最近書評を書けていないのは読んでいないからではなく、むしろ以前より読書スピードが増したためである。本日読み終えた本をタイトルだけ記す。吉野裕子『蛇-日本の蛇信仰』(講談社学術文庫)、アルノ・グリューン著 村椿嘉信訳『従順さという心の病』(Yobel,Inc.)。
ちょっと漢文の勉強がしたいなと出勤前に本屋さんに寄って買ってみたら、面白すぎてもっと読みたい! でも働いてきますT T めちゃめちゃくだけた解説で読みやすく勉強になります。
◆「…通念とは、じっさいに観察可能な現象としては、ことばの意味の《接続》制度として存在する...」(佐藤信夫『レトリック認識』185頁).これを言葉以外にも敷衍することが可能だとすると、一の文化は「Aの次に(Bではなく)B´がくる」という接続秩序の範型を共有する。ABは行為など。