。 現在の高座(こうざ)郡内には寒川町しか存在しないのですが、かつては大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、相模原市、藤沢市・・・とまあ、相模川と境川の間に広がる広大な郡でした。 7世紀にはすでに高座郡が存在していた記録があり、当時は「高倉(たかくら)郡」と呼ばれていましたが、8世紀になってから「高座郡」と

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          日航機墜落現場に向かおうとして射殺された自衛隊員に関する速報テロップを見た私の記憶

          1985年(昭和60年)8月12日にJAL123便墜落事故が発生した直後の、同日19時から20時頃までの私の記憶の話です。 中学生だった私は自宅でなんとなくNHKの番組を一人で見ていたところ、JAL123便が遭難したとの内容のテロップが画面に表示され、驚いた私の意識は画面にくぎ付けになりました。 そのあとのテロップで、私がさらにドキッとする内容が表示されました。 言葉を正確には思い出せないのですが、その内容は <墜落現場に行こうとした自衛隊員が射殺された> というも

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          日本人が知らない日本誕生の真相⓪ 私は日本の意味をまだ知らない

          日本の意味をまだ知らない日本国家の成立事情を知りたくて、日本史の7世紀を焦点にあてて「日本人が知らない日本誕生の真相」と題して記事を書き始めました。 教科書はもちろん、古代史の一般的な(基礎的な?)資料はおおよそ目を通しましたし、ネット情報はざっと見ましたし、YOUTUBEコンテンツも見ています。 でも、それらの情報のほとんどは日本書紀、古事記、またはその周辺の文献資料がベースになっていて、これらの情報を物語として素直につなげてみると、どうもどこかがおかしいと思ってしま

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          2050年に人口が最も減少している都道府県はココ!?なんと4割減!

          日本の地域別将来推計人口昨年末に、国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)」という資料があります。 それを元に都道府県別の将来人口をまとめたサイトがこちらにあったのですが。 2050年における都道府県別の人口推移予想興味深いのは2050年における都道府県別の人口推移予想です。 このデータは2020年を基準にしたものですが、日本の総人口は約1億2600万人。 そして2050年には1億460万人に減少しています。17%の

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          風営法と風俗営業の警察取締りや摘発の実態

          若い経営者にコンプライアンスの裏側を知ってもらいたい世の中は法律どおりではありません。 マニュアルに書いてある通りでもありません。 答えはいろいろ。そこには様々な人間の立場や都合や感情が複雑に絡み合っていて、その答えには生き方や人間性が強く影響します。 さらに一歩、大人としての感性を磨くために、世の中の実態を知るために、様々に誤解される風営法の世界を雑学としてのぞいてみませんか。 法律の解説ではなく、法律を使う人たち、その影響下で経営し、働く人たちの心理を中心にお話しし

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          人への投資をしない中小企業では対人スキルとハラスメント対策の軽視による悪循環が生じている!?|2024

          労働政策研究・研修機構の「人への投資と企業戦略に関するパネル調査(2023.10.23)」という資料です。 中小企業のハラスメント対策に関係する部分を抜粋してみました。 中小企業では賃金の引上げが目立つ中小企業、大企業ともに全体として人手不足感が強い中、「デジタル化を担う人材」の不足感が特に強い。 重視する人材確保の取組については、中小企業では募集賃金の引上げなどの労働条件の改善が、大企業では採用チャネルの多様化が目立つ。 中長期的戦略中長期的な経営戦略については、中小

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          ハラスメント相談窓口を設置する際の中小零細企業における手順と注意点2024|パワハラ防止法対策

          2022年4月から中小事業者もパワハラ防止措置が義務化されました。 中小零細事業者では、まだハラスメント対策を行っていないか、実態として不充分なケースが多いのが実情であると思います。 人手不足が深刻な企業では、トラブルの円満解決と離職防止を目指した〈意味のある対策〉を行っていただきたいので、そのための注意点を解説します。 以下は厚労省が作成した資料で、防止措置の概要やパワハラの定義などがわかりやすくまとめられていますから参考にしてみてください。 「職場におけるハラスメ

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          ガールズバーを経営するうえで注意すべきことは?をAIに質問したら|パチンコ店営業についても質問してみた

          現時点でAIが風営法にどれくらい詳しいのかと思って、少しいじってみました。 「Copilo」というのでしょうか。AIとしての精度がどんなかな、と。 「ガールズバーを経営するうえで注意すべきことは?」 で質問したところ、私がみたところではだいたい合ってました。 出典元のリンクも張ってあります。まあ、合っていて当然と言えば当然です。よそのサイトの情報を張り付けただけですから。 ChatGPTもやってみました。かなりおおざっぱですが、間違いではないです。以下のとおり。 ガー

          ガールズバーを経営するうえで注意すべきことは?をAIに質問したら|パチンコ店営業についても質問してみた

          ハラスメントトラブル防止のために経営者・管理職として自分がどうあるべきかを考えるなら貞観政要がおすすめ

          ハラスメント対策を実施するときに、 <経営トップや経営幹部がパワハラ気質> という会社があります。 そういう会社だから困っているんだなと思います。 そういう会社の経営者や経営幹部の方にどう考えてほしいかを考えて記事にしました。 仕事人としての成長を目指すことが重要私は社内の人間関係トラブルについて円満解決を目指していただき、その方法を皆さんにお伝えしたいと考えています。 私は以下の記事で、とりわけ中小企業においてはハラスメントゼロを目指すことはよろしくない理由を解説し

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          金八先生に学ぶ|パワハラトラブルを避けるコミュニケーション方法|メラビアンの法則と信頼関係

          伝えるときの3つのチェックを心掛けましょう「やれと言っといったのになんでやらないんだ。やる気ないのか。」 このようなセリフを使う人はパワハラトラブルを起こしやすい人です。 言語は不完全な道具であり、思うほどには相手に伝わらないし、誤解も起きるものです。あなたの意図が実現されない責任を一方的に他人に押しつける人は、自分には問題がないと思い込むクセがあり、これはパワハラの原因になりやすい思考なのです。 対話においては次の3つを確認するクセをつけましょう。 自分の言葉は相手に正

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