正直、死ぬのは全然怖くないなと今は思う。父の件で間違いなくわたしの死生観は変わった。死に際に痛いのとか怖いのとか辛いのは嫌だけど、死んでしまうことについて、死後について、そして生きることについて熟考する機会を経た今は、死そのものに対する恐怖はない。肉体や意識から離れるただそれだけ
怖いこわい怖いこわい怖い。 何気ない日常の中で突然心の底から声がする。 小さい自分が「こわい」と叫んでいる声。 誰でもない、何でもないことに怯えてる。 神聖なものを傷つけないよう過剰に畏怖してる。 必死に小さな自分を宥めて過ごす。 そんな夕方もあるんだよ。