鎌倉時代に遊ぶ

鎌倉時代とクラシック音楽と古墳、和歌に興味があります。 定期的に観劇もします。 文化的…

鎌倉時代に遊ぶ

鎌倉時代とクラシック音楽と古墳、和歌に興味があります。 定期的に観劇もします。 文化的なことをメインに生活しています(仕事ではありません) 歴史を心で感じることが大切だと思ってます。

最近の記事

複写論文届く

少し前に依頼した複写論文が国立国会図書館から届いたので図書館に取りに行きました。 今日はかなりの暑さ。私の感覚では梅雨明けした気がします。 東京と関西の距離の違いからか今回の複写は関西からより時間がかかりました。 たくさん論文を集めたのでしっかり読んで知識を蓄積したいと思います。 今回は国文学の雑誌からの論文も複写。 歴史学と国文学はお互いに独立して存在しているわけですが、それぞれの蓄積された研究を参考にすればまた違った見解が導かれる。 変な縄張り意識が昔から存在している気

    • 予想以上の本入手

      昨日の記事で書いたポイント3倍の日。新刊本を中心にまた本を購入しました。 先月以来調べている築地小劇場に関係して、本を検索して見つけた本が2冊届いていました。 近代作家追悼文集成13 小山内薫 ゆまに書房 悲劇喜劇2024年7月号 早川書房 築地小劇場の開設に重大な役割を果たした小山内薫。彼についての本が何かないか検索していた時に出てきたのがこの追悼文集成。出版はまさかの1987年4月! e-honで1~2日で入荷とあるけれど古いから出せないとか言われないかドキドキしなが

      • こういう本が出る時代

        1か月に出る書籍はどれぐらいなのでしょうか。 果たしてその大半を一度は店頭に並べる書店は存在するのでしょうか。 国立国会図書館だけがすべてを所有するだけだと思うけれど東京と関西2か所にあるから、一つの場所でということにはならないか。 となるとどこにもすべてを置く場所なんてないことになる。 本との出会いは実はかなり貴重なことだということ。 講談社学術文庫から7月こういう本が出ました。 日本法制史講義 公法篇 中田薫著 北康宏編・解説 新刊ニュースで見た時とても驚きました。そ

        • ポイント3倍の日

          いつも行く書店は1日・15日・25日がポイント3倍の日なので、今日仕事終わりに行きました。 歴史の本を中心に新刊を予約しているので常に購入する本はある状態。 そこに取り置きしていない新刊本の新書や文庫を追加して購入。 たくさん購入するから知人に驚かれますが、実は購入金額を決めていてその額に近くなるように買っています。 今日も歴史の本とその他追加の本を購入して家に戻りました。 今日は書店でいいことと残念なことがありました。 残念なことはハヤカワミステリの棚が書店からなくなって

          早く読んでみたいこの本

          『人物叢書』と「ミネルヴァ日本評伝選」について今日3本目の記事を勢いで書きます。 「ミネルヴァ日本評伝選」は刊行された本の末尾にリストがついています。すでに刊行されている本とこれから刊行される予定の本が載っています。 『人物叢書』にはそういうリストはついていなく、吉川弘文館の出版図書目録かHPを見なければなりません。 さて私が早く読みたい本をざっと書いてみると 『人物叢書』では 「宇多天皇」「嵯峨天皇」「蘇我馬子」「足利尊氏」 「足利直義」「足利義教」「安達泰盛」「貞成親

          早く読んでみたいこの本

          大河ドラマに合わせて

          今年の大河ドラマは平安時代が舞台です。 ドラマで登場する人物について、前の記事で書いた『人物叢書』と「ミネルヴァ日本評伝選」ですでに刊行されている人物はいますが、まだの人もいる。 今年刊行するのが意味がある気がするので書かれる予定の研究者の方々、頑張ってくださいね。 「ミネルヴァ日本評伝選」は9月まで刊行予定が出ているので残りはあと3回しかありません。 刊行されない確率が高そうだなあというのがこのシリーズを長年集めてきた私の抱いている率直な思いです。 大河に関係する人物を書

          大河ドラマに合わせて

          壮大なシリーズ

          現在出版されている歴史書の中でずっと集めている2つのシリーズがあります。 吉川弘文館の『人物叢書』とミネルヴァ書房の「ミネルヴァ日本評伝選」 誰しも子供のころ偉人の伝記を読んだことがあると思いますが、その本格的なものがこの2つのシリーズだと言えます。 昭和60年(1985)5月の日本歴史学会代表者坂本太郎氏の『人物叢書』(新装版)刊行のことばによると 「歴史を動かすものは人間である。個人の伝記が明らかにされないで、歴史の叙述は完全であり得ない」 という信念のもとに、専門学

          壮大なシリーズ

          論文を集める

          鎌倉時代の研究論文を書く予定はありませんが、学術書以外で読んでみたい論文がたくさん存在します。 大学の図書館に出入り出来るわけではないのでなかなかそういう論文は入手出来ない。 今は国立国会図書館に論文の複写を依頼し手に入れています。 地方の図書館ではちょっとした研究論文が入っている雑誌がない(たとえば史学雑誌とか日本歴史とか) そのため複写依頼が必要になります。 CiNiiという検索フォームで探してそれを図書館に複写依頼してもらう。 非常に便利です。 論文の研究者が全員論文集

          論文を集める

          きちんと収集

          今NHKーFMでヴェルディの歌劇「アッティラ」を放送しています。 数年前のヴェルディ記念の年たくさんのオペラ作品のCDやDVDが発売されたのに、買いそびれがたくさんあって残念なことになってます。 本でもCDでもDVDでもそういうことがないよう、きちんと収集しなければいけないなと改めて思ってます。 リストを作成して把握する。 難しいことではないけれどこまめにやれば問題はない。 2024年後半はこれを目標にきちんと整理することを目指します! いい本や音楽との出会いがたくさんありま

          本棚と相談

          鎌倉時代の勉強をしていたのでその時代の本をたくさん購入していました。 論文集や研究書、伝記・評伝・概説書などなど。 それ以外に日本と海外のミステリー。 古墳を中心とした考古学の本。 和歌や歌人についての本。 小説・新書・戯曲など幅広く購入しています。 当然積読状態に。 本を読み終わると次の本を探しに本棚の前に立ちます。 今読み終わった本と同じ系統の本を読むのか。 まったく違うジャンルの本にするのか。 本棚に相談します! 歴史の本の棚、和歌の本の棚、考古学の本の棚などきちんと

          再び古書に目覚める

          京都にある大学に進学したので市内にある古書店をよく利用していました。 卒論に必要な研究書が探したら見つかってものすごく嬉しかったことを覚えています。 詳しい話はまた記事に。 ただ学生にとって頻繁に古書店に行くことはお金が続かず大変なこと。 古書店に行くことをやめることにしました。 あれからもうかなりの年月。 京都から地元に帰ってきて再び古書店巡りが趣味に! 今では検索サイトを常に確認しながら、少しずつ蔵書が増えてきています。 やはり本に寿命はない。 先月防府市の古墳散策

          再び古書に目覚める

          本には寿命はないけれど

          本が好きです。昔からずっと本を読んでいます。 どこかのチェーン店ではないですが 本のない人生なんてありえないって感じです! 行きつけの店で月に何度も購入しています。 当然全部読み切っていない。 本に寿命はありません。 書店の棚から消えても絶版になるわけではありません。 流通の関係で版元に返品されるだけ。 そうなると人の目に触れなくていずれは絶版になってしまう。 これに備えるには読みたい本を購入して積読しておくしかない! 数年前からこういう方針に変えて本を集め始めました。 海

          本には寿命はないけれど

          減少する書店報道に危機感

          文化に関する暗い話題が多い世の中ですが、書店数減少の記事ほど本好きにこたえるニュースはありません。 有名な大型書店や町の本屋さんを含め、かなりの数で減少しているのが今の現状です。 昔はちょっとした商店街には小さな書店が必ずあったものでした。友達との待ち合わせに使ったり、夏休みに立ち読みしながら涼みにいったり。 雰囲気のいい最高の空間が書店でした。 出版不況が報じられて以降そんな書店が減り続けています。 コミックスが出版業界の売り上げを底上げした時代もありましたが、多くの方が

          減少する書店報道に危機感

          疑問を持ってそれを証明する

          歴史を研究する時はもちろんですが、ある事柄に疑問を持ってそれについて調べてみるということが大切です。 山口県は中世長門国と周防国に分かれていました。 新幹線の駅は新下関・厚狭・新山口・徳山・新岩国と5つあります。それだけ東西に広い県です。 長門国にも周防国にも「阿弥陀寺」があります(長門国の阿弥陀寺は今は神宮になっています)。 同じ漢字ですが読み方が違います。 長門の方は「あみだいじ」と読みます。 平家が壇ノ浦で滅びた時、安徳天皇の遺体を引き上げた漁師の網が尊いことから、網

          疑問を持ってそれを証明する

          築地小劇場100周年

          2024年は築地小劇場が出来て100周年になります。関東大震災を経て作られた築地小劇場。 終戦前に焼失して今はもうありませんが、築地を原点とする劇団が今も活躍しています。 築地イムズというものがあるとすればそれをずっと受け継いで来ているわけで、これからもその想いはさらに次の世代に受け継がれていくことと思います。 令和の今、劇場でお芝居を観るということを普通のこととしている人がどれぐらいいるでしょうか。 日常と違う空間で生の舞台の役者の熱い想いを感じる楽しさ! 取り直しのきく

          築地小劇場100周年

          歴史を心で感じる

          歴史の授業を小学6年の時に学んで以降、ずっとそばに歴史があり常に様々なことを学んできました。 鎌倉時代に興味を持ったのは、生まれた県が幕末に中心となった県なのでその話ばかりすることに辟易していたからで そもそも鎌倉幕府にも室町幕府にも幕末があるではないかとハタと気付いたのがきっかけでした。 その頃ちょうどNHK大河ドラマが「太平記」を放送していて鎌倉武士がものすごくカッコ良く、鎌倉を守るために命を懸けて戦って散っていったことに感動しました! その事実をほとんど知らなかったこ

          歴史を心で感じる