田川ミメイ

日がな いちにち 夢うつつ。(ネットであれこれ書いていたら、いつのまにかモノカキに)(…

田川ミメイ

日がな いちにち 夢うつつ。(ネットであれこれ書いていたら、いつのまにかモノカキに)(が、只今門外漢にてあれこれ修行中)(からの)(そろそろコトバの世界に)(回帰)(「たまごまる杯」スター賞頂きました) Official https://mimei-info.jimdo.com/

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  • トルタリ(トルニタリナイコト。シャシンと呟き)

    シャシン。と、日々のあわいの呟き。 思えばずっとそんなブログを続けてきたのでした。 http://blog.livedoor.jp/mimei14/

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    気になる詩歌・小説・随筆・言の葉に写真を添えて。

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    エッセイを書くと小説のようと言われ、小説を書くと随筆?と訊かれる。けど、エッセイは、エッセイで、フィクションにあらず。(たぶん)

  • とりまぜて(日記雑記お知らせ)

    日記、呟き、お知らせ、伝えたいこと。作品以外の括れないもの、とりまぜて。

  • そら。

    空が好き。雲が好き。 で、ついつい撮ってしまう。 保管庫に閉じ込めていた空。 解放。

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眠る月

暁に夢を見た。 月が、田んぼに埋まっていた。 ざくざくと耕された夜中の田んぼに。 盆のように平たくて丸い月は、 黄色く、明るく、 公園の砂場ほどに大きくて、 その丸い曲線の端だけを見せて、 静かにそっと横たわっていた。 てのひらで、すりすりと土をはらうと、 月は、ひんやりと冷たくて、 人肌くらいに柔らかく、 ゆっくり、ゆっくり、呼吸をしていた。 傷つけないよう、少しずつ、 少しずつ土をはらうと、 あらわれた部分は尖っていて、 三日月だと知ったのだった。 それだけの夢。

    • 団体行動が苦手な鳥っているだろうか。 わたしが鳥だったら、気づいたときにはいつもはぐれて、ぼんやり電線にとまっていたりする、んだろうなぁ。

      • 今年は柿が豊作なのか、烏がよくつついてる。 ウチには庭も、むろん柿の木もないので、八百屋さんに並ぶ柿をひとつ買って帰り、小さな木皿にのせ、リビングに鎮座ましましたそれをしばらく眺め、がまんしてがまんして眺めつづけ、もう熟しすぎーっていうときにようやく頂く。 美味しいよね。熟柿。

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        • 団体行動が苦手な鳥っているだろうか。 わたしが鳥だったら、気づいたときにはいつもはぐれて、ぼんやり電線にとまっていたりする、んだろうなぁ。

        • 今年は柿が豊作なのか、烏がよくつついてる。 ウチには庭も、むろん柿の木もないので、八百屋さんに並ぶ柿をひとつ買って帰り、小さな木皿にのせ、リビングに鎮座ましましたそれをしばらく眺め、がまんしてがまんして眺めつづけ、もう熟しすぎーっていうときにようやく頂く。 美味しいよね。熟柿。

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          発光するドッグイヤー。 (不思議に思って撮ってみたのが数日前。で、ええと。これは何の本だったろう。心当たりを捲ってみても該当なし。手がかりは、211頁に「海老」の文字)

          発光するドッグイヤー。 (不思議に思って撮ってみたのが数日前。で、ええと。これは何の本だったろう。心当たりを捲ってみても該当なし。手がかりは、211頁に「海老」の文字)

          睡の花、そして、瓜南直子。

          毎年、蓮を見に行く。 歩いて10分ちょっと、高校のグラウンドの傍らに、蓮池がふたつある。ひとつの池は、白い花ばかり。もうひとつは、赤ばかり。 今年はちょっと出遅れて、7月の半ばに行ったらば、白い花はもうほとんど終わっていて、赤い方は青々とした茎と葉が丈高く繁っていた。 池の端の木陰にはベンチがあって、水辺の風はさらさら涼しい。 ベンチでゆっくり景色を眺めたり、本を読んだりするミメオをよそに、わたしはカメラを片手に池のまわりをうろうろする。 傘のような大きな葉を従えて、天を仰

          睡の花、そして、瓜南直子。

          「わたしの教科書」

          おもしろい。 ミメオがTVで見て、ミメイが好きそうだからと調べておいてくれたコレ。 「わたしの教科書検索」 "あなたの生年月日から、小学生・中学生のころに使っていた国語の教科書をお調べします。" なるほど。と、やってみれば、たちまち小学校1年から中学3年までの教科書の表紙が。 おお、と思ったものの、すぐにうーんと首をひねる。 覚えていないのだ。 どんな教科書だったか、きれいさっぱり忘れてしまっているので、「ああ。これよこれ!」という懐かしさが襲ってこない。 ただ、小5の

          「わたしの教科書」

          詩集『健やかな胸』中村梨々

          現代詩書き下ろし一詩篇による詩集 懐紙シリーズ第十集 『健やかな胸』中村梨々 (阿吽塾刊) 彼女については、これまでも何度か書いてきた。けっこう昔(むかし?)からのモノカキ仲間なので梨々ちゃんと呼ばせてもらっているけれど、「中村梨々」はれっきとした詩人だ。才能あふれる、敬愛する詩人。 梨々ちゃんの詩は、独特だ。そのリズム。ことばの選び方、削り方、翔び方、墜ち方、潜り方、噴き方、歩き方、駆け方。そう、駆ける。梨々ちゃんの詩の一番好きなところは、そのリズムだ。 一行目、二行

          詩集『健やかな胸』中村梨々

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          あこがれし

          久しぶり。

          今日。商店街を歩いていたら、ふと目にとまった看板。 くっきりとした隷書で、「南瓜」 あの字を見ると、カナンちゃんを思い出すよね。 とミメオに言って、あ、と思った。 今日は6月7日。 11年前、彼女が兎神国にのぼった日。 そっか。カナンちゃん、声かけてくれたんだね。 ミメちゃん、久しぶり、って、 看板の陰から、手を振ってくれたんだ。 だから今夜は時を戻して辿りゆく。 ネットのあちこちにいるカナンちゃんに逢いに行く。

          『明日食べられるのだ、と牛は言った』

          もし自分が、死んだあと誰かに食べられるさだめなら。 最後には誰かに食べられる命だとしたら。 どんな心持ちで生きていくのだろう。 まあ、たぶん。 たいていの牛や豚や鶏は、 そんなさだめなど知らずに生きているのだろうけれど。 でも自然界には、 喰うか喰われるかで生きているもの達もいるのだから、 そんなイキモノたちは、 自分もいつか喰われるのだろうと知っているのかもしれない。 いつ、どんなふうに、命を終えるのか。 無になるのか、どこにいくのか、生まれ変わるのか。 そんなふうに思い

          『明日食べられるのだ、と牛は言った』

          門番は言った。

          門番は言った。

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          雨にうたれて

          雨にうたれて

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          春のスイッチ(短歌写真)

          春のスイッチ(短歌写真)